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青野君に触りたいから死にたい 完結 感想文3

皆さん、こんにちは!これまで感想文書いて来ましたがついに完結です。


これほどまでに恐ろしくも、美しく、陳腐じゃない純愛があっただろうか?という感想です。素晴らしい。オカルトとか全く信じてないけど、もしかしたらこういう事を繰り返しながら人は成長するチャンスを与えられてるのか?とさえ思いました。


前にも書きましたが、この漫画で描かれているのは「自己愛」だと思っています。
以下ネタバレ及び不快な表現があるかもしれないので嫌な方は読まないでください。




表現が少し粗っぽいかもしれませんが、結局は毒やゴミ食べてると、それでしか喜べない身体と精神になっちゃうですよ。食べ物や薬もですが、胃袋だけじゃなく頭の中も一緒で私がここで言ってるのは、「他者の不幸」や「傷付く姿」が楽しいし、自分の自信になるような気になってしまうんです。要は「相手を傷付ける行為」が最高の娯楽であり酷いと生き甲斐。


優里ちゃんの姉もなかなかですが、やっぱり青野君の母親ですよねー、しかも笑顔でいい事思いついた!(可哀想な被害者のままでいれる名案)ってなって実行出来るのも自分の身体さえも最終的には粗末にする究極のネガティブパワーで喜びを感じてしまうという離人具合は、まさに栄養失調と脳ハックの極みですね!

人はなぜか少しずつ変わり(生まれ持ってるパターンもあるのかも?)、今度は自分が搾取して良い立場だ。酷い目にあったのだから、若しくはそれに値する人物だと「落ちる」瞬間があります。それが「黒青野くん」でこの状態を悪霊とか呼んでましたね。生きていようが死んでいようが変わらないです。生ける特級呪物みたいな人はいっぱいいますよね!


カーニボアと「穢れ」と「気枯れ」

あと、一巻から読み直してて気になったのが、「穢れ」についてです。一番最初に青野君が優里ちゃんに憑依すると、「生理」や「排尿」、または「肉を食べる」と憑依が解けます。これってすごくカーニボア(肉食)と関連あると思いませんか?
「穢れ」はそもそも「気枯れ」だったと言われています。「生理」や「排尿」はオキサレートダンピング(排出、デトックス)の重要なツールで強力な毒を排出する行為です。そして、「肉を食べる」行為は排出力を促す爆発的な「気」を得る行為です。藤本くんが優里とキスして憑依が解けるのも優里の血液を口にする行為は、「気」を得る行為だったのかもです。ここから分かるのは「気が枯れる、気枯れ」の状態になると憑依され、気を戻す行為で追い出せる事です。

つまりは、「排出」と「気を強める」は重要な「魔除け」と「除霊」的な効果があるのでは?と思いました。こうして書くとオカルトかよーってなりますが、カーニボアしてると静電気起きにくくなったり、ブレインフォグが無くなるのでかなり意識もはっきりするし、自分の身体との一体感がすごいので科学的?生理学的?栄養学的?にみても、外部からの影響で自分が揺らぐか?といわれれば、昔の不健康な状態と比べたら絶対にNOです。

ここで少し面白いのですが、オキサレートダンピング(排出)には「解毒剤」が必要で上手く使わないとその毒はなかなか排出されず、脳に作用して、もっとシュウ酸(野菜やチョコレート)を摂取したくなるし糖質(シュウ酸をがっちりホールドする)も欲しくなります。なんか憑依?寄生?される感じと似てませんか?

その他にも、四つ首さまへのお供えは牛、犬、馬……優里ちゃんの方がずっと良いものだよと嬉しそうな黒青野君を見ても、いかにこれらの「命」の持つ力が「欲しいもの」である事が分かります。さて、カーニボア考察はこの辺にして…

エピローグは、すごく良かったと思います。とってもリアルで!1つだけ優里ちゃんにアドバイスするなら引っ越し蕎麦なんか古い古い!引っ越しステーキしちゃいなよ!って感じでした。(笑)


私は、20代の時に恋人が事故で亡くなり、あんな感じで泣いて泣いて眠って起きると部屋は真っ暗で静かで何も変わってなくて、堪えられない寂しさで気が狂いそうになったけど、あんな感じで食べ物買いに行くんですよ。そうやってやっていくしかない。当時は本当に辛かったけど、肉食になった今は、あんまりそうは思わなくて、優里が青野君に一生懸命に「自己への愛」を教えたように私もまた、チャンスを与えられている事に気付いたので、全然大丈夫です。人は、脳ハックされてると大事な事に全く気付かないだけなんです。

私達の命は、既に多くの生き物の命から成り立っている。誰もが可哀想な犠牲者の振りをする権利など持っていないのです。

では、また!





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