言葉と調べと【詩編】
紡ぎ出される言の葉は
文字に綴れば音なきままに
文字が連なり調べを奏でる
韻律と呼ばれるそれで
繋がるようになったのは
いつからのことなのだろう
調べが先にあったのか
言葉が調べを喚ぶものか
分からぬままに
手から指から転げ落ちて
文字は言葉となり
言葉は調べを奏でていく
風に浚われてしまう前に
一文字ずつ拾い集めて
紙の上に
モニタの中に
五線譜を描いていく
詩というものは喩えるならば
わたしにとっては
そのようなものなのだ
さて 今わたしが興した風は
あなたの頬を撫でているだろうか
知っているのは
秋の風だけ

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<©2024春永睦月 この文章は著作権によって守られています。AI画像はフリー素材ではありません。無断使用及び転載等はお断りいたします〉
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