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「隻眼の残像」を観てきました③

※ネタバレあります

今回はキャラクター同士の組み合わせを語ります

小五郎とワニさん
刑事を辞めて探偵をやっている家庭持ちの小五郎と、独身で隠れ公安のワニさん
飲み会で超楽しそうに笑い合う二人の写真が切ない
小五郎が刑事を辞めるきっかけがきっかけだし、原作1巻の様子だと刑事時時代の知り合いとそんなに交流している様子も無いので、ワニさんから連絡が来た時の小五郎の嬉しさを思うと、本当に悲しい

長野県警三人
最初、大和警部を濃いキャラと思っていました
そうしたら由衣刑事が県警本部に復帰
新たな男女カップリング、それも他とはまた違う要素やジャンル
そこへ更に諸伏警部という濃いキャラが登場
とにかく濃いのに絶妙なバランスを保つ三人組
〝由衣刑事は大和警部と一緒に追っていた甲斐巡査の死の真相を探るべく刑事の職を辞して結婚〟
〝諸伏警部はその目で大和警部を確認するまで止まらなかった結果、所轄に異動になった〟
などのエピソードを思うと
やはり大和警部はヒロイン
諸伏警部の故事成語を大和警部や由衣刑事じゃなく蘭が解説する辺り、そこまでは寄り添わないという距離感が面白いというか、まあ蘭が解説してくれた方が二人は動き回りやすいか
原作で「作戦内容を諸伏警部が知っていて由衣刑事は知らされない」というエピソードがあったので
今回の「作戦内容を由衣刑事は知っていて諸伏警部は知らされていない」が対になったな、と
大和警部と由衣刑事の二人でも回りそうですが
諸伏警部と話し合いながらの方が大和警部も推理がはかどりそうだし
昔からの付き合いがある幼馴染みグループという設定に加えて
〝一度は失ったけど取り戻せた〟
〝大和警部が死んだら、もうこの三人でいる事はできなかった〟
〝自分の意志で望んで再び集まった〟
〝失う事を知っている〟
という経緯もあるからか、命懸けで他の二人を庇う事に全く躊躇いが無い

バディ
今回は様々なバディを見る事ができました
毛利小五郎とワニさん
大和警部と諸伏警部
大和警部と由衣刑事
高木刑事と佐藤刑事
犯人のバディが、いないんですよね
大和警部のバディにも見えますが、記憶を思い出すか、ずっと見ていたんだろうなぁと思うと、やるせない
まあ大和警部には諸伏警部と由衣刑事がいるから、すぐに癒えるでしょう

長野県警三人と犯人
犯人からの問い
「お前ならどうしていた!?」
由衣刑事は、これに答えられず、答える事もできなかったというか
本当に一度失ったと思っていたから、その痛みが分かってしまう
でも、今は取り戻せている
大和警部の左目は失われてしまったけど、きっと今の状況は最良に近い
だから何も言えないし、犯人の慟哭に返せる言葉が見つからない
あるのは現実だけ、と端的に表現するなら
犯人は婚約者を失い、犯罪を実行した
由衣刑事は刑事として戦い、そこへ諸伏警部と大和警部が助けに来てくれた
それは由衣刑事だけではなく、諸伏警部や大和警部も望んで行き着いた先なので
やはり由衣刑事一人では、言い返せる言葉が無い
犯人との問答は、この後、刑事達に引き継がれる

犯人と刑事達
犯人は「ツキにも見放されたか」と言った
刑事達は職務倫理を返答として述べた
このツキが運の事なら、犯人は「運が無かった」と言いたいのだろうが
真希さんは運悪く強盗事件に巻き込まれて人生が狂ってしまった
雪山で大和警部に見つかったまでは運が悪かったとしても、銃で撃ったり脅迫をやめなかったりは犯人自身の意志である
運が悪かった、とこの犯人にだけは言われたくない

諸伏警部と大和警部
諸伏警部がクールに見えて「推理に夢中になると突っ走る」事を知っている大和警部
大和警部の推理を「相変わらず乱暴ですね」と容赦なく冷ややかに言い放つ諸伏警部
幼馴染みで、警察学校でも組み、諸伏警部がノンキャリアを選んだので、同じ立場からのスタート
それでも未だに張り合う辺り、本当に素で接しているというか
二人で話し合うと推理がはかどるからだろうな
小学生の頃から競い合って推理力を伸ばし合っていたなら、江戸川コナンの事を「昔の俺達より頭が回る子供」くらいに認識していても、おかしく……ない……?
原作50巻も超えてコナンの事を邪険にしても(それが普通なんですが)テンポが悪くなりそうだし
諸伏警部が中学時代に御両親を失った頃をも乗り越えての付き合いだから、ただ年数が長いだけでもないという筋金入り
赤女で思ったんですが、威圧的な大和警部と物腰が柔らかな諸伏警部で、尋問がスムーズに進みそう

大和警部と由衣刑事
大和警部、意識不明の間に由衣刑事が警察を辞めて他の男と結婚していたの、ちゃんと気にしていたんだ
まずここに驚きました
それは幼馴染みとしての距離感の近さか
そのショックや寂しさを嫉妬と自覚できる日は来るか
劇場版での「由衣――!」、凄く良かった

諸伏警部と由衣刑事
大和敢助を命懸けで守る事に全く躊躇わない同盟
大和警部のように声を荒げたりカッとなったりしないのに、いざ大和警部が危機に陥ると、逆に心配させるほどの行動力で守り抜く
車の運転などで大和警部のカバーはするけど、決して置いていく事はしない
置いていっても無理に付いていきそうだしなぁ
今回で大和警部の雪崩事故の真相が分かり、一息といったところか

小五郎と蘭とコナン
小五郎が「ついてくるな!」と強く振り払ったのも
コナンと蘭が長野まで行った気持ちも分かる
家族だから
見ていない所で小五郎が無茶しないか、心配だよね

灰原と歩美ちゃん
私はこの二人を塩キャラメルと思っています
正反対のタイプだからこそ嚙み合うんだろうなぁ
 
 

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