60点で出したら、意味があとから追いかけてきた話
昔、仕事で「初校を早く出せ」って何度も言われた。
完璧じゃなくていいから、とにかく出せ、と。
最初はよくわからなかった。
直されるのが前提なら、最初からちゃんと作った方がいいんじゃないか、とも思った。
でも、何百回、何千回と初校を出して、赤が入って、直して、また出して、を繰り返すうちに、だんだん体が先に理解し始めた。
ああ、完璧なんて、来ないんだなって。
ある日、ふと思った。
60点でいいじゃないか。
いや、60点で十分じゃないか。
どうせ直しは来る。
どうせ方向性は、相手が見て初めて決まる。
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