見出し画像

大事なひととの関係の深め方〜話し合える夫婦になるために〜

はじめに

「この人と、ちゃんと話し合えるようになりたい」
私は、ずっとそう思っていた。

いつも話そうとすると逃げる旦那。
話せても、お互いに言葉をぶつけ合うだけ。

沈黙が部屋を満たして、空気が重たくなるだけだった。

そんな20年の時を経て、ここ数年は、私がずっと待ち望んでいた“話し合える夫婦”になっていることに気づいた。

「なりたい」とは思っていたけれど、そう思ってる時はどうやってもなれなくて、気づいたら話し合える夫婦に“なれていた”。

皮肉なもので頑張ってた時はできなかったことが、心の余裕を手に入れたことで自然と私たちの形を変えていた。

それで思ったの。
“話し合える夫婦”って、最初からそういう相性の人たちじゃないんだ。きっと、時間をかけて「作っていく」ものなんだって。

話し合いができないのは「愛がないから」じゃない。
最近、そんなふうに思うようになった。

ただ、どう話せばいいのか、知らないだけなんだよね。

怒ったり、黙ったり、逃げたり——それも全部、
自分を守るために出てくる反応なんだと思う。

でも、お互いに“守る”ばかりでは関係は育たない。
私たちが本当に欲しいのは、“守られる安心”と“分かり合える温度”の両方だから。

私たち夫婦は話し合える関係を手にするまで、とても時間がかかってしまったけれど…

私がやってきた道のりを分解して伝えれば、もっと簡単に今悩んでいる人がパートナーと話し合える関係になれるのでは?
そう思って、分かりやすく書いてみようと考えたの。

そう考えていた時に、知りたいと言ってくれた方がいたから「話し合える関係を育てる」ための手順を分かりやすく整理して書き記していくね。

第1章:なぜ、私たちは話し合えないのか

夫婦で話し合おうとすると、いつの間にか“正しさの戦い”になってしまうことがある。

どちらが正しいか、どちらが間違っているか。

でも、その正しさの戦いの裏で起きているのは、ただの自己防衛反応なんだよね。人の脳は「責められた」と感じると、危険を察知して“戦うか逃げるか”のモードに入る。

これを心理学では『闘争・逃走反応』って呼ぶんだけど、まさにそれが、夫婦喧嘩の典型的な形。

だから、怒ってるときに冷静に話すなんて、生理的に無理があるの。

そしてもう一つの理由は、“分かってもらえない悲しみ”を、うまく扱えないこと。話し合いの場で涙が出そうになる瞬間、多くの人は「弱さを見せたくない」と思ってしまう。

でも本当は、その弱さこそが、関係を深めるいちばんの入口なんだよね。

「責めない言葉」を選ぶ練習から始めよう

話し合いがうまくいかないときって、たいていどちらかが“責められた”と感じた瞬間に終わっているから。

「どうしてそうなの?」
「なんで分かってくれないの?」

この言葉には、本当は“悲しい”とか“寂しい”が隠れているのに、相手には“非難”として届いてしまう。

だから私は、ある日から少しだけ言葉を変えてみた。
どんな風に変えたのかって言うと…

**これより先はご購入いただけると読めます**
話し合える夫婦になるための実践ワークが5つ含まれています。

ここから先は

5,712字 / 4画像

¥ 4,900

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?