保護者がカバートナルシスト(2)
子どもの本音〜裏切り〜カバート気づき
子どもの答え(純粋に信じているのか?)
母親の長文のあと、さらにこうメッセージが来ました。
「今日はレッスンにいつもどおり行かせますが、ピアノを続けたいかどうか、子どもに先生の方から聞いてみてください。
私のいない所で聞けば、本人の素直な気持ちを話してくれるかもしれません。」
そこでレッスン当日、私は生徒に改めて、
「ピアノを習い続けたい?」
と聞くと、「習いたい」と返事がありました。
でも私は、
「最低でも電子ピアノを買ってもらえないと、この教室ではレッスンできないよ?」
と伝えました。
そして、
「お父さんは、本当に電子ピアノを買ってくれると思う?」
と聞いてみました。
すると子どもは、
「夏休みの後半に時間ができるから、そのときに買ってくれるって言ってくれた」
と言います。
「それは本当だと思う?」と尋ねると、
子どもは信じている様子でうなずきました。
私は心の中で、
「こんな素直な子を騙して……」
「ここまで“信じこまされている”のか?」
という複雑な気持ちでいっぱいでした。
私が基準を少し緩めたとき
それでも私は、生徒にこう伝えました。
「この教室では、ピアノか電子ピアノでないと“ピアノ科”としては受け入れないことにしている。
だからもし今後もレッスンを受けたいなら、教室のキーボードを使う形ならレッスンを続けることはできるよ。」
すると子どもは、「それでもいい」と言いました。
「家にあるのは、どういうキーボードなの?」と聞くと、
「ここにあるのよりもずっと小さくて、でもたくさんの音色が出るんだよ」
と、嬉しそうに話してくれました。
私は少しぞっとしましたが、それでも自分の考えを少し緩め、
「この子については、キーボード科としてレッスンを続けるのも一つかもしれない」
と思い始めていました。
「先生は誤解しています」ガスライティング
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