マガジン『青を集めた短篇集』
「青」は、心を映す鏡だった。
悲しみ、孤独、優しさ、そして希望。 色に心を託した5つの短篇が、静かにあなたに語りかけます。
今回、無料公開を入れた5作品を収録したマガジンを発売しました(600円)👏
青は、悲しみの色。
青は、静けさの色。
青は、宇宙の果ての色。
そして——、生きる私たちの、心の奥底にある色。
それぞれの「青」を抱いた5つの物語。
✨収録作品一覧✨
🟦『藍より出でて藍より青し』(無料)
┗ 伝統芸×嫉妬の情念ドラマ/師弟と血の因縁の物語
🧸『群青の鎮魂歌』
┗ ぬいぐるみ×復讐/静かに燃える哀しみのダークファンタジー
💍『私は、ただの青』
┗ マリッジブルー×等身大の孤独/それぞれの大人の“青い”青春
🎨『カラフル』
┗ 色彩管理された世界×アイデンティティ/優しい寓話ファンタジー
🌌『青の向こう側』
┗ 宇宙×叙情×哲学/星と人の本質に触れるスピリチュアルSF
以下、それぞれの紹介文です。
《藍より出でて藍より青し》
藍より出でて藍より青し――。
舞台は歌舞伎の世界。
師匠を超えること、それは誇りそれとも。それは時に、取り返しのつかないことかもしれない。
師と弟子、血と才能、そして舞台。
“青”が意味するのは、美しさか、それとも――。
《群青の鎮魂歌》
気付くと、目の前はただひたすらに青かった。 どこまでも広がる、冷たくて硬い青。光を吸い込むように深く、じっと見ていると、意識まで沈んでしまいそうだ。
ここは……どこだろう?
記憶を取り戻した時、“私”は復讐に取り憑かれる。
《私は、ただの青》
人はなぜ、「青」に感情を重ねるのだろう。
幸せの陰にひそむ不安、休日の終わりの憂鬱、海に溶けていく心のざわめき。
“青”という感情に寄り添いながら、私たちは今日も少しだけ、言葉にならない気持ちを抱えて生きている。
――これは、そんな“青い気持ち”たちを集めた、小さな物語集。
《カラフル》
「色を持つことは、自由か、それとも呪いか――。白、青、赤、黄色、黒、そして透明。色彩に翻弄された世界の寓話。
誰もが何かの色に染まって生きている。だけど、本当の“あなたの色”って、どんな色?これは、自分の輪郭をもう一度、そっとなぞるような物語。
《青の向こう側》
宇宙の果てに広がるのは、ただの闇ではなかった。
古代ギリシャの天文学者、クレオストラトスの謎めいた手記に導かれ、一人の青年が見た“夜空の呼吸”と、その奥にあるまだ名もなき“色”。
これは、星々の色彩に潜む高次元との邂逅、そして自我を超える魂の旅路。
あなたの中の“青”に、静かに寄り添う物語たち。
一人の夜や、少し心が疲れた時に。
ページをめくって、物語の青に触れてみてください。
静けさの中に揺れる“青”が、きっとあなたにもあるはずだから。
