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「俺が厳しくしすぎてしまったのかな。」

私の両親はやりたいことはなんでもやらせてくれた。
これをやりたいと言ったら「やってみれば。」と否定も肯定もされなかった。
「勉強しなさい。ピアノと習字とスイミングと、、」などと親が子供にやらせたいことをやっているような子がいるなかで、わたしは自由で自分の意思で決められるよう育てられたのだと思う。

両親にはとても感謝している。

「俺が厳しくしすぎてしまったのかな。」

これは初詣に父と2人で行った時、
ぼそっと父が言った言葉。
神社で小さな子供が「これがほしいぃぃ〜」と駄々を捏ねていた時、「私が小さい頃駄々捏ねたりしなかったよね。」と何気なく私が過去を思い返していたら言われた。
私は父に
「全然厳しくないでしょ。なんでも自由にやらせてもらったし、勉強しなさいとか言われたこと一度もないし。ただ元々真面目な性格だっただけだよー」
と言ったが、父のこの言葉はすごく心に残った。

私たち姉妹は考えすぎる真面目な人に育った。

小さい頃、私は正解を求めていた。
どうしよう。何がいいんだろう。と悩んでいた時でも、両親はいつも「自分で決めなさい。」と言った。なんで正解を教えてくれないんだろう。ひどい。と思っていた。
小さな頃は両親や先生が絶対的存在である。
子供の私は両親から褒められたいと思っていた。それなのに何をすればいいのか教えてくれない両親。
小さな私は「勉強してる子供は偉い」などわかりやすい世間体のようなものに執着していったような気もする。
そうして作られた偉い子。真面目な子。周りの目を気にして考えすぎてしまう子。

親がこれをしなさい。あれをしなさい。と全て決めてしまうのも子供の自律性を削いでしまうと思うが、右も左もわからない子供にとって自分の道は自分で決めなさい。も難しい。

もし将来、私の子供ができた時どうすれば良いのだろうか。両親のことはとっても尊敬してるが、私の子供に自分のような子に育ってほしいか。と言われると悩ましい。

親の責任って重すぎないか。


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