アクタージュで地獄を見た
アクタージュとは
アクタージュという漫画をご存知だろうか。
ジャンプで2018年から2020年まで連載されていた作品だ。
誇張抜きに少年誌で《ガラスの仮面》をやっている漫画だった。
人気だった。このまま行けばアニメは確実だった。
しかし連載が終了した。
打ち切りだった。
作者の病気や急逝などではない。
犯罪だった。
耳を疑った?
いや、正常です。
原作者が犯罪を犯したのです
2020年8月、コロナ流行真っ只中の時期だった。
原作者のマツキタツヤ氏は、未成年の女性に後ろから自転車で近づき、追い抜きざまに胸を触ったのだ。
たまたまその女性が通報したから発覚したが、過去に同様の犯行があったという話がチラホラあったようなので、余罪があると思われる。
僕がアクタージュを読んだのは事件後、つまり連載が終わってからだったのだが、そんな人が描くような作品ではなかったので混乱した。
犯行はサイコパスなのに、人の心を感動させるようなストーリーやキャラクターを生み出している。
こんな話を思い出した。
「盗撮していた人を知ってるけど人当たりも良く、愛想も良い善人だった」
「そんなことをするような人には全く見えなかった」
僕は怖くなりました。
「え、じゃあ日常生活でも聖人君子の皮を被った悪魔がいるってこと?」
本当に怖い人は善人の皮を被っているという話も聞く。
リアルにそうなんだと実感した。
不吉な予兆
しかし同時に作画間との不穏な空気もみてとれた。
アクタージュ作画担当の宇佐崎しろ氏は、事件前マツキ氏Twitterのフォローを外していた。
それまでのやり取りも、なにやら距離を感じるものだった。
世の中の地獄
始まりがあれば終わりがある。
それは知ってるのよ。
終わり方が悪すぎた…。
こんなのないよ。
せめて病気とかだろ。
女の子の尊厳を描く人が、女の子の尊厳破壊してどうするんだ!
ガラスの仮面も完結していないし、もう完結することはないのだろう。
アクタージュも結局後味の悪い終わり方をしたが、人生こんなもんだと割り切るのがいいね。
