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サイコセラピスト 【パトリシアの詩 3】



拒絶

あなたはわたしの国を貶めた
あなたはわたしの母語を見下した
あなたはわたしの言葉を退けた
あなたはわたしの居場所に火を放った

たとえ外国語で言われたとしても
あなたが何と言ったか、わかる
あなたが自らの言葉を否定したとしても
わかった、と思っている

手がかりを与えられることなく
わたしは目を眩ませられた
闇のかけらに
わたしは汚された

あなたの野心に惑わされた
あなたの嘘にうちのめされた
その偽善がわたしを苦しめる
わたしたちに災難をもたらす

軽蔑でわたしを破壊したあなた
わたしの言葉を阻んだ
侮辱がわたしをしぼませる
それがわたしを黙らせる

あなたは理想を追いもとめた
あなたは運を追いもとめた
わたしが誰かを見誤ったあなた
わたしを隠そうとする

これが、ワタシなの
あなたが見てたワタシじゃない
あたしのことをどう見てたわけ?
そうよ、わたしはラティーナ、あなたにはわからない

で、結局のところ、あたしを何だと思ってるの?
いい? あたしはメキシコ人なの
太陽が昇るところ
どこも山は肥沃

生まれ故郷からやって来たわたし
山が湖に姿を写す場所
わたしが誰なのか見せてあげる
月の泉の鏡に映して

生まれ故郷からやって来たわたし
だから糞の上を歩いたって
汚されたり、塗(まみ)れたりしない
むしろ、美しくなるくらい

わたしはこの町の人間
この世の天はここに生じる
わたしはラティーナ、メキシコ人
運良くも、この土壌から生まれた者

つまるところ、わたしはわたし
アステカの、うつくしき、メキシコの民
偉大なる神殿があって
スペイン語を話す国

わたしにとっての不幸
わたしの土地にとっての不運
あなたがここに所属することが
あなたの抗いを気の毒に思う

訳:だいこくかずえ

この詩について

その人は当時付き合っていた男と一緒に海外に渡った。男の方はその国の言葉が話せたが、その人は話せなかった。男の態度に変化が現れた。土地の人がそばにいるとき、男は自分の国の言葉(スペイン語)で話さなくなった。ときに沈黙した。それを「懸念」と説明していたけれど、母語を恥と感じている風だった、と女性は言った。男が自らの母語を否定している、そのことに彼女は傷ついた。なぜならそれが二人の共通語であり、彼女が唯一自由に話せる言葉だったから。あるとき、一人の女性が彼に二人の関係を尋ねた。男は笑って答えなかった。男は自分の出自を恥じ、付き合っている女を恥じ、自国を恥じていた。なぜメキシコ人でありラテン系であることを恥じなければならないのか、そのことにその人は傷ついた。


El rechazo

Criticaste mi Nación,
Despreciaste mi lenguaje,
Evitaste mi palabra,
Quemaste mi paraje.

Y aún en otro idioma
Entendí lo que decías,
Y aun negando tus raíces, creí,
Creí que te entendía.

Sin hallar respuesta alguna,
La visión que me cegaba,
Aquel trozo de oscuridad,
Que en mi vientre mancillaba.

Cegada tu ambición,
Destrozaba una falacia,
Infortunio disimulo,
Llevando a la desgracia.

Rompiendo con desprecio,
Evitabas mi palabra,
Marchito vilipendio,
Silenciaba mi muralla.

Perseguiste un ideal,
Perseguiste tu destino,
Confundiendo mi identidad,
Ocultándome en el camino.

Y al final SOY lo que SOY,
Más no lo que veías…
¿Qué fue lo que creíste ver?
Si SOY LATINA y no entendías.

Y al final ¿qué crees que soy?
SÍ YO SOY MEXICANA,
Allá de donde surge el Sol,
Tierra Fértil de Montaña.

Soy de donde soy,
Donde el lago en su reflejo,
Te hace ver como yo voy,
Ombligo de Luna como espejo.

Soy de donde soy,
Y aún si camino sobre estiércol,
No me ensució, no me hundo,
Al contrario, me embellezco.

Soy de esta Ciudad,
De donde emana este Cielo,
Soy Latina, Mexicana,
Por fortuna de este suelo.

Y al final soy quien soy,
Azteca, hermosa, mexicana,
Donde está el Templo Mayor,
País de habla hispana.

Fortuna adversa para mí,
Infortunio para mi Tierra,
Que pertenezcas aquí,
Lo siento mucho por tu guerra.

自己紹介 (パトリシア・ペラル)

わたしは1991年1月、メキシコ市で生まれました。6人兄弟の一番下です(3人の姉と2人の兄がいます)。家族は代々、メキシコ西部のミチョアカン州にルーツがあります。両親は農業に従事していましたが、わたしが生まれるずっと前に、家族はメキシコ市に移り、父は軍隊に入りました。父はわたしが生まれた2年後に退役しましたが、その後も軍関係の仕事を続けました。
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この詩の翻訳は、スペイン語が母語の詩人と日本語が母語の訳者の協働により、英語による対話を介して成されました。


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