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小さな息遣いに、助けられた夜

仕事で気が張っていたせいか、
昨晩はベッドに入ってもなかなか眠れなかった。
頭は疲れているはずなのに、
神経だけが冴えているような感覚だった。

考え事をやめようとしても、うまく切り替えられない。
そんな夜。

ふと、隣で眠っている子どもの手を
そっと握ってみた。

小さな手の感触と、かすかなにおい。
規則正しい息遣いと、じんわり伝わる体温。

その呼吸に、
自分の呼吸をそっと合わせているうちに、
気持ちも少しずつ落ち着いていった。

何かを解決したわけでも、
考えが整理されたわけでもない。
ただ、神経の緊張がほどけて、気づいたら眠っていた。

まるで、
子どもに寝かしつけてもらったみたいだと思った。

それが、うれしくて、ありがたかった。

今朝の目覚めは、
なんだかいつもより少しだけ優しい気がした。

理由はよくわからない。
でも、確かに助けられた夜だった。

考えるより先に、
安心することもあるのだと、あとから気づいた。

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りんこ|ワーママ×公認会計士 ポチッと⭐︎