✨もみほぐしでは本当には“ほぐれない”理由──北風と太陽でわかる身体の仕組み
僕たちは日頃「コリ=硬くなった筋肉」と思いがちですが、
本当の意味での“ほぐれる”とは、
⸻
🌱 身体が
「もう守らなくていい」と安心して
自発的に緩むこと。
⸻
実は、ここに もみほぐしの“限界”と“落とし穴” があるんです。
⸻
■ 北風さんと太陽さん
もみほぐしは “北風” のやり方です。
強い風(=強い刺激)で
「コートを脱がせよう」とする北風さん。
もし風でコートを吹き飛ばせたとしても、
人は次の日には もっと厚手のコートを着ます。
「寒かったから、もっと守らなきゃ」と思うから。
⸻
■ 深部のコリもまったく同じです
深部の筋肉が硬くなるのは、
『守らなきゃ危ないよ!』
という脳からの防御命令。
これは“悪いこと”じゃなくて
身体があなたを守ってくれている証拠なんです。
そして深部にある筋肉は
• 身体を支える“遅筋”(生命線)
• その奥の要の筋肉(循環・姿勢を支配)
だからこそ、
無理矢理ほぐすことはできないし、
むしろ危険だから 強く守ろうとしてもっと固くなる。
⸻
■ 深部ほど“無理矢理ほぐせない”のは当たり前
遅筋は生命線だから、
簡単に触っていい筋肉じゃない。
速筋(動作の補助筋)のように
力で押せば反応するものじゃなくて、
“身体が安心したときにだけ緩む筋肉”。
だから、
⸻
強く押す → 身体が不安 → もっと守る → もっと固くなる
この永久ループが
「もみほぐし依存」の正体です。
⸻
■ じゃあどうしたら深部は緩むのか?
答えはとてもシンプル。
⸻
🌞 太陽のやり方で
「守らなくても大丈夫だよ」と
身体に教えてあげること。
⸻
太陽は、ただあたたかく照らしただけで
旅人は自分からコートを脱ぎましたよね。
深部の筋肉も同じで、
• 身体の支え(構造)を整える
• 循環機能を回復させる
• 無理な負荷をかけない生活にする
この“安心する環境”が整ったときに、
⸻
深部は勝手にこう言います。
「あ、もう固まって守らなくていいんだね〜」
そしてスーッと、自発的に緩んでいく。
これが本当の“ほぐれる”です。
⸻
■ だから僕は「もみほぐしで治療はできない」と感じた
りなちゃんの20年の慢性コリが改善し始めたのは、
強く押すのをやめてからです。
北風の方法ではなく、
太陽の方法──
つまり 身体が安心できる環境づくり を始めたら、
あの頑固だった深部のコリが、
本当に、自然に、勝手に緩み始めました。
⸻
■ “依存からの卒業” は
北風をやめて太陽を選ぶところから始まる
僕がこの投稿で伝えたいのは、
もみほぐしを否定したいのではなく、
⸻
深部のコリは
「押してほぐすものではない」
「安心させて緩ませるもの」
という 身体の本当の仕組み。
⸻
そして、この仕組みを知っただけで
救われる人がたくさんいると本気で思っています。
もみほぐし依存編の最後に
この“太陽の話”で締めくくりたかった理由はそこにあります。
