見出し画像

F-104Jスターファイター(ハセガワ1/72)#14(完)~製作tips後編!

製作記にて完成したキットはこちら。

ハセガワ 1/72 F-104J/CF-104 スターファイター
(Hasegawa 1/72 F-104J/CF-104 Starfighter)

製作記を踏まえて間違いやすい点や気づいた点、説明書の不備・正誤などをまとめてみました。
ですので、このキットを実際に作る or 作ってみたい方向けになります。

まとめたら3,000字を超えてしまいましたので前後編に記事を分割しました。
今回は後半、誤りとは言えないものの間違いやすい点などと、まとめを紹介したいと思います。

前半と合わせてけっこうな分量になりましたが、必ずしも全部やらないといけないわけでもないですので適宜スキルに応じて加減してみてください。

わたくしはなんかアレコレやたらと指摘していますが、キットをストレートに組むだけでも充分な再現度がありますので実際はそんなに神経質な考証はしなくてもかっこよく作れますよ。



tips前半(項目のみ)

以下の項目は1つ前の記事をご覧ください。

・製作前に留意しておきたい点
・ディテールアップ
・説明書に塗装指示のない塗り分け
・説明書・塗装図の正誤


デカール指示のわかりにくい点

誤りではないもののわかりにくいポイントです。

デカール83、84番

これは水平尾翼の下面に貼ります。
実機画像で上面は確認できませんでしたが、少なくとも下面に注意書きがあるのは確認できました。

デカール93番
図では背中の中心線上に貼るようにも見えますが、実際は左舷にオフセットされた位置になります。


誤りとは言えないが混乱する点

・計器盤のレーダー部の色
デカールでは明るいグリーンなのですが、塗装の場合はクリアーオレンジが指定されています。実機でも動作時・消灯時で色が違うようですが特に説明がないので混乱しました。

・計器盤デカールのカット指示
カットのアイコンがありますが、どうやらパーツの段差に合わせてデカールを分割して貼ったらいいんじゃない?ということのようです。

・工程3 前脚庫のパーツ

A11の接着箇所がよくわかりません。自衛隊機の説明書は脚庫内部につけるように指示がありますが、カナダ軍機の説明書では脚庫扉につけるように指示されています。正解は不明。
今回は自衛隊機の指示に合わせました。

・主翼下面の謎穴

3つのうち外の1つが謎

外側に1つ開いている取り付けダボ穴です。説明書には何かを取り付ける指示も埋める指示もありません。(内側は増槽用)
これは別売りバリエーションのF-104Sを製作するときのみ使う穴ですので埋めてしまいましょう。
もっとも、そのままでも下面で目立ちませんし、日の丸のデカールを貼れば隠れます。

・工程12 翼端の増槽
図だけを見ると翼端の増槽はパイロン(A17,B15)を介して接着するように見えますが、ここは選択式で増槽を付ける際は直接翼端に差し込みます。パイロンは不要です。


おわりに

F-104Jは資料や現存実機も多く、その気になって調べればかなり濃い情報を得ることができます。その分どこまで作品に反映するかは作り手次第です。

なお、現存実機は塗装の塗り替えや部隊マークの書き換え、パーツの入れ替えなどがあるようで個体差も大きく、現役時代を再現する場合は塗装やマーキングの参考にはしない方が良いかも。
逆に展示機を完全再現するとかも面白いかもしれません。

このハセガワ1/72は気軽に作って、凝るならファインモールドのキットや1/48スケールの方をベースにするというのが一番いいかもしれませんね。

以上、これで完です。
ハセガワのF-104J、不親切なところも正直多いですが、お手頃価格で入手も容易ですので興味を持たれたらぜひ1度作ってみてくださいね!




いいなと思ったら応援しよう!

はりす筆塗りぷらも 面白い・役に立ったと思ったらチップで応援してください♡ 模型活動の資金にしたいと思います。