Hapbeat 活動報告 2026年5月
Hapbeat の山崎です。5月は、無線版 Hapbeat および Unity SDK を外部の方に試していただくための準備を大きく進めた月でした。
無線版 Hapbeat はどなたでも無償でお貸し出しできますので、ぜひお申し込みください!お申し込みはこちら
各トピックは以下のカテゴリに分類しています。
(該当なしの場合は打ち消し線)
プロダクト関連:販売するプロダクトの開発や進捗など
イベント関連:イベントや展示会への出展報告・準備など
検証・広報・その他:今後の方針に関する検討や広報活動など
プロダクト関連
Unity SDK とドキュメントサイトの公開準備

4月から開発を始め、ようやく5月末頃に使っていただける形で公開できました。SDK の利用イメージについては、ぜひ Getting Started を読んでいただければと思います。
ドキュメントはまだ AI で生成したままのページも多いですが、環境整備から Unity 経由で Hapbeat から振動を出すところまでは山崎が監修していて、スムーズに動作確認できるようになっていると思います。

Docs の外観については、Claude Design で大まかなイメージを作ってもらい、その後コーディングエージェントへの引き継ぎ書を出力させて、Claude Code で細かいところを詰める流れで行っています。
8割くらいまではすぐにできるのですが、細かいロジックの修正や左右のカラム幅、レスポンシブ対応などは、都度修正指示を出していく必要があり、それなりに時間がかかりました。現状は個人的に満足できている UX デザインになっていますので、ぜひご覧ください。
ただ、昨今の開発で生成 AI を使わないことは考えにくいので、正直なところ、ドキュメントサイトを人間が読みやすい形に整える意味がどの程度あるかは疑問もあります。意味があるとしたら、Hapbeat を使うかどうかを判断する際に、ドキュメントの充実度やサポート体制などが、人間にとっての判断材料になる点だと思います。
AI 支援で組み込む ページにも記載しましたが、人間が読みやすい文言や、スクリーンショット・動画の用意に時間をかけるよりも、AI に指示して情報の抜けがないようにし、AI への引き継ぎ用の AGENTS.md などをリポジトリトップに置いておく程度に留めて、さっさと他の SDK 公開に注力した方が良いと考えています。
サンプルシーン(showcase)の作成

Unity SDK での実装方法を網羅的に紹介する showcase シーンを作成しました。SDK > Samples からすぐにインポートして試すことができます。
紐づけ(Wiring) — ゲーム内の出来事と、再生したい触覚フィードバックを結びつける
→ Collision Trigger、Animator State Behaviour、UnityEvent Trigger などの コンポーネント / Behaviour 経由、またはスクリプト直書き触覚フィードバックの調整(Tuning) — 再生方式・振動波形の設定・強度・対象デバイス・動的 modulation を整える
→ Hapbeat Event Map に集約
という2段構成でうまく整理できたと思います。このような構成は最初からはっきりしていたのではなく、実際に showcase を作成していく中で整理できていったものです。SDK を使いやすいものにするためにも、サンプル作成を通してユーザー目線で改良していくことが重要だと改めて感じました。

無線版 Hapbeat の試用キャンペーン準備
無線版 Hapbeat の Unity SDK およびドキュメントサイトを公開しました!
— Hapbeat (@HapbeatOfficial) May 30, 2026
あわせて、Hapbeat の無償貸出も実施しております。個人・法人問わず、どなたでもご利用いただけます。
ご自身のコンテンツ・作品・研究などに触覚要素を加えてみたい方は、ぜひお試しください!https://t.co/ord8QAgAnf
各種公開に合わせて、無償貸出プログラムを開始しました。最初の2週間は条件なし、その後もデモ制作を行うのであれば、数か月単位の長期貸出も可能です。ぜひご利用ください!

余談ですが、キャンペーン関連のフォームや OGP 画像についても、Claude Design で構成などの素案を出してもらい、そこから適宜調整や素材差し替えを行っています。1から生み出すのではなく、上図のように複数案を目で見て、細部を適宜変えながら調整できます。最善かどうかは分からないものの、ある程度ポジティブに納得できるクオリティを出すことは容易になったと感じます。
最終的に選ぶのは人間なので、これからはユーザーの審美眼や感性がより一層重要になるように思います。
今回作成した Unity SDK の設計を基に、今後 Unreal Engine、Godot、TouchDesigner、VRChat など、対応ソフト・環境を展開していきたいと思います。
まずはコードベースで実装しやすい Web / Python 用 SDK を今月中に出し、6月の LODGE XR Talk でデモしたいと思います。生成 AI でブラウザゲームを作ることが流行っているので、より手軽に使っていただきたいですね。
イベント関連
LODGE XR Talk Vol.39(5/27)デモ展示

先月に続き、今月も LODGE XR Talk Vol.39 にて、Hapbeat SDK のデモを行いました。今回展示した内容は以下のとおりです。
Unity SDK Showcase デモ
Hand Interaction Demo(SDK)— Unity + Quest 3S でのハンドトラッキング触覚体験(本記事のもの)
Duo 2 + タブレット(従来の音楽+ゲームのデモ)
今回も Hand Interaction Demo は好評で、とても良い反応をいただくことができました。やはり VR コンテンツのフリーハンドインタラクション × 触覚フィードバックは、体験として価値がありそうです。Showcase のデモも簡素なものではありましたが、どのような体験・使い方ができるかを短時間で体験していただく、という目的は十分達せられたように思います。
また、先月はスマホのテザリングで Hapbeat と Quest 3S をつないでいましたが、少々ラグが目立ったので、今回は トラベルルーター TP-Link AX1500 を購入してデモに利用しました。性能は申し分なく、前回感じていたラグもほとんどありませんでした。
一方で、Meta Horizon から Quest 3S を iPad でミラーリングしようと思ったのですが、どうやら同じ LAN に接続しているだけではだめで、ルーター自体がインターネットに接続している必要があるようでした。幸い、同ルーターに USB で iPhone とつないでテザリングすることで問題なくミラーリングできましたが、盲点でした。技術的にはインターネットがなくてもできるはずですが、セキュリティや認証で必要にしているのかもしれません。実際にデモで運用しないと判明しないことは多いですが、時間的に余裕のあるタイミングで良かったと思うことにします。
6月の LODGE XR Talk にも出展予定ですので、ぜひご体験ください!
検証・広報・その他
アルゼンチンタンゴ鑑賞での導入決定

京成ホテルミラマーレ様主催「アルゼンチンタンゴ with 小松亮太」にて、Hapbeat をご採用いただきました!
S 席限定 60席で、低音楽器演奏の響きやリズムを、音だけでなく“触覚”でも体感いただけます。ダンスと音楽への没入感を高める、新しい鑑賞体験を実現できるよう、本番まで準備を進めてまいります!
下記リンクからご予約受付中ですので、ご興味をお持ちの方はぜひご検討ください!
6月の予定
無線版 Hapbeat の基板改良
Web & Python SDK リリース
LODGE XR Talk Vol.40 デモ予定
ビジネスプログラム1件応募予定
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まだ Hapbeat を未体験の方は、ぜひレンタルをお試しください!
法人のお客様も大歓迎です!Hapbeat の試用・ご購入、イベント活用、その他 Hapbeat に限らず触覚技術の活用にご興味がある場合はぜひ下記フォームよりご相談ください!
