自分の声、ずっと聞こえないふりしてた
子どものことばかり考えて、自分が消えていく感覚
私は保育士をしていたし、心理学の勉強もしていたから、
「自分を大切にすることの重要性」は頭ではよくわかっていました。
でも、いざわが子が生まれると…全然違いました。
1日が子ども中心で回っていて、3時間おきの授乳に、おむつ替え、寝かしつけ。
「ママの時間」なんて言葉、どこにも存在しない毎日が続きました。
気づけば、家のこと、子どものこと、家族の都合、仕事復帰のこと…
自分以外のことで脳内のスケジュール帳がパンパン。
なのに、自分の気持ちを感じる時間はほとんどない。
あっという間に終わる毎日に
「わたし、どこに行ったんだろう?」とすら、思いました。
「自分の気持ちなんて、今は後回し」って思ってた
「子どもが小さいうちは、こういうもんだよね」
「今は子ども優先。自分のことが後回しでもしょうがない。」
そう自分に言い聞かせていたし、たぶん世間のママもみんなそうなんだと思っていました。
自分の気持ちや願いなんて、贅沢。
むしろ、そんなこと考えてる自分って、甘えてるんじゃないかって。
でも、その“後回し”がずっと続くと、だんだん自分の内側が見えなくなっていくんですよね。
でも、限界ってあるんだなと思った日
ある日、子どもがやっとお昼寝してくれたのに、
私は何もできずに、ただリビングでぼーっと座っていました。
洗濯物も、洗い物も、他にもやることいっぱいあるはずなのに。
頭の中はごちゃごちゃしてるのに、体も心も動かなくて。
そのときふと、
「あれ?私、何をしたいんだっけ?」
って、ぽろっと心の中でつぶやいていたんです。
気づいたら、ずっと“がんばるスイッチ”が切れてなかった
振り返ると、ずっと「がんばるスイッチ」が入りっぱなしだったのかもしれません。
ちゃんと育てたい
ちゃんと関わりたい
ちゃんと愛してるって伝えたい
…そう思えば思うほど、私の“余白”はなくなっていってた気がします。
そしてようやく、「がんばるの、ちょっと休もう」と思えたとき、
私は初めて、自分に目を向けられた気がしました。
「私、なにがしたかったんだっけ?」ってふと思った夜
その夜から、私はジャーナリングを始めました。
といっても、最初はただ、頭に浮かんだことを手でバーッと書くだけ。
思考が整理されて、少し心が軽くなったのを覚えています。
続けていくうちに、
「本当はこうしたい」「今はこう感じてる」
という、自分の声が少しずつ聞こえるようになってきました。
時間があるからじゃない。
たとえ5分でも、心の棚卸しができると、余裕が生まれるんです。
私も“がんばらない時間”が必要だった
子どものことは大事。
でも、ママだってひとりの人間です。
ずっとがんばりっぱなしでは、どこかで心が悲鳴を上げてしまいます。
だから私は今、自分と対話する5分間を大事にしています。
自分の声を無視しないことは、結果的に子どもとの関わりにもいい影響があると気づいたから。
「ちゃんとやらなきゃ」じゃなくて、
「ちょっと、休もうかな」
そう思えたときから、私の育児はすこしずつラクになりました。
「子ども中心の生活」があたり前になりすぎて、気づいたら、自分の気持ちがどこかに置き去りになっていました。
ママである私も、1人の人間なのに。
泣きたい日もあるし、動けない日もあるし、何もしたくない夜だってある。
それでも、「それでいいんだよ」って、自分に言えるようになったとき
子どもにも、少し優しくなれた気がします。
“子どもを大事にしたい”なら、まずは「自分を見つける5分間」を
少しずつ始めてみませんか?
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