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「力みがない」のに速い理由。トップ選手に共通する“足元からの連動”と“上に伸びる軸”

こんにちは!接骨院が運営する運動教室「ハピトレ」です。

スポーツの現場で「もっと腕を強く振れ!」「もっと力を入れて走れ!」と指導された経験はありませんか?
しかし、イチロー選手や陸上のトップアスリートたちの動きを見ていると、全く力みを感じさせず、リラックスしているのに驚くほど速いですよね。

今回は、なぜ「力みがない」のにパフォーマンスが高いのか、その秘密である「下からの連動」についてお話しします。

腕は「振る」のではなく「振られる」

走る時に腕を一生懸命に振ろうとする子供は多いですが、足の動きと腕の動きがバラバラ(分離)になってしまっているケースをよく見かけます。


実は、トップ選手たちは意図的に腕を力強く振っているわけではありません。
足が地面を捉え、その力が身体を上に押し上げることで、結果として「自然に腕が振られている」のです。
イチロー選手の対談などでも「力抜いているようだけど速い(ゆっくり見えるけどスピードがある)」ことが理想だと語られていたように、下(足元)からの力が無駄なく上に伝わっている状態(連動)こそが、最高のパフォーマンスを生み出します。
マイケル・ジョンソン選手やウサイン・ボルト選手が力みなく速く走れるのも、無駄に頑張っているように見えなくても、身体的には下からの力がしっかり伝わっているからです。

「締める」だけでは不十分。「上に伸びる」ことで軸が完成する

では、下からの力を上に伝えるためには何が必要なのでしょうか?
足元が安定していても、その力が上に伝わっていなければ身体は分離してしまいます。
大切なのは、骨盤やお尻周りがキュッと「締まる」ことと、そこからさらに「上に伸びる」ことです。


例えば、骨盤や腰をサポートするスパッツやコルセットがありますよね。
これらも、ただ局所を「締める」だけのものでは、外した時に身体の筋力として強さは保てません。
そこが締まることによって、身体の軸が「上」にスーッと伸びていく(上に力が伝わっていく)ことが理想なのです。

ハピトレで開発しているインソールも同じ考え方です。
ただ足元を安定させるだけでなく、その安定が身体の上までしっかり伝わり、「締まって、上に伸びる」状態を作れるかどうかを最も大切にしています。

本当に「軸が入っているか」をどう評価するか?

身体の軸がしっかり入り、力が連動しているかを確かめるために、身体を押して「グラグラしないか」をチェックするテスト(評価法)があります。


しかし、この評価法には難しい点があります。
押す力の加減で結果が変わってしまったり、受けた本人が「さっきと押し方が違うんじゃないか?」と疑念を持ってしまったりすることがあるからです。
意識的に「おっ」と思わせることで、一時的に姿勢が良くなっている可能性もあります。


指導者や親から見て「いい姿勢になった」と思うだけでなく、本人が心から「腑に落ちて納得する(これが一番動きやすいと実感する)」評価や感覚を見つけることが、本当に使える身体を作るためには重要です。

おわりに

「もっと力を入れろ」という無理な力みは、身体の連動を止めてしまいます。

足元が安定し、そこから身体が上に伸びていく。
その結果として腕や足が自然に動く。
この「がんばらない連動」が、ケガを防ぎ、スポーツのパフォーマンスを劇的に引き上げます。 ぜひ、無理に腕を振るのをやめて、足元からの「伸び」「連動」を感じてみてくださいね!

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