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若いからこそ、速さよりも呼吸を守りたい

ギリギリの時間に目が覚める。

一瞬で心拍数が上がる。

「やばい」

顔を洗って、最低限の身支度をして、
遅刻しないように駅までダッシュ。

満員電車に押し込まれて、
息が詰まる。

まだ何も始まっていないのに、
もう少し疲れている。



仕事は嫌いじゃない。

任されるのも、嫌じゃない。

むしろ期待されるのはうれしい。

でも最近、ふと思う。

この“常にギリギリ”の感覚は、
いつまで続くんだろう。


今週はイベント対応が続いた。

慣れれば回せるようになる。

きっともっと速くなる。

でも、速くなったらまた次の速さが来る。

ハイスピードの波は、一度乗ると降りにくい。



「若いんだから大丈夫」

その言葉は、励ましのつもりなんだと思う。

でも私はもう知っている。

若さは、無限じゃない。

回復力があるからといって、削っていい理由にはならない。



前も、少しずつ加速していった。

これくらい平気。
もう少しいける。
まだやれる。

気づいたら、立ち止まる感覚がわからなくなっていた。

そして、止まった。

うつになった。



だから今は怖い。

責任が嫌なんじゃない。

成長が嫌なんでもない。

ただ、知らず知らずのうちに速さが基準になって、自分の呼吸が浅くなることが怖い。



成長って、なんだろう。

速くなること?

重いものを持てるようになること?

それとも、自分の呼吸を守りながら進めること?



若いからこそ、無理できる自分を誇るんじゃなくて、無理しない自分を選べるようになりたい。

溺れるまで泳ぐんじゃなくて、ちゃんと息をしながら進みたい。



エネルギーは有限だ。

私は、誰の何のためにそれを使いたい?

速さの証明のためじゃなく、自分がちゃんと立っていられる未来のために。



若いからこそ、速さよりも、呼吸を守りたい。

あなたはどんなペースで生きたいですか?

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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