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表参道ウィメンズマラソン備忘録❶



表参道ウィメンズラン:予想外の当選から走り出すまで

1. 驚きの当選と、込み上げる不安

これまで何度も応募しては落選していた「表参道ウィメンズラン」。今回もお誘いを受けて「どうせ当たらないだろう」と軽い気持ちでエントリーしたのですが、結果はまさかの当選。誘ってくれた友人が落選し、私一人が東京の舞台を走ることになりました。

「一人で東京へ前乗りしなきゃいけない」「ずっとランニングをサボっていたのにどうしよう」と、嬉しいはずの当選が、一転してドキドキと不安の種に変わってしまいました。

2. 「体の仕組み」を味方につけた再始動

走る習慣が途絶えていた私を救ってくれたのは、2月に参加したリカさんの講座「歩くから走るへ」でした。力任せに走るのではなく、体の仕組みを利用して楽に走る——そんな魔法のような走り方を求めての参加でした。
リカさん、https://note.com/rika_shizuoka

まずは「1日3km」を目標に掲げましたが、最初は3kmを走り通すことすらできませんでした。それでも、大会1ヶ月前には自宅から3km先のショッピングセンターまでを往復。歩きと走りを混ぜながら、なんとか6kmの距離をこなせるようになり、「距離だけならなんとかなるかもしれない」という微かな光が見えてきました。

3. 90分の壁と、3年前の自分

不安の正体は「10kmを90分以内で」という制限時間でした。 3年前の大井川での10kmマラソンでは、1時間16分で完走した経験があります。しかしあの時は毎日練習を積み、5kmを走り込む自信もありました。それに比べ、今回は圧倒的な練習不足。それでも「リカさんの講座で学んだ体の使い方を意識すれば、きっと大丈夫」と自分に言い聞かせ、精神面を整えることに集中しました。

4. 祈りを込めたランニングコース

練習を継続するために、私はランニングコースにある「目的地」を定めました。それは、お寺へのお墓参りです。 ご先祖様に「今日はお参りに来ないのかな?」と思われないよう、毎日お墓に手を合わせに行く。そして、友人の子供さんで、私の長男と同級生だった、別のお寺に眠る4歳で亡くなったあの子のお墓にも寄れるようにコースを組みました。

誰かのために、そして見守ってくれている存在を感じながら走ること。それが、練習不足で折れそうになる私の心を支え、表参道のスタートラインへと向かわせてくれた原動力でした。

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