元・天然モンスターが「しゃぶ葉」に挑戦! 仕事のできる転職マンの昼飯の流儀(エッセイ / 料理 / 心を満たすひとりご飯)by 新しいカメラ―っ!
わたしは天然ではない。元・天然だ。
社会人経験が、数々の転職が、わたしを真人間にした。
もう何も怖くない。
最近は「天然」ではなく、ASD、ADHD、HSPのような分類を使うみたい。
真人間は、ひとりご飯も恐れない。
今回は、すかいらーくグループのしゃぶしゃぶ食べ放題・バイキング「しゃぶ葉」に初挑戦することにした。
「しゃぶしゃぶ」というシステマチックな響きがやや引っかかったが、まあなんとかなるだろう。

(さっそくブレてる?)
ラッキー。席が空いてた。
エントランスの端末に来店人数を打ち込み、スムーズに入店することができた。
ふむ、すべてセルフでやる感じなのだな。
機械に指示された席へ行く。

む、初期装備がこれ!
一定のハードルがありそうなことを覚悟した(初めて来ましたから)。
うん、わかってる、わかってる。
かつての自分なら、この鍋を取り皿と勘違いして、鍋を抱えて店内をうろつくところだが、そうではないとわかっている。

まずは落ち着いてシステムを把握するのだ。
マニュアルを読もう。すなわち、メニュー。

じっくり時間をかけてメニューを解読した。
なるほど。コースを選ぶ。コースによって食べられる範囲が決まってくる。野菜はどのコースも共通して付いていそうだ。
これをnoteの記事にするならば、いろいろなものが選べる高いコースにすべきだろう。
理性でそう考え、実際に選択したのは、一番安い豚バラのコースだった。

タブレットに入力する段になって、もっとお得なコースを発見したので、「ランチ豚3皿セット(60分時間制限)」にした。
理性。「おまえはどんだけケチなんだ!」
わたし。「え、そうじゃないよ。豚しゃぶが好きなんだよ。家でもいつも豚しゃぶだし、そのほうが比較できるでしょ! それに……(略)」
しょうもない心の会話がありつつ、こうして「しゃぶ葉」の幕が上がった。
制限時間は50分!(本当は60分なのに50分と勘違いした)
わたしはなぜか時間制限で自分を追い込んだ。
注文後、タブレットに「ご用意している間、野菜をとってきてください」と出てきたので指示に従う。
そうだ! 野菜!
わたしは昨日飲み過ぎたこともあって、野菜をたくさん食べたかった。


(キクラゲもあった!)
席に戻ってくると鍋と肉が用意されていた。

ここまでは順調。さあ、内なる敵(元・天然)との戦いだ。
野菜と肉をスープでぐつぐつさせるのはわかる。
しかし、どうやって食べる?
うちではポン酢で食べてるけど……
ここは慎重に行こう。

テーブルに備え付けられているものは醤油のみ。
社会人経験で鍛えたわたしのコンピューターが答えを弾き出す。
つまり、「醤油で食べるのがデフォルト」の確率90パーセント。
たれを入れる用の皿をとってきた。
うん、わかってるよ。

お皿の底に醤油を軽く入れるだけにした。
そして、野菜を付けて食す。
うん、違う。
さすがに味が濃すぎる。
やっぱりポン酢的なものがあるんじゃないの?
店員さんに聞くと奥に「たれBAR」なるものがあった。

これで装備がそろった。
あとは美味しくいただくだけ。
おっと、もうひとつ注意点が。
肉を取るときは赤箸を使ってくださいと注意書きに書いてあった。

そうだね。気を付けないと。
今度こそ食事をスタート。

うん、美味い!
夢中になって食べていると、赤箸でそのまま食べている自分に気づいた。
アウチ!
まあ、大丈夫。一度くらいなら誰だってやるミスだ。

その後は、複数の細かなトラブルがありつつも美味しく食事をした。
(細かなトラブルは、コメント欄やXで書きますね……)
しゃぶ葉。
とてもよかった。
野菜をたっぷり食べられるのがうれしい。
たくさんのキノコにたくさんの葉っぱもの、自分の身体がまさに必要としているものを食べることができた。
お肉も豚バラ、豚ロースで十分満足感があった。
ひとりでもまったく大丈夫。
システムさえ覚えてしまえば無敵。
そろそろ制限時間の50分(本当は60分)になる。
またここに来たいな。
わたしは箸を置いた。
わたしが使っていたものは赤箸だった。

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