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燃えてなお澄んだ色を湛えて【シロクマ文芸部:お題「透明な」】

小牧さん、お題をありがとうございます。貼付記事以下、参ります。


透明な夜が、夕暮れの後ろからしのび寄ってきた。日が高い内は秋に向かうなどはとても信じられぬ暑さのなかであっても、確実に季節は移り変わっていると肌で感じた。あと何回、暑さに焦《じ》らされ焦がされて、足の遅い熱気、それが留まる湿った空気を耐えればいいのか。答える先のない問いを落とす。



透明な色が、一瞬にして光に奪われる。それが日が沈む前の夕焼け、その朱色の鮮烈さであり、輝く陽光ににその座を奪われる前の茜、己を焼き付ける鮮烈な色だ。夕焼けは温かみを帯び、朝焼けは青を沈める。空の色は、刻々と己の彩りを変えていく。大気が大地を育《はぐく》み、生きる証として彩りがある。



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以上140字 × 2、Tweet=Post 2つ分の「透明な」から始まる、でした。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

©2023-2025 Harunaga Mutsuki

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