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【週刊(?)おせっかい不動産】マッサージチェアを取りに行ったら、後日入居したお父さん。

今さ、はっぴーの家のエレベーター横に、めちゃくちゃデカいマッサージ機あるやん。 あれ、みんな何気なく使ってるけど、実はあの椅子が「お父さん」を連れてきたんよね。

今回のおせっかい不動産は、1台のマッサージチェアから始まった、2年越しの「仕込み」と「縁」の物語。

キッカケをくれたのは、三宮でカフェバー「エンタス」をやってるカズさん。

”縁を足すから、エンタス”。

そんな粋な名前のお店とリンクする、最高におせっかいな話。


「アフロさん、マッサージチェアいりませんか?」

ある日、カズさんから連絡があった。

アフロさん、マッサージチェアいりませんか?

聞けば、カズさんのお父さんが「まだ使えるけど、引っ越しで置く場所がない。捨てるのは忍びないし、誰かに使ってほしい」と言っているらしい。

普通なら「リサイクルショップに売れば?」で終わる話。 でも、そこで「はっぴーの家なら誰か喜ぶんちゃうか」と思い至るのが、カズさんの優しさ。

早速ハイエースでお父さんの家まで取りに行く。場所は明石の海沿い。カーテンを開けると一面オーシャンビューの、めちゃくちゃええ家。 そこで世間話をしてたら、お父さんがボソッと言った。

この家、もう売ろうと思ってるんや
え、不動産屋決まってるんですか?
「いや、これから探すんや」
……じゃあ、うちでやりましょうか(笑)」

はい、決定。

マッサージチェアを引き取りに行ったら、不動産の売買案件が舞い込んできた。 おせっかいは、動いた分だけ返ってくる。

不動産売買のあとも続く、しつこい関係性

無事に家の売買は成立。
普通の不動産屋なら、ここで「ありがとうございました!」で終わり。

でも、うちは「おせっかい不動産」。
ここからが本番。

お父さんは一人暮らし。散歩が日課で、1日2万歩歩くこともある。 そんな元気なお父さんだけど、やっぱり将来は不安。

でも、「介護施設=自由がなくなる場所」というイメージが強くて、入居なんてさらさら考えてなかった。

だったら、時間をかけて「はっぴーの家」を体験してもらうしかない。 そこから1年以上、Happyの看護師が「訪問看護」としてお父さんの家へ通い続けた。

時には、お父さんが「寿司食べたい」言えば一緒に寿司屋に行き、 銭湯に行き、飲み会があれば「来えへん?」と誘う。


ある時は、コロナでクラスター真っ最中(※レッドゾーン)のはっぴーの家に、お父さんが「顔見に来たで」と現れたこともあった。

三宮から新長田まで、5〜6キロ。
フラッと来る距離じゃない。
でも、そうやって「会いに行きたくなる関係」ができていった。

必要であればパスしていく。Happyの「チームおせっかい」

知り合ってから約2年。
自然な流れで、「そろそろ、はっぴーで暮らさへん?」という話になった。
 
無理やり入れたんじゃない。お父さん自身が「ここなら自分らしくいられる」と納得して、自分の意志で入居を決めた。
 
今回のポイントはこれ。

① 「家を売って即入居」を急がせず、まずは自宅で過ごすチャレンジを尊重したこと。
② 不動産(アフロ)から、福祉・看護チームへバトンを繋ぎ、多角的に関わり続けたこと。

おせっかい不動産は、あくまで人生の「入り口」。

全部を一人で抱え込んだらパンクするけど、Happyには介護士も看護師も、ただの遊び人もいる。 専門領域を越えて「パス」を回すことで、本人の暮らしをトータルで支える。

小さなキッカケ(マッサージチェア)を拾って、関係性を耕し続ける。 それが、結果として「Happyな暮らし」に繋がっていく。

マッサージチェアは、日常の景色の中に

要するに、 「マッサージチェアを取りに行ったら、家もついてきて、お父さんもついてきた!」 っていう、最高にカオスでハッピーな結末。

あのマッサージチェアは、はっぴーの家にドーンと鎮座してる。 お年寄りが座って寝てたり、スタッフが休憩中に揉まれてたり、子どもが勝手にボタン押して遊んでたり。

もちろん、入居したお父さんも毎日使ってる。
マッサージチェアから始まった物語は、今度は「はっぴーの家」の中での新しい日常に変わった。

みんなも遊びに来たときは、あの椅子に座ってリビングを眺めてみて。

あと三宮の「エンタス」もめちゃええ店やから行ってみてな!

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