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編集者のお仕事をのぞく②/書く人の学校「#マーブルスクール」第6回講義録~編集講座~

ここのところ、毎週火曜は私の脳内細胞がフル稼働する日となっています。
書く+αのスキルを学ぶMarbleスクール。
まさに今週火曜日、その第6回目の講義が行われました。前回に続き、テーマは「編集」。そして今回は、編集の本家本丸のお話(講師えるもさん談)を頭が沸騰するくらいの情報量とともに聞くことができました。

さて。Marbleスクールでは毎回の授業の後、ひとつ何かしらの課題が出されます。それを、一週間後の授業までに仕上げて提出するのですが、前回、出された課題は「おもしろい記事のリサーチ」。さらに、どうしてそれをおもしろいと感じたのか、自分なりに分析するというものでした。

今日の講義は、その振り返りからスタート。

おもしろさ、を構成するもの

「あぁめっちゃおもろかった!」と、ドラマ、映画、漫画、小説…いろいろなものを目にするたびに、私もたびたび、思っています。けれど、深く考えてみると、それはつまり、何がどう「おもしろいのか」と問われると、明確な答えがあるようなないような…。それに対し、講義内で、えるもさんが提示くださった「おもしろいコンテンツ・良いコンテンツの定義」は、「読者を惹きつけて、何かしらのアクションを起こさせるもの」というものでした。さらに、そのおもしろさは以下の4つで構成されているようです。


共感性
読み手の悩みや不安に寄り添っているもの。「それ、わかる~!」と言ってもらえるような記事のこと。

意外性
一般論をくつがえす、異なる情報があるもの。「え、そうなん?」を引き出せる記事。

信頼性
信頼に値する人や会社が発信する情報があるもの。「ちょっと読んでみようかいな。 」と思ってもらえる。

有益性
読み手にメリットをもたらす、明確なゴールが示されている記事。

読者をひきつけるおもしろさ

確かに、振り返ってみると、「おもしろっ」とうなる何かしらのコンテンツには、上記のいずれか(ないし全て)が含まれています。そう、編集者は上記4つの要素をふまえた「おもしろい」コンテンツを、ライターさんと一緒に作り上げていくお仕事、とまとめることができるのです。

編集者のお仕事

編集のお仕事には様々な側面があります。そのなかでも特に重要だ、と感じているのがこの部分。

俯瞰的視野を持つ

俯瞰的視野とは表現や文章上の誤謬だけではなくて、企画や記事全体、また記事を超えて世の中の動きなどを含めて、自分たちが作ろうとしているコンテンツを見る力のこと(永田的解釈)。

この視点を持って

誰に何を届けようとしているの?
この記事はおもしろいの?
事実と情報、間違っていない?
読みやすくって正しい文章になってる?

こういったことを一つ一つの記事に対して、見定めていく。つくづく、すごい仕事だ。高くたかく視座を持って、届けたい人に届けたいものを届けるお仕事。

編集ポイント

上記、俯瞰的編集者目線を持つことの重要性はわかった。では具体的に、それをどうやって実現していくのか?えるもさんはさらに、より具体的な「見るポイント」も列挙くださいました。

情報の取捨選択
文章のサビを決める
見た目を整える
構成から疑う
読者目線を忘れない
記事の目的・ゴールを意識する
読者を引き込むタイトルや見出し
誰が読んでもわかる文章へ

ご覧ください。ひとつのコンテンツに対して、これだけの視点を持って、向き合うんですって。なんだか気の遠くなるような作業ではありませんか…。

例えば「記事の目的・ゴールを意識する」これってコンテンツ制作においてはすごく当たり前に重要なことと思うのですが、意外や意外。やってみると、ついつい目の前の原稿にとらわれ、(もちろん真剣に向き合うからこそ、だから一概に否定はできないけれど)あれほど大事だと思っていた企画意図やゴールを見失いがちになるのが、人間なのです。

えるもさんは、必ず、各記事の頭の部分に、今回の記事の目的やターゲット、ゴールを明記しておくそうです。

「これは、いつまでもやり続けた方がいいです。」

そう、何よりも重要な部分だからこそ。そこをブラさないために。たとえ実績が積みあがっていっても、「目的とゴール、誰に届けたいのか」というコンテンツの心臓部分への意識はがっしりとつかんでおく必要があるのでしょう。

自分自身を振り返るに、やはりその部分が「甘い」気がしています。書いているうちに、なんだか自分本位な内容になってしまうことってある。基本をいつまでも、いかに実直に続けられるのかな?ストイックな姿勢が求められるお仕事だなぁとつくづく感じいったのでした。

えるもさんの編集考

すでに述べた通り、編集者は、やることも考えることもたくさん。これだけのことを考えてひとつのコンテンツを作り上げるのだから、そこには必ず自負が生まれます。でも、自負とおごりは絶対に混同しない。これは、講義の最後、えるもさんが熱く静かに語ってくださったことです。

複数の視点をもって、高い視座から「おもしろい」ものを考える。そして見えてきたその「おもしろい記事」を「ライターさんとともに」作り上げる。

高い熱量を持って作り上げたものが、見知らぬ誰かに届くなんて本当にキセキみたいなことですよね。

あぁなんだろう。講義を通して胸が熱くなってきたのは私だけ?

ライターとしても駆け出しで、何かを編集するなんてスキルは皆無だけれど、でも、ここから眺める「編集者のお仕事」はとっても尊いから。

いつかそんなステージに移行できたらすごいなぁって、想い焦がれた90分でした。

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