いい銘柄を、安いときに買う ―IR情報から考える、資産形成のためのまじめな株式投資
投資を合理的に考える
株式投資では、どの銘柄を買うか、いつ買うかに迷うことが多いものです。そうした悩みを抱える個人投資家に向けて、いい銘柄を安いときに買うことを目的に、企業のIR情報を投資判断に使いやすい形で整理・分析した情報を発信しています。
いい銘柄を安いときに買うという考え方は、値動きだけを追うよりリスクを抑えやすく、お宝銘柄を狙うよりも現実的と言えます。株式投資をギャンブルではなく、合理的な根拠にもとづいた資産形成の手段とする考え方の一つです。
企業のことは、企業から
有価証券報告書や決算短信、決算説明資料などのIR情報は、企業が投資家向けに公表する信頼性の高い情報で、投資にあたって重要なことは「ほぼ」網羅されています。本来は、投資判断の土台となる情報源といえます。
一方で、専門的で量も多く、限られた時間の中で読み解くには負担が大きいのが実情です。そもそも、どの銘柄を選ぶか自体が難しく、よほど興味がなければ見ることはないと思います。
銘柄探しに時間をかけない
そこでまず、来期増益予想で市場評価も安定しているいい銘柄に絞って、株価が調整局面の安いときに取り上げています。そのうえで、企業のIR情報から「どんな会社で何がいいのか、買うならいくらぐらいか」といった投資に実用的なことだけをまとめています。
これにより、投資候補の抽出、ポイントの把握、投資タイミングの検討という、投資候補探しの一連のプロセスが2分ほど読むだけで整理できます。また、すべて同じフォーマットなので多くの銘柄を横並びで比較しやすくなっています。
知りたいことは、上がるかどうか
このような発信を行う背景には、金融業界で30年以上にわたり、資産運用、事業承継、資本政策、IR戦略など、上場企業と個人投資家の双方に関わってきた中で感じてきた違和感があります。
上場企業が投資家に伝えていることと、個人投資家が本質的に知りたい「上がるかどうか」の間には、少なからずギャップがあります。企業の立場上、これに直接言及することはできません。個人投資家向けIRの重要性が高まる中で、このギャップを埋める情報には価値があると考えています。
事実情報だからこそわかること
上がるかどうかを断定することはできませんが、株価は利益(EPS)と市場評価(PER)の掛け算で決まることから、各要素のポイントを押さえて見れば、上がりそうかどうかは十分にイメージできます。
利益の環境を会社自身がどう見ているか、株式市場がそれをどの水準で評価してきたかを確認することで、客観的な割安水準や、株式市場が利益を十分に評価していない可能性が見えてきます。これらはすべてIR情報から確認できます。
投資は賭けではない
そもそも投資は、将来を当てにいくものではなく、いまの過小評価が適正評価へ向かう流れを捉えるものです。企業がIRを実施する意義も、本来は適正株価の実現にあります。その意味でも、上がるかどうかをIR情報から考えることは理にかなっています。
そのために押さえておくべきことだけを簡潔に整理して発信しています。銘柄選びや投資タイミングに迷う方はもちろん、詳しく調べる時間が取れない方や、専門資料に負担を感じる方など、多くの方に活用してもらえればと考えています。
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