見出し画像

その1−1 「遊び日記」でお子様の成長/変化を分類、可視化する (1.10版)

「遊び日記」の「親の気づきの分類」に関してのお問い合わせが多く、文科省の学習指導要項、保育指針を基準に、その活用方法などを深掘りしています。
 お受験準備の第一歩として、ご参考になさってください。


遊びの幅を広げる

 本書をお読みのみなさんは、これまでになんらかの育児日記を付けてこられたかもしれませんが、その延長で、お子様の「遊び日記」を習慣化してみてください。
 なぜなら、この時期のお子様の活動は、ほとんどが「遊び」であり、「遊び」を通して成長するからです。そして「遊び日記」を付けることは、1年後、2年後の幼稚園生活を想像し、相思相愛の幼稚園を見つける際の判断材料にもつながるのです。

 遊び日記には次のことを記録してください。
「誰と」、「何をした」
「親の気づき(振り返り)」、「親の気づきの分類」
 
「親の気づき(振り返り)」は「つぶやき」でも「のろけ」でも「ぼやき」でも構いません。重要なことは、「遊び」とその反応をご夫婦、ご家族で共有し、お子様の変化や成長を知ること、そしてご夫婦、ご家族で「気づき」について話し合い、それぞれの想いの違いから、新たな「気づき」を得ることです。新たな「気づき」はぜひ「遊び日記」に加筆して、家族のコミュニケーションツールとして活用してください。
 
 お子様との遊びは同じことを繰り返しがちです。遊びを「遊び日記」に残し、翌週どんな遊びをしてみたいか、振り返ることも併せて習慣化してみてください。遊びの幅がどんどん広がり、深まります

幼稚園の先生の視点を意識する

 「親の気づきの分類」については、文科省の学習指導要項、保育指針で定められた、保育の5つの領域を活用します。幼稚園の先生になった気持ちで、お子様の変化/成長の特性を、客観的な視点で特に得意な領域を探ってみてください。
 その際、お子様の遊びを分類する視点として、「「遊び日記」で着目する点」で記した、「楽しむ」観点を意識してみてください。

 「遊び日記」を付けていると、いろいろな発見があります。
「前回と同じ遊びをしたのに、お子様の反応が違っていた」だけではなく、「親の気づきが母親と父親で違っていた」というのも発見の一つです。
 前者はお子様の成長の記録として、後者は夫婦間のお子様に対するそれぞれの想いとして、ぜひ記録に残し、後に振り返ってみてください。
 
 注意していただきたいのは、お母様、お父様のどちらか一方が遊び日記を付ける係にならないようにすることです。必ずお父様はすべてに目を通し、意見の交換をするようにしてください。これでお子様に対するご両親の想いが膨らみます。また、遊び日記をベースにして、お子様の変化やご両親のお子様への接し方の変化、ご両親の考え方の変化など、気づいたことを分類して、1週間、1か月単位で記していきましょう。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
次章では目線変えて、お子様の将来像の妄想の仕方、をお伝えしようと思います。

「親子で楽しむ お受験準備」全体にご興味を持っていただけましたら、
まずは目次をご参照ください。
その0 ご両親がまずやるべきこと
その1 相思相愛の幼稚園の探し方
その2 幼稚園の「評価視点」
その3 ご両親の準備 〜願書、面接、考査は三位一体〜
その4 当日の過ごし方

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集