「しつけは犬のストレス」じゃなかった、あの数秒に隠れていたもの
「おすわり!」の声に、ぴょこんと跳ねる。
それを「我慢の時間」だと思っていました。
でも、わんこにとっては、ほんとうに、そうなんでしょうか。
ドッグランで見かけたわんこは、まだ若いビーグルでした。
「おすわり」の合図に、全力で応えようとして、足元がもつれる。
ちょこんと座るまでに、数秒。
そのあいだ、まっすぐに飼い主さんを見上げていました。
「うち、しつけ、ほとんどやってないんです」
隣にいた方が、苦笑いしていました。
「厳しくするの、かわいそうで。ストレスになりそうで」
その気持ちは、わかる気がしました。
わんこに我慢をさせている、そんな感じがしていたからです。
しつけは、わんこにとって、ただの我慢なんでしょうか。
それとも、なにか、別のものなんでしょうか。
ただ、しつけのことを調べていたら、ある研究に行き当たりました。
トレーニングが、わんこの心になにをするのかを、調べたものです。
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