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自分の気持ちに嘘をつかない発信が、一番長続きする理由

「本当はそう思っていないのに、なぜかこう書いてしまう」。
発信を続けていると、そんな瞬間が増えていくことはありませんか。

借りてきた言葉は、いつか苦しくなる

よく見る言い回しや、反応がよさそうな表現をなぞっているうちに、気づけば自分の本音とは少しズレた文章になっていた。そんな経験は、珍しくありません。

最初のうちは、それでも書けてしまいます。型があるぶん、楽に感じることさえあります。けれど、ズレたまま積み重ねていくと、だんだん更新が重く感じられるようになっていきます。

「そろそろ投稿しなきゃ」という義務感だけが残り、書く前から気が重くなる。そんな状態になったら、言葉のどこかで、本音との間にすき間ができているサインかもしれません。

内容を変える前に、まず立ち止まって、そのすき間の正体を確かめてみる価値はあります。

吹き替えの声がズレて聞こえるように

洋画を観ていて、口の動きと声のタイミングがわずかにズレていると、内容は理解できても、どこか落ち着かない気分になります。

自分の気持ちとズレた言葉で発信を続けるのも、これに似ています。文章としては成立していても、読み手はどこかで「何かが少し合っていない」と感じ取ります。そして、実はそのズレに一番早く気づいているのは、書いている本人です。

声だけを聞けば違和感はないのに、口の動きと合わせた瞬間に落ち着かなくなる。発信も同じで、一文だけを見れば問題なくても、あなたという人物と重ねた瞬間に、読み手はかすかな違和感を覚えます。

一致していると、消耗しない

心理学には、アイデンティティという考え方があります。自分がどんな人間かという感覚と、実際の言動が一致しているとき、人は無理なく行動を続けられる、というものです。

反対に、この二つがズレていると、常に演技をしているような負荷がかかります。演技は、続けるほど体力を奪います。本音で書くことは、遠回りに見えて、実は一番エネルギーを使わない書き方なのです。

家事や育児の合間の限られた時間で発信を続けるなら、なおさらです。演技に使う体力の余裕は、もともとそれほど残っていません。限られた時間は、本音を書くことだけに使いたいものです。

借り物かどうかを見分ける、簡単な確認

書いた文章の中から、一番強い言い切りの一文を選んで、声に出して読んでみてください。読んでいて照れくさかったり、どこか他人事のように感じたりする一文があれば、そこが借り物の言葉である可能性が高い部分です。

反対に、多少ぎこちなくても、口に出してすんなり馴染む一文は、たいてい本音に近いところから出てきています。上手さより、馴染みやすさを基準に選び直すと、文章全体の手触りが変わっていきます。

声と口の動きを、少しずつ合わせていく

大きく方向転換する必要はありません。書いた文章を読み返し、「これは本当に自分の言葉か」と確かめる作業を、更新のたびに小さく重ねていくだけで十分です。

ズレに気づいたら、その部分だけ書き直せばいい。声と口の動きが合ってくるほど、発信は驚くほど軽くなっていきます。

続けることに疲れを感じたときほど、内容やペースを見直す前に、言葉と本心がずれていないかを確かめてみてください。原因は、才能でも根気でもなく、そこにあることが少なくありません。

【今日の小さな問い】
最近書いた文章の中で、本音と少しズレていた一文はどこですか?


最後まで読んでくださって、ありがとうございました。 この記事が、小さな一歩を考えるきっかけになりますように。

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