FabCafe Osakaでは、何ができるのか|カフェ利用、イベント、展示、ワークショップ、企業相談まで
普通にカフェとして来てもらって大丈夫です
FabCafe Osakaについて話していると、しょっちゅう聞かれることがあります。
「普通にカフェとして行ってもいいんですか?」
もちろん、来てもらって大丈夫です。
コーヒーを飲みに来てもいい。
ひとりで少し作業してもいい。
誰かと待ち合わせてもいい。
南森町で時間が空いたからふらっと入る、でもいい。
たぶん「FabCafe」という名前が少し強いのだと思います。
アートとか、テクノロジーとか、ものづくりとか。
そういう言葉が近くにあると、何かをつくる人だけが入れる場所に見えるのかもしれない。
でも、そんなことは全然ありません。
FabCafe Osakaは、大阪・南森町/天満エリアにあるクリエイティブカフェです。カフェとしてコーヒーやドリンクを楽しめるだけでなく、イベント、展示、ワークショップ、トーク、レセプション、企業向けの共創プログラムなどにもつながる場所です。
最初は、ほんとうに普通に来てもらえたらうれしいです。
南森町や天満で少し時間が空いたときに
南森町や天満でカフェを探す場面は、意外とあります。
打ち合わせまで30分ある。
大阪天満宮の近くで少し休みたい。
天神橋筋商店街を歩いていて、どこかに座りたくなった。
北浜から少し歩いて、次の予定まで時間が空いた。
そういうときに、FabCafe Osakaを思い出してもらえたらいいなと思っています。
場所は大阪市北区天神橋2丁目2−4。JR東西線「大阪天満宮駅」から徒歩5分、Osaka Metro谷町線/堺筋線「南森町駅」から徒歩5分、北浜駅からも徒歩10分ほどです。
営業時間は現在11:00–18:00です。イベントなどで変更される場合があるので、来る前にFabCafe Osakaのアクセスページを見てもらうのが確実です。
「大阪のカフェ」「南森町のカフェ」「天満のカフェ」として使ってもらって大丈夫です。
ただ、少しだけ普通のカフェと違うところもあります。
コーヒーを飲んでいる横で、イベントの準備が始まっていることがある。
奥の方で企業の人とクリエイターが話していることがある。
展示の作品が店内に置かれていて、たまたま来た人が足を止めることがある。
その偶然が、FabCafe Osakaらしさなのだと思います。
街を知るために、カフェに入ってみる

知らない街に行ったとき、僕はけっこうカフェに入ります。
観光案内所に行くより先に、地図を細かく見るより先に、とりあえずコーヒーを飲む。
そこで働いている人の動きや、来ている人の感じを見る。
置いてあるフライヤーを見る。
隣の席の会話が少しだけ聞こえる。
そうすると、その街の温度が少しわかることがあります。
南森町や天満は、梅田みたいに大きな商業地として一気に説明できる場所ではありません。大阪天満宮があり、天神橋筋商店街があり、オフィスがあり、飲食店があり、昔からの暮らしもある。都市的な賑わいと地域の生活が近い距離で混ざっている場所です。
FabCafe Osakaの公式ページでも、この場所を「天満・南森町エリア」に開いた拠点として紹介しています。感性や情緒、地域の歴史や文化に眠る価値をテーマにしているのも、このエリアの空気と関係しています。
だからFabCafe Osakaは、南森町や天満を知るために入ってみるカフェでもあります。
街を知る入口は、いつも大きな看板とは限らない。
一杯のコーヒーの横に、街の気配が置かれていることもある。
イベントや展示が日常の中に混ざっている
FabCafe Osakaでは、イベントや展示も行っています。
トークイベント。
ワークショップ。
アートやテクノロジーの企画。
都市やまちづくりに関するイベント。
香りや食や感性にまつわる実験的なプログラム。
イベントだけを目的に来る人もいます。
でもFabCafe Osakaでおもしろいのは、カフェの日常の中にイベントや展示が混ざっていることです。
白いギャラリーのように、作品を見るためだけに入る場所ではない。
イベントホールのように、開始時間に合わせて人が集まるだけでもない。
ふつうにコーヒーを飲みに来た人が、展示に気づく。
作業していた人が、隣で始まるトークに少し耳を傾ける。
イベントに来た人が、終わったあとにそのままカフェで誰かと話す。
この「ついでに出会う」感じが、けっこう大事なのだと思います。
開催中・開催予定の企画はFabCafe Osakaのイベント一覧から見ることができます。大阪でイベントに参加できるカフェを探している人や、南森町で何かおもしろい場を探している人は、たまにのぞいてみてください。
https://fabcafe.com/jp/events/osaka/
「つくる」ということに触れられる
FabCafeという名前には、もともと「つくる」ことの文脈があります。
3DプリンターやレーザーカッターのようなFabの文化。
アートとテクノロジー。
デザイン。
プロトタイピング。
クリエイターや企業が一緒に試す場。
FabCafe Osakaでは、そこに大阪らしい感覚が重なっています。
香り、食、蒸留、まちの記憶、都市の感性。
少し言葉にしにくいものを、飲んだり嗅いだり話したりしながら考える。
ワークショップというと、何かを上手につくる場所のように思うかもしれません。
でも、僕はもう少し手前の場所でもいいと思っています。
まだうまく言えない興味を持ってくる。
詳しくないけれど参加してみる。
手を動かしてみたら、少しだけ考え方が変わる。
そういう入り方で十分です。
大阪でワークショップ会場を探している人にも、ものづくりやクリエイティブワークショップに参加してみたい人にも、FabCafe Osakaは使ってもらえる場所です。
企業の相談も、まだ企画になる前から
FabCafe Osakaは、企業の人にも使ってもらえます。
レセプション。
展示。
トークイベント。
ワークショップ。
新規事業の相談。
地域やクリエイターとの接続。
ブランドやプロダクトの体験設計。
ただ、ここで言いたいのは「会場として借りられます」という話だけではありません。
もちろん、レセプションやパーティーの相談はできます。公式にもレセプションサービスの案内があります。利用希望日の3か月前から問い合わせできることも記載されています。
でも本当は、その少し前が大事なのだと思います。
まだ企画書になっていない違和感。
新規事業と呼ぶには早すぎる問い。
地域と関わりたいけれど、何から始めたらいいかわからない感覚。
展示なのか、イベントなのか、リサーチなのかも決まっていない相談。
そういうものを持ち込める場所でありたい。
企業の活動も、もう広告や展示会の中だけで完結しません。
人が実際に場所に来て、飲んで、見て、話して、少し記憶する。
そういう都市の中の体験として受け取られていく。
ここは僕がSensibility Urbanism(感性都市論)や、まち感性ラボで考えていることにもつながっています。まち感性ラボは「なんかいい」を観察できる知にするための実践プログラムとしてFabCafe Osakaを拠点に動いています。
https://fabcafe.com/jp/labs/osaka/machi-sensibility-lab
感性は、ふわっとしたものではない。
まだ企画や事業の言葉に翻訳されきっていない価値である。
たぶん、そういうものを扱うためにカフェという形式はけっこう向いています。
クリエイターでなくても来ていい
ここは、ちゃんと書いておきたいです。
FabCafe Osakaは、クリエイターだけの場所ではありません。
アーティストだけの場所でも、企業の人だけの場所でもありません。
カフェを使う人。
近所の人。
会社員。
学生。
打ち合わせに来る人。
展示を見に来る人。
イベントに参加する人。
たまたま通りかかった人。
何をする場所かよくわからないけれど、少し気になっている人。
そういう人たちが混ざることが大事です。
むしろ、最初から目的がはっきりしすぎていない方がいいこともあります。
「今日はコーヒーだけ」
「今日は展示を見るだけ」
「今日は少し話を聞くだけ」
そのくらいの使い方から、何かが始まることがあります。
まちづくりでも、最近は「居心地が良く歩きたくなる」まちなかづくりのように、滞在や交流の価値が政策の言葉としても扱われるようになっています。国土交通省も官民の交流・滞在空間づくりを支援する流れを示しています。
でも、そういう大きな言葉の前に、まずは人が入れる場所が必要です。
入りにくい場所では、何も始まらない。
すごい場所より先に、入っていい場所であること。
FabCafe Osakaでは、それを大事にしたいと思っています。
少しだけ、よく聞かれることをまとめておきます
最後に、よく聞かれることを少しだけまとめておきます。
Q.FabCafe Osakaは普通にカフェとして利用できますか?
はい。利用できます。コーヒーやドリンクを楽しんだり、ひとりで作業したり、打ち合わせや待ち合わせに使ったりできます。南森町や天満でカフェを探している人も普通に来てもらって大丈夫です。
Q.FabCafe Osakaはどこにありますか?
大阪市北区天神橋2丁目2−4にあります。大阪天満宮駅、南森町駅から徒歩5分ほどです。北浜駅からも歩けます。最新のアクセスはこちらを見てください。
Q.営業時間は何時ですか?
現在の営業時間は11:00–18:00です。イベント開催などで変更になる場合があります。
Q.FabCafe Osakaではイベントに参加できますか?
はい。アート、テクノロジー、ものづくり、都市文化、感性、食などに関するイベントやトーク、ワークショップを開催しています。予定はこちらから確認できます。
https://fabcafe.com/jp/events/osaka/
Q.展示やポップアップはできますか?
内容によって相談できます。アーティストの作品展示、企業の体験型展示、プロダクトやプロトタイプの展示、まちや地域をテーマにした企画など、カフェの中に自然に混ざる形で考えられると思います。
Q.企業利用はできますか?
できます。レセプション、展示、ワークショップ、トークイベント、共創プログラム、プロジェクト相談など、内容に応じて相談できます。まだ企画になる前の段階でも、まずは話してみてもらえたらうれしいです。
クリエイターでなくても行っていいですか?
もちろんです。
FabCafe Osakaは、何かをつくる人だけの場所ではありません。
何かを見たい人。
少し休みたい人。
街を知りたい人。
誰かと話したい人。
まだ自分の興味が何なのかわからない人。
そういう人が入ってきて、少しずつ場所の意味が増えていく。
だからまずは、普通にカフェとして来てください。
コーヒーを飲む。
展示を眺める。
イベントのチラシを見る。
南森町や天満の空気を少し感じる。
そこから始まることで十分なのだと思います。
