写真詩「ハマナスとバルバレスコ」(35) ー 芝もボクも刈らなくちゃ
刈るたびに
整い
拓く
芝とボク

このマシーンは、EGOという電動(EV)の芝刈り機 君(さん、かも知れません)です。
エゴに乗り
エゴを刈って
青くなる
芝を刈りながら、そんな言葉が浮かびました。
EGO。
名前だけ聞くと、
少し哲学的です。
この会社、どうして、こんな名前をつけたのでしょう。
英語の ego は、自我、自分らしさ、自信
というような広い意味がありますから、
「ガソリン機に負けない性能への自信」
「自分の力で庭をつくる喜び」
「電動工具の新しい時代を切り開く誇り」
そんなイメージを込めたネーミングだったのかもしれません。
案外、フロイトのEgo(エゴ) = 現実と向き合う自分 みたいな思想かもしれません。
EGOの工具は、同じバッテリーで動きます。
芝刈り機も、ブロワーも、チェーンソーも、雪かき機も。
https://egopowerplus.com
ボクもいつのまにか、ほとんど持っています。
道具は変わっても、力の源はひとつ。
それは少し、人間にも似ています。
仕事をするときの自分。
家族といるときの自分。
友人と語るときの自分。
絵を描くときの自分。
それぞれ違う顔をしているけれど、
その奥で動いているものは、
案外、同じなのかもしれません。
我が家の庭はそこそこ広いので、今は、この頼もしい相棒に乗って、
庭をぐるぐる回ります。
エンジン音はありません。
2つの大きなブレードをブンブン回さなければ、とても静かです。
鳥の声。
風の音。
そんなものを聞きながら、風を切って進みます。
不思議なものです。
芝というのは、
放っておいても伸びます。
どんどん伸びます。
「そんなに急がなくても」
と言いたくなるくらい伸びます。
けれど、
定期的に刈ると、
また美しく整います。
これも、人に少し似ているのかもしれません。
年齢を重ねると、
知識も経験も増えていきます。
それはありがたいことです。
ボクがいつも自分に言い聞かせていることがあります。
「経験はバイアスだ」。
ボクらは未来を創っています。
過去の経験をそのまま持ち出して、「これで成功した」とか「これで失敗した」とかと言うのは、ある意味、意味がありませんし、かえって、リスクを生みます。
経験は経験です。
思い込みや、
余計な心配や、
見栄なんかも、
雑草のように生えて来ています。
定期的に刈り込んだ方が、
光も当たり、
風通しもよくなり、
また、新たな成長につながります。
そんなことを考えながら、
今日も庭を一周。
芝はきれいになりました。
ボクの方はどうだったのか。
もう一周くらいしないと雑念が。。。
Haruï
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「言葉になる前の気持ち」を、写真にして、短い詩をつけました。
写真詩「ハマナスとバルバレスコ」は、
そんな瞬間たちを、そっと掬いあげた小さな記録です。
うまく説明できないけれど、なぜか心に残る景色がある。
このマガジンが、
あなたの中の静かな何かに触れられたら嬉しいです。
春衣
