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【概要版】レジル(176A)の企業分析レポート(2025年3月)

 この記事は、個人投資家の方やビジネスパーソンの方向けに、レジル(176A)のプロフィール、歴史、事業セグメント、最近の動向、財務情報などを会社のウェブサイトや公開情報を基にまとめたものです。

 企業分析レポートいえば、アナリストレポートが有名ですが、専門用語が多く、投資のプロ向けに書かれているため、読むのが大変じゃないでしょうか。

 そこで、長年の企業分析経験を持ち、ココナラで企業分析レポートを19件販売した実績があるわたしが、わかりやすさ・読みやすさ重視でレポートを書かせていただきます。

ココナラの実績

 今回は概要版ということで、ざっくり全体を把握できるようにしていますので、スキマ時間などでサッと読んでいただければ幸いです。

 別途、「詳細版」をご用意しております。「もっと深くレジルのことを知りたい!」という方はぜひ詳細版をご覧ください。
(「詳細版」では、セグメント別の詳細な財務分析やSWOT分析、株価の割安・割高評価(PER、PBR分析)や今後の成長戦略についてまとめています)

では行きましょう!


レジルに注目した理由

 会社四季報プロ500 2025年春号に「本命銘柄70」として掲載されておりましたので、選定いたしました。


会社プロフィール

 レジル株式会社は、1994年11月21日に設立された日本の企業で、エネルギー分野における持続可能なソリューションを提供しています。社長は丹治保積(Tanjii Hozumi)氏。東京証券取引所グロース市場に上場しており、証券コードは176Aです。

・会社名 : レジル株式会社 
     (※2023年9月1日に中央電力株式会社からレジル株式社名変更)
・代表者名:代表取締役社長 丹治保積
・本社所在地 :東京都千代田区丸の内1-8-1 丸の内トラストタワーN館 14階 
・設立日:1994年11月21日
・資本金:1.8億円
・会社HP:https://rezil.co.jp/

歴史

 レジルは、1993年9月に創業者である中村誠司氏の個人事業からスタートしました。その後、2004年に開始したマンション一括受電サービスを事業の中心とし、事業を展開してきました。

 グループ企業各社は、もともと中村氏または彼の資産管理会社によって設立されていましたが、2016年4月にグループ全体の経営体制を強化するため、中央電力ソリューション株式会社と中央電力エナジー株式会社を子会社化しました。これにより、レジルグループとして一つの企業集団を形成しています。

レジルのあゆみ(決算説明資料(2025年6月期 第2四半期より))


事業セグメント

レジル株式会社の事業は3つの主要なセグメントに分かれています。
・分散型エネルギー事業
・グリーンエネルギー事業
・エネルギーDX事業

1.分散型エネルギー事業

 この事業では「マンション一括受電サービス」「マンション防災サービス」を主に提供しています。

「マンション一括受電サービス」

マンション一括受電サービス(決算説明資料(2025年6月期 第2四半期より))


 マンション全体で各戸の電力契約(低圧契約)をひとつの契約(高圧契約)にまとめることで、電気の購入価格を下げられる仕組みを提供するサービスです。レジルでは、この一括受電サービスを約17万8千世帯のマンションにお住まいのお客様に提供しています(2024年3月末時点)。

「マンション防災サービス」

マンション防災サービス(決算説明資料(2025年6月期 第2四半期より))

 顧客のマンションに、初期費用無料で太陽光発電設備、蓄電池、EV 充電設備を導入し、既築マンションの災害発生時の防災対策を高度化するサービスです。2023年4月から開始されました。

2.グリーンエネルギー事業

グリーンエネルギー事業(決算説明資料(2025年6月期 第2四半期より))

 主に中小企業向けの電力小売販売を行っており、企業の脱炭素化を支援します。再生可能エネルギーや低炭素電力の提供を通じて、環境負荷の低減に貢献しています。


3.エネルギーDX事業

エネルギーDX事業(決算説明資料(2025年6月期 第2四半期より))

 エネルギー関連企業のバックオフィス業務のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援します。顧客管理からデータ連携、さらには高圧設備のセキュリティまで、統合的なソリューションを提供します。これにより、エネルギー企業の業務効率化とデジタル化を推進します。


最近の動向

レジル株式会社の最近の動向として、以下の点が注目すべきかなと思います。

・NTT傘下企業から355棟分の一括受電事業譲受

 NTTアノードエナジー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 岸本照之 氏)より、同社が運営するマンション電力提供サービス(マンション高圧一括受電サービス)事業を譲り受けました。分散型エネルギー事業のさらなる強化につながる動きとして注目に値します。


・株式売却

 2023年12月22日、同社は合同会社リネッツ(現:MHCリニューアブルネットワークスス株式会社)の出資持分の全てを三菱HCキャピタルに譲渡しました。これは同社の財務戦略や事業ポートフォリオの見直しの一環と見られ、注目すべき動きです。

有価証券報告書(2024年6月期)より抜粋

※リネッツが実施していた「自己託送サポートサービス」とは?
 太陽光発電による自己託送(企業が自社の発電設備(太陽光発電設備)を導入し、そこで発電した電気を送配電事業者保有の送配電ネットワークを利用して、遠隔地域の施設などに供給すること。)をワンストップでサポートするサービスです。

自己託送サービス(https://www.nikkei.com/article/DGXLRSP620528_Y1A021C2000000/)より


・新サービスの開始

 2024年12月には、アパート向けの新しいエネルギー管理システム(AIを活用した一括受電マンション併設型蓄電池の統合制御)と防災サービスの開始が発表されました。これにより、同社の分散型エネルギー事業がさらに強化され、住宅市場での存在感を高めることが期待されます。


財務情報

主要な経営指標等の推移は以下の通りです。

半期報告書-第31期(2024/07/01-2024/12/31)より抜粋

 売上は順調に伸びており、利益もしっかり計上されていることが分かります。自己資本比率も47.4%と、目安となる30%を大きく超えています。営業キャッシュ・フローもしっかり計上されており、財務基盤は厚いと言えます。


まとめ

 マンションの一括受電サービスを主力とする独立系新電力として地位を確立しているレジル。今後の成長に向けては、マンション一括受電サービスの導入個数拡大などがカギになると思います。


詳細版もぜひ

 詳細版では、事業別の詳細な財務分析やSWOT分析、株価の割安・割高評価(PER、PBR分析)や今後の成長戦略についてまとめています。投資判断や企業研究にぜひお使いください。



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