60歳の私が、初恋の彼にちょっとキュンとした日
昨日、中学の同窓会があったことを書きました。
10人という、少なすぎず多すぎずの
ちょうどいい人数。
先生を中央にお迎えして、その周りを囲むように、みんなが自由に席を選んで座りました。
私は、端の空いている席に座ろうと思いました。
すると――
私の隣をひとつ空けて、その人が座りました。
中学時代の、私の初恋の彼です。
「えっ……」
もちろん、60歳になった今さら、どうこうという気持ちはありません。
……と言いたいところですが。
ちょっとだけ、キュンとしました(笑)。
私の隣には別の人が座ってくれたので、そこには少しホッとしました。
実は彼とは、ものすごく久しぶりに会ったわけではありません。
同じ町内に住んでいるので、たまに姿を見かけることはあります。
高校の同窓会でも顔を見ています。
特に変わった様子もありません。
近くに住んでいても、会えば話をするという間柄でもありません。
それは中学生の頃から同じでした。
私は恥ずかしくて、彼とまともに話をした記憶がほとんどありません。
それでも、好きだったのです。
中学2年生と3年生の頃、
バレンタインデーにはチョコレートを
渡しました。
そして、好きという気持ちを手紙に
書いて渡しました。
今思えば、よくそんなことができたなと思います。
でも、本人を目の前にすると何も話せない。
そんな初恋でした。
そして、彼は3月14日のホワイトデーに、お返しをしてくれました。
中学2年の時も、3年の時も。
それだけのことなのですが、私にとっては、とても大切な思い出です。
そして中学3年生の卒業式。
3月14日です
ホワイトデーです。
その年のホワイトデーのお返しは、
彼本人からではなく、別の人から
私のところへ届けられました。
卒業の日は、そんな時間を
取れなかったのでしょう。
それで、私の淡い恋は終わりました。
進学した高校は、偶然にも同じ高校でした。
だから、高校でも彼の顔を見ることは
ありました。
でも、やっぱり話すことはありませんでした。
今になって思えば、本当に「うたかたの恋」です。
ほんの一瞬の、淡い恋。
何かが始まったわけでもなく、
何かが終わったわけでもない。
ただ、好きだった。
そして、ホワイトデーにお返しをもらった。
それだけなのに、60歳になった今でも、
ちゃんと覚えているのです。
昨日の同窓会では、そんな彼が私のひとつ
隣の席に座りました。
あの頃の私は、彼の隣に座るだけでもドキドキしていたでしょう。
60歳になった私は、隣の席をひとつ空けて座っている彼を見ながら、
「なんだか懐かしいな」
と思いました。
そして、ほんの少しだけ。
中学生の頃の私が戻ってきたような
気がしました。
60歳の恋心。
もちろん、恋をするわけではありません。
でも、昔好きだった人に会うと、
心の奥がちょっとだけ動く。
そんなことって、ありませんか?
皆さんにも、そんな「うたかたの恋」の
思い出はありますか?
よかったら、そっとコメントしてください。
ちなみのこの同窓会で食事代の会費は男性
7,000円と女性5,000円でしたが
男性がお酒を飲む人が少なかったため
次回からはみんな同じ料金にすることになりました。

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