「55年ぶりの万博デート」をおせっかい。私は行かへん!」万博拒否の妻と、最後のわがまま
「ミチコと万博行きたい」
はっぴーの家で暮らすヨシノリさん。
ある日、ガレージでタバコを吸いながらふと呟いた。
「万博行きたいなぁ。55年前、ミチコと一緒に行ったんや」

ミチコさんとは、はっぴーの家で一緒に暮らす奥さんのこと。
2025年大阪・関西万博のニュースを見かけたその日から、55年前の出来事を思い出していた。
当時の最大の苦労は、ミチコさんを連れて行くことだったという。

「最初は、私は行かへん!の一点張りやってん。けどなぁ、行ったら俺よりも楽しんでたんや」
あの頃と同じように、もう一度ふたりで行きたい。
ヨシノリさんのリハビリの原動力は、いつしかこの純粋な願いになっていた。
「ヨシノリさんと、万博行きましょ!」
ある日、スタッフがミチコさんに聞いてみると、壁はまたしても立ちはだかった。
「私は行かへん!絶対行かへん!」
理由は、足腰の痛み。
そして周囲への遠慮。
「みんなに迷惑かけたくないから、私は行かへん!」断固拒否のミチコさんに、ヨシノリさんの心は折れかけていた。
「どうすれば万博に行けるか」日々考えるおせっかいなスタッフたち
ここで火がつくのが、はっぴーの家のおせっかいすぎるスタッフたち。
「みんなに迷惑かけたくない」
「だから行きたくない」
・・・いや、それ、ほんまは行きたいんちゃうん?
そうして、おせっかいなスタッフたちによる愛の作戦会議が始まった。
まず落ち込むヨシノリさんに声をかけたのは、介護の現場で働きながらサッカーを続けるゴリゴリのアスリート、植村くん。
タバコを吸わない彼だが、あえて「一緒にタバコ行きませんか?」と誘い、男同士2人きりで本音を聞き出す。

ヨシノリさん:「ほんまはミチコと一緒に行きたい。でももう無理ちゃうか」植村くん:「1人ちゃうで!みんなでなんとかするから!」
ヨシノリさんの意思を確認して、スタッフたちと作戦が固まった。
”55年ぶりに、2人を万博に連れて行こう!”
最後のわがまま。そして「想定内」の塩対応!
スタッフたちと固まった作戦は、結婚62周年を迎える夫婦への“プロポーズ大作戦”。
手紙で想いを伝え、万博で指輪を渡す、55年ぶりのデート計画。
作戦決行に向け、直筆の手紙を書き上げ、商店街で指輪を購入。
準備は整った。
そして迎えた朝。
ヨシノリさんは日頃の感謝を伝え、最後のわがままを言いました。
「今までわがままばっか言ってごめん。これが最後のわがままやから、一緒に万博に行ってくれ」

しかし、
ミチコさんは55年ぶりに駄々っこが発動した

目線もくれない塩対応!!!

娘さんからも愛の説得

スタッフも時間をかけて説得

しかし、この塩対応も想定内(ということにした)。
家族とスタッフによる粘り強いアプローチの結果、無事に二人は出発することに成功した。
で、案の定、万博を楽しむミチコさん
移動の車内ではムスッとしていたミチコさん。
だが、現地に着く頃には諦めたのか楽しむ準備万端。
パビリオンを巡り、記念写真にも応じてくれる。

なんか外国人に囲まれながら、ええご飯まで食べてる。

いよいよサプライズの時間
一通りパビリオンを回ったあと、ついにプロポーズ大作戦の時間。
結果はいかに…





おい、朝の顔どこいった!
めっちゃニコニコしてるやないか!


万博すごいな!
いや、指輪がすごんいんか?
もしかして、万博まで行かなくても、指輪渡すだけでも良かったんか!?
とにもかくにも、おせっかいなスタッフたちが企画した55年ぶりの万博デートは無事終了。
ヨシノリさん、ミチコさん。
また55年後に、万博行きましょう!

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