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【時期別】行政書士模試の正しい受け方と、結果に振り回されないメンタル維持術

こんにちは。
高橋悠人です。

行政書士試験の合格を目指す上で、避けて通れないのが「模試(模擬試験)」です。

夏から秋にかけて各予備校の模試が本格化しますが、受験生の中には「模試の点数に一喜一憂して、勉強が手につかなくなってしまった」「結果を見るのが怖くて、受けるのを躊躇してしまう」という方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、模試の点数は本試験の合否に1ミリも関係ありません。

大事なのは、模試を「実力を測るテスト」ではなく「本番で合格するためのツール」として使い倒すこと。
今回は、時期別の正しい模試の受け方と、結果に振り回されないためのメンタル維持術を徹底解説します。

【時期別】行政書士模試の正しい受け方と目的

模試は、受ける「時期」によって目的が全く異なります。
一律に「180点(合格点)を目指す」のではなく、今の時期に必要な課題をクリアしていきましょう。

① 【7月〜8月:初期】基礎の穴掘り起こし期

  • 主な目的: 現在地の把握と、知識の「穴」のあぶり出し

  • 意識すること:

    1. この時期はまだインプットや記述式対策が完璧ではないため、点数は低くて当然です。ここでは点数ではなく「Aランク(正答率が高いはず)の問題を落としていないか」を徹底的にチェックしてください。

  • この時期の合格基準: 点数は130〜150点でも全く問題なし。憲法・民法・行政法の基本用語が理解できているかを確認。

② 【9月:中期】実戦シミュレーション期

  • 主な目的: 3時間という時間の使い方の確立

  • 意識すること:

    1. 本試験の最大の敵は「時間」です。どの科目から解くか、記述式には何分残すかといった「時間配分の黄金ルート」を試す時期です。「一般知識(基礎知識)で足切りに合わないか」の危機感も持ち始めましょう。

  • この時期の合格基準: 160点前後。時間内にすべての問題を解ききれるペースを掴む。

③ 【10月〜11月直前:後期】本番完全再現期

  • 主な目安: 本番のメンタルと環境の調整

  • 意識すること:

    1. 会場受験ができる方は、ぜひリアルな環境で受けてください。周りの電卓の音(他資格の受験生がいる場合)、ページをめくる音、緊張感の中で「自分のパフォーマンスを出せるか」を試します。

  • この時期の合格基準: 180点超えが理想ですが、仮に160点台でも「弱点補強のラストチャンス」と捉えれば合格は十分に可能です。

模試の結果に振り回されない「メンタル維持術」

「模試でE判定だった…もう今年は無理かもしれない」

そう思ってペンを置いてしまうのが、一番もったいない負けパターンです。受験期のメンタルを保つための3つのマインドセットをご紹介します。

💡 マインドセット1:模試は「不合格の芽」を事前に摘むイベント
模試で間違えた問題は、いわば「本試験で間違えるはずだった問題」です。本番前に自分の弱点を教えてもらったわけですから、むしろ「今見つかってラッキー!」と捉えましょう。
極端な話、模試は全問不正解でも、本試験で180点取ればあなたの勝ちです。

データの「見方」を変える
成績表が返ってきたら、以下の2点「だけ」を見てください。
全体の順位や偏差値、判定は無視して構いません。

  1. 正答率50%以上の問題で、自分が間違えたもの(=最優先で復習)

  2. 正答率30%以下の問題(=みんな間違えているので、復習も後回しでOK)

みんなが解ける問題を確実に仕留める。
これだけで行政書士試験は合格できます。
難問に引っ張られて自信をなくす必要は一切ありません。

効果を10倍にする「模試の復習チェックリスト」

模試を受けた後、解説をサラッと読んで終わり(受けっぱなし)にしていませんか?

効率よく実力を伸ばすための復習手順をまとめました。

1.自己採点と「仕分け」:当日〜翌日。
問題を「①自信を持って正解した」「②2択まで絞って正解した」「③勘で当たった」「④全くわからなかった」の4つに仕分けます。

2.「正答率50%以上」の復習:最優先。
成績表が出たら、正答率が高いにもかかわらず間違えた「②」「③」「④」を徹底的に復習します。
テキストに戻り、周辺知識も合わせて確認しましょう。

3.記述式の「キーワード」チェック:部分点狙い。
記述式は完答できなくてもOK。
「どのキーワードを書ければ部分点(4点〜8点)がもらえたか」を確認し、条文や判例のフレーズを記憶に刷り込みます。

4.2週間後の「解き直し」:記憶の定着。
間違えた問題だけを、2週間後にもう一度解き直します。
ここで理由までスムーズに説明できれば、その知識は完全にあなたの武器になっています。

【2026年度版】行政書士の模試はどこがおすすめ?主要5社を徹底比較&合格者の賢い選び方

行政書士の直前期(夏〜秋)に向けて、避けて通れないのが予備校の「模試(模擬試験)」選びです。

「とりあえず有名だからLEC?それとも伊藤塾?」
「通信のアガルートやフォーサイトってどうなの?」

各予備校がさまざまな模試を出しているため、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。

結論から言うと、迷ったら「LEC」と「伊藤塾」を押さえておけば間違いありません。

今回は、主要予備校5社の模試の特徴を徹底比較し、合格者が実践している「賢い組み合わせ方」を解説します。

1. 主要予備校5社の模試特徴まとめ
まずは、行政書士受験生がよく利用する主要5社の模試の特徴を一覧で比較してみましょう。

LEC
受験者数No.1の圧倒的王道。回数が豊富(全7回パックあり)でペースメーカーに最適。
本試験レベル
迷ったらコレ。本番のシミュレーションを何度もしたい人。

伊藤塾
業界最大級の規模。本試験の「的中率」の高さと丁寧な解説に定評あり。
難易度(目安) やや難しめ
質の高い問題で実力を底上げしたい人、正確な順位を知りたい人。

TAC
全国の校舎で会場受験が可能。良質でオーソドックスな出題が中心。
難易度(目安) 本試験レベル
リアルな会場受験の緊張感を味わいたい人。

アガルート
通信専門。名物講師(豊村講師)による渾身の予想問題&約3時間の詳細な動画解説。
難易度(目安) 本試験レベル
自宅受験で、解説講義の質を重視したい人。

フォーサイト
通信専門。「基礎レベル」と「本試験レベル」の2段階に分かれたスモールステップ模試。
難易度(目安) 標準的
初学者で、段階的に実力を試していきたい人。

2. どこを受ける?合格者が選ぶ「おすすめ模試」3選
数ある予備校の中から、特におすすめしたい上位3社を深掘りして解説します。

① 【王道・受験者数トップ】LEC東京リーガルマインド
迷ったら絶対に外せないのがLECです。

  • 圧倒的な母集団: 受験者数が非常に多いため、返ってくる成績表のデータの信頼性が段違いです。「みんなが解けている問題」がひと目でわかります。

  • 全7回の豊富なラインナップ: 7月の「到達度確認模試」から、直前の「ヤマ当て模試」まで時期に合わせたパックがあり、直前期のペースメーカーとして最適です。

② 【質と的中率重視】伊藤塾
法律の専門校として名高い伊藤塾の「公開模擬試験」も必須級です。

  • 本試験をズバリ的中させる予想力: 例年、記述式や択一式の論点をズバリ的中させることで受験生から高い評価を得ています。

  • 本試験より「やや難しめ」の絶妙な調整: 少し負荷をかけた問題に触れておくことで、本試験が難化したときにも慌てないタフな実力が身につきます。

③ 【自宅受験・解説の分かりやすさ重視】アガルート
通学が難しく、自宅受験メインで進めたい独学生に強い味方です。

  • 圧倒的に丁寧な解説講義: 模試そのものの質はもちろん、解説講義が非常に充実しています。ただの答え合わせにとどまらず、周辺知識の総復習までカバーしてくれます。

3. 【失敗しない】模試の賢い組み合わせ方・回数の正解
「たくさん受けた方が安心だから、全部申し込もう!」というのはNGです。
模試の受けすぎは復習が追いつかなくなり、消化不良を起こす原因になります。

おすすめの受講回数は「会場受験を2〜3回 + 必要に応じて自宅模試」です。

💡 おすすめの黄金パターン
もっとも多くの合格者が実践している王道の組み合わせがこちらです。

  1. ベースは「LEC」の公開模試(2〜3回): 本試験レベルの基準を作る

  2. 仕上げに「伊藤塾」の公開模試(1〜2回): やや難しめの問題で弱点チェック&ヤマ当て

⚠️ 注意ポイント: 独学の方は、少なくとも1〜2回は「会場受験(通学)」を選んでください。 「周りの受験生の緊張感」「問題用紙をめくる音」「不慣れな机と椅子」といったリアルな環境で3時間集中する経験は、自宅受験では絶対に得られない貴重な財産になります。

まとめ:模試を使い倒して合格を引き寄せよう
行政書士試験の模試は、予備校ごとにカラーが異なります。

  • データの正確性と回数なら LEC

  • 的中率とハイレベルな質なら 伊藤塾

  • 自宅での復習効率なら アガルート

自分の学習進捗や環境(近くに会場があるかなど)に合わせて、最適な模試を選んでみてください。

模試は点数に一喜一憂するためのものではなく、本番で合格するための「最高の踏み台」です。
上手に活用して、11月の本試験を笑顔で迎えましょう!

「今年こそ行政書士の資格を取りたいけれど、どの通信講座が良いか迷っている……」そんな方は必見です!人気5社の特徴や合格実績、費用を徹底比較しました。あなたにぴったりの講座が必ず見つかります。

【2026年度版】行政書士の「市販模試」おすすめ3選!独学者必見の選び方とコスパ最強の活用術

行政書士の直前期対策として、予備校の公開模試と並んで人気なのが、書店やAmazonで購入できる「市販模試(法改正・直前予想問題集)」です。

「予備校の模試は費用が高いし、スケジュールが合わない…」
「自宅で自分のペースで、もっとたくさん初見の問題を解きたい!」

そんな方に市販模試は最高のツールですが、本屋に行くとたくさんの種類が並んでいて、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。

結論から言うと、市販模試は「解説の充実度」と「出題傾向の好み」で選ぶのが正解です。

今回は、2026年度の行政書士受験生に本当におすすめできる市販模試3選と、効果を最大化する使い方を分かりやすく解説します!

1. 独学者の強い味方!おすすめの市販模試3選
数ある市販模試の中から、受験生の間で特に評価が高く、実績もある「間違いない3冊」を厳選しました。

① 【一番人気・バランス抜群】出る順行政書士 当たる!直前予想模試(LEC)

  • 収録回数: 本試験形式3回分 + プレミアム問題

  • 特徴: 圧倒的なシェアを誇るLECの市販模試です。本試験の難易度や出題バランスに最も近く、奇をてらわない良問が揃っています。

  • ここがおすすめ: 購入者特典として、無料の解説講義動画が視聴できるのが最大のメリットです。独学で「テキストの文字だけでは理解しにくい」という方でも、予備校クオリティの講義でしっかり復習できます。

② 【圧倒的な質とボリューム】うかる!行政書士 直前模試(伊藤塾)

  • 収録回数: 本試験形式3回分

  • 特徴: 法律の専門校・伊藤塾が総力を挙げて作った一冊です。本試験より「やや難しめ〜同等」のレベルで、ひねった引っ掛け問題や、最新の最高裁判例を意識した出題が目立ちます。

  • ここがおすすめ: 解説が非常に丁寧で、周辺知識の整理(表や図解)が充実しています。本番で難化したときにも慌てない「タフな実力」をつけたい中上級者や、リベンジ組の方に特におすすめです。

③ 【サクサク読める、初学者向け】みんなが欲しかった!行政書士の直前予想模試(TAC)

  • 収録回数: 本試験形式3回分 + 法改正・重要論点まとめ

  • 特徴: フルカラー(または2色刷り)で見やすく、イラストや図解が豊富なTACの人気シリーズです。

  • ここがおすすめ: 「とにかく解説がシンプルで分かりやすい」のが特徴。専門用語が噛み砕かれて書かれているため、初学者や「分厚い解説書を読むとウッとなる…」という方でも、挫折せずに復習を進められます。巻頭の「重要論点カード」などの付録も充実しています。

2. 失敗しない!市販模試の「正しい選び方」
市販模試を買うときは、以下の2つのポイントを意識してください。

❶ 「使用しているメインテキスト」と同じシリーズを優先する
例えば、普段『出る順(LEC)』のテキストを使っているなら、市販模試もLECを選ぶのが鉄則です。
なぜなら、解説に書かれている論点のまとめ方やリンクしているページ、用語の定義が統一されているため、復習のスピードが3倍速くなるからです。こだわりがなければ、まずは自分のメイン教材のシリーズを選びましょう。

❷ 欲張って「何冊も買わない」
1冊に3回分の模試が入っているものが多いため、1冊買えば合計3回(180問)の初見問題にチャレンジできます。
これを2冊も3冊も買うと、過去問や記述式対策の時間がなくなり、すべてが中途半端になる「消化不良」を起こします。
直前期にこなせる市販模試は、「多くて2冊(計6回分)まで」と決めておきましょう。

3. 市販模試の効果を10倍にする「自宅受験ルール」
市販模試は自宅でいつでも解けるのがメリットですが、その反面、緊張感が薄れがちです。
効果を最大限に高めるために、解くときは以下の「本番完全再現ルール」を自分に課してください。

  • スマホは電源を切って別室に置く(時間を測る時はキッチンタイマー等を使用)

  • 3時間(13:00〜16:00の本試験時間)ぶっ続けで解く(途中でトイレや水分補給のシミュレーションもする)

  • マークシートを実際に塗りつぶす(付属のマークシート用紙を使い、記述式のマス目も実際に鉛筆で埋める)

自宅のリビングや机を、一瞬で「本試験会場」に変えるくらいの緊張感を持って挑みましょう。

まとめ:予備校模試と市販模試を賢く組み合わせよう
市販模試は、1冊2,000円〜3,000円程度で3回分の良質な問題が手に入る、極めてコスパの高い教材です。

  • 1〜2回は予備校の「会場模試」を受けて本番の空気に慣れる

  • 自宅での実戦練習や、弱点補強の数稽古として「市販模試」をフル活用する

このハイブリッドな使い方が、独学からストレート合格を掴み取るための黄金ルートです。

お気に入りの1冊を手に入れて、直前期の得点力を一気に爆上げしていきましょう!

【行政書士】模試は「会場受験」に行くべき?自宅受験とのリアルな違いと、地方在住者が自宅受験を120%活かす方法

行政書士の模試を申し込もうとしたとき、最初に迷うのが「会場受験(通学)」にするか、「自宅受験(通信)」にするかという問題です。

「近くに予備校の校舎がないから、往復の時間と交通費がもったいない…」 「でも、自宅受験だとどうしても緊張感が出なくてダラけてしまう」

特に地方在住の独学生にとって、わざわざ新幹線や特急を使ってまで会場に行くべきかどうかは、切実な悩みですよね。

結論から言うと、理想は「1〜2回だけでも会場受験に行くこと」ですが、どうしても無理なら「自宅受験を徹底的にセルフプロデュースする」ことで、同等の効果を得ることは十分に可能です。

今回は、会場受験と自宅受験のリアルな違いと、自宅受験の効果を120%に高めるための裏ワザを解説します。

1. ぶっちゃけ何が違う?「会場受験」でしか得られない3つのリアル
予備校の教室で受ける「会場受験」には、自宅では絶対に再現できない「ノイズ(雑音)」と「プレッシャー」があります。

  • ① 周りの「物音」というノイズに慣れる 本試験会場は静寂に包まれているわけではありません。隣の人が激しくマークシートを塗りつぶす音、問題用紙をめくるバリバリという音、咳払いなど、あらゆるノイズが発生します。会場受験は、こうした「他人の音」に気を取られずに集中する格好の訓練になります。

  • ② 「時計が見えにくい」「机が狭い」という不便さを体感する 自宅のお気に入りのデスクとは違い、予備校や大学の講義室は「机が狭くて問題用紙が広げにくい」「時計が遠くて見えにくい(あるいは時計がない)」といった不便さがあります。この不自由な環境で3時間戦う経験値は非常に大きいです。

  • ③ 独特の「ピリピリした緊張感」を味わう 「周りがみんな頭良さそうに見える」という受験生特有の心理的プレッシャーを本番前に経験しておくことで、本試験当日のメンタルのブレを最小限に抑えることができます。

2. 地方在住者必見!自宅受験を「本番の試験会場」に変える120%活用術
「そうは言っても、会場が遠すぎてどうしても行けない!」という方も安心してください。
自宅受験であっても、以下の4つのルールを自分に課すことで、会場受験に限りなく近い緊張感を作り出すことができます。

❶ 「試験開始の15分前」から机に座って目をつむる
自宅受験だと、13:00のチャイムと同時にいきなり問題を解き始めがちです。
本番は、試験開始の15〜20日前には着席し、教材をすべてカバンに仕舞わされ、ただじっと待つ「魔の15分間」があります。
自宅でも12:45にはすべての参考書を片付け、スマホを切り、「ただじっと緊張感を高める時間」をあえて作ってください。

❷ 家族に頼んで「絶対に話しかけない環境」を作る
3時間の間に「お昼ご飯どうする?」と話しかけられたり、宅配便が届いたりした時点で、模試としての価値は半減します。
同居している家族がいる場合は、「今日の13時から16時までは本番の試験だから、絶対に部屋に入らないでほしい」と事前に強く頼んでおきましょう。

❸ 筆記用具は「HBの鉛筆」と「腕時計」のみ
自宅受験だからといって、使い慣れたシャープペンシルや、机の上の置き時計を見るのはNGです。
本試験で使えるのは原則として「鉛筆(またはシャープペンシル)」「消しゴム」「腕時計」のみ。机の上を完全に本番仕様にして、時計はあえて見えにくい角度に置くなど、あえて少し不便な環境を作ってみてください。

❹ 【裏ワザ】コワーキングスペースや図書館の自習室を利用する
どうしても家だと甘えが出てしまう人は、市販模試や送られてきた模試の冊子を持って、外部の有料自習室やコワーキングスペース、静かな図書館に移動して解くのがおすすめです。
「他人の目がある」「適度な生活雑音がある」という環境は、予備校の会場受験に非常に近い状態を再現できます。

3. 会場と自宅の「ハイブリッド」が最強の選択肢
もしスケジュールや予算が許すのであれば、合格者がよくやっている「ハイブリッド型」の組み合わせが一番おすすめです。

  • 基本は自宅受験(または市販模試): 自分のペースで弱点発見と復習を回す(3〜4回)

  • 9月〜10月の1回だけ会場受験: 1回だけ遠出してでもリアルな緊張感を肌で覚えておく(1回)

「1回だけ本番のシミュレーションをしにいく」と決めておけば、遠征の移動時間や交通費も「合格のための必要経費」としてモチベーションに変えることができます。

まとめ:環境に言い訳をしない人が合格を掴む
会場受験の方がメリットが多いのは事実ですが、「自宅受験だから不利」ということは絶対にありません。
通信講座や独学で合格していく人たちは、みんな自宅のデスクを自分自身で「最高の試験会場」に仕立て上げて合格をもぎ取っています。

大切なのは、どこで受けるかではなく、「どれだけ本番を想定して3時間を過ごせたか」、そして「出た結果をどれだけ丁寧に復習できたか」です。

自分の置かれた環境のなかで最善のシミュレーションを行い、11月の本試験に向けて一歩一歩、実力を積み上げていきましょう!

【行政書士模試】予備校の「的中率」に踊らされるな!合格者が教えるカラクリと本当に価値ある問題の見極め方

直前期の予備校のパンフレットやホームページを見ていると、必ず目にするのが「今年の記述式をズバリ的中!」「択一式の論点を多数的中!」という華やかな実績です。

これを見ると、受験生としては「ここの模試を受ければ、本試験でアドバンテージが取れるのでは!?」と期待してしまいますよね。

結論から言うと、予備校の「的中」という言葉を過信しすぎるのは危険です。

今回は、知っておくべき的中率の「裏事情」と、模試の予想問題を本試験の得点に直結させるための正しい活用法を解説します。

1. 知っておくべき、予備校模試の「的中」のカラクリ
なぜ多くの予備校が「的中」を連発できるのか。
そこには受験生が知っておくべき2つの背景があります。

① 「数打ちゃ当たる」の網羅性
大手予備校の模試パック(全6〜7回など)を申し込むと、択一式から記述式まで、合計で数百問もの「予想問題」に触れることになります。
さらに、直前講座や有名講師のオリジナルレジュメなども合わせれば、カバーする論点は膨大な数になります。
これだけ広範囲の網羅網を広げていれば、その中のどれかが本試験の論点とかする(=的中する)のは、ある意味で「必然」とも言えます。

② 「的中」の定義が広い
「問題文や事例、結論まで一言一句同じだった」という意味での“完全的中”は、滅多に起こりません。
予備校が言う的中とは、多くの場合「模試の選択肢の1つで触れていた判例が、本試験に出た」「模試の行政法で出題したテーマ(例:差止訴訟)が、本試験の記述式で出た」という「論点の的中」を指します。

そのため、「模試の問題を丸暗記していれば本番で自動的に正解できる」というわけではない点に注意が必要です。

2. それでも「的中」に定評がある予備校・市販模試はどこ?
カラクリがあるとはいえ、各予備校の講師陣が過去の出題周期や最高裁の最新判例を徹底的に分析して作る「予想問題」の質が高いことは間違いありません。
受験生の間で特に「山当て(的中)の精度が高い」と評判のところを紹介します。

  • 伊藤塾(公開模擬試験) 法律の専門校としてのプライドがあり、記述式のテーマや最新判例の的中実績に定評があります。「本試験の難化予想」を想定した高度な問題作りが得意です。

  • LEC(厳選!直前ヤマ当て模試) 模試の回数が多いため網羅性が高く、直前期の「ヤマ当て」に特化した単発模試は、毎年多くの受験生が「とりあえず受けておく」定番となっています。

  • アガルート(総まくり択一模試など) 講師陣による徹底的なトレンド分析により、近年出題が予想される「重要論点」をピンポイントで突いてくる傾向があります。

3. 的中予想問題を120%活かす「合格者の復習法」
「当たったらラッキー」で終わらせず、模試の予想問題を本試験の得点力に変えるためのステップです。

❶ 記述式の「問い方」と「キーワード」をインプットする
もし模試の記述式で出たテーマが本試験で的中した場合、最大の武器になるのは「書くべきキーワード」を事前に知っていることです。
「要件は何か」「誰を被告とするか」など、模試の解説に書かれている「採点基準(部分点をもらえるキーワード)」をセットで記憶に刷り込みましょう。

❷ 「最新判例」と「法改正」はAランク問題として扱う
模試で出題される「まだ過去問に出ていない最新判例」や「法改正論点」は、予備校が「今年は怪しい(出題可能性が高い)」と踏んだからこそ入っているものです。
これらは過去問だけでは対策できない部分なので、模試に出てきたら「超重要問題」としてマークし、テキストの該当箇所にも情報を集約しておきましょう。

まとめ:的中を「期待」するのではなく、出たら「拾う」スタンスで
模試の的中率は、あくまで予備校側の過去の実績であり、今年のあなたへの合格を保証するものではありません。

一番危険なのは、「ここの模試が当たるらしいから、過去問や基本を疎かにして模試の暗記に走る」という本末転倒な勉強法です。

本試験で合格するために最も必要なのは、「的中した難問を解ける力」ではなく、「誰もが解ける基本問題を1問も落とさない力」です。

的中は「本番で出たらちょっと有利だな」くらいのボーナス程度に捉え、まずは目の前の基礎固めを淡々と進めていきましょう!

【行政書士試験】模試は何回受けるのが正解?合格者が「多すぎても少なすぎてもダメ」と断言する理由

直前期(夏〜秋)が近づくと、多くの行政書士受験生を悩ませるのが「模試って一体、何回受ければいいの?」という問題です。

予備校のパンフレットを見ると「全7回パック」といった盛りだくさんのプランが目に入りますし、SNSを見ると「市販模試も含めて10回以上解いた」という猛者も見かけます。
逆に「お金も時間もないから1回だけでいいや」という人もいます。

結論から言うと、合格者がおすすめする最適な回数は「予備校の会場模試を2〜3回 + 必要に応じて市販模試を1〜2回」の、合計3〜5回です。

なぜこの回数がベストなのか、多すぎ・少なすぎのデメリットを交えながらロジカルに解説します!

1. 「多すぎ」も「少なすぎ」も危険!それぞれのデメリット
まずは、回数のバランスを崩したときに起きる失敗パターンを知っておきましょう。

✕ 多すぎるパターン(6回以上)の罠:復習が追いつかず消化不良になる
一番多い失敗が「不安だからたくさん受ける」ことです。

模試は、受けている3時間よりも、その後の「復習と弱点補強(5〜10時間)」のほうが圧倒的に大切です。
毎週のように模試を入れてしまうと、復習が終わらないまま次の模試を迎えることになり、結局どれも中途半端な「受けっぱなし」状態になって実力が伸びません。

✕ 少なすぎるパターン(0〜1回)の罠:本番のトラブルに対応できない
「過去問が忙しいから模試は1回(または0回)でいいや」というのも危険です。

行政書士試験は「3時間で60問(+記述式)」を解く、想像以上に過酷なタイムレースです。
1回きりだと、「思ったより時間が足りなかった」「どの科目から解くのが自分に合っているか分からなかった」という課題が見つかった時点で本番を迎えることになってしまいます。

2. 合格者が導き出した「合計3〜5回」が最強である理由
なぜ「3〜5回」が最適なのか。
それは、模試を受けるごとにクリアすべき明確な「ステップ」があるからです。

1.現状把握と「時間配分」の実験:1〜2回目(7月〜8月)。
まずは自分の現在地(弱点)を知ること。
そして「行政法から解くか、民法から解くか」「記述式に何分残せるか」といった、3時間の使い方を試行錯誤するフェーズです。

2.時間配分の「固定」と「会場の空気」に慣れる:3〜4回目(9月〜10月上旬)。
1〜2回目で決めた「解く順番」を実際に試し、定着させます。
また、大手予備校の会場受験を利用して、周りの緊張感や物音の中でもパニックにならないメンタルを鍛えます。

3.最後の「ヤマ当て」と「最終調整」:5回目(10月中旬・最終)。
予備校が予想する「今年狙われそうな最新判例や法改正」の最終チェックです。
ここで出た弱点を本番までの残り数週間で徹底的に潰します。

このステップを踏むために、最低でも3回、多くて5回あれば十分なデータと経験が揃います。

3. コスパと効果を両立する「賢い組み合わせ例」
「すべて予備校の会場受験にすると費用がかさむ…」という方のために、合格者がよく使っている王道の組み合わせパターンをご紹介します。

💡 予算を抑えつつ効果を最大化するプラン(計4回)

  • 1回目(8月):市販模試(自宅)

    1. まずは自宅で、3時間集中して解く感覚と、現時点の弱点をチェック。

  • 2回目(9月):大手予備校の公開模試(会場受験)

    1. ここで一度、リアルな試験会場に足を運び、本番の緊張感を味わう。

  • 3回目(10月上旬):大手予備校の公開模試(会場受験)

    1. 時間配分を完全に固定し、本番のつもりで挑む。ここでの成績表のデータは非常に参考になります。

  • 4回目(10月中旬):市販模試(自宅)

    1. 最後の総仕上げとして、自宅でリラックスしつつ最終チェック。

これなら予備校の模試代(2回分)だけで済むため、お財布にも優しく、会場受験のメリットも十分に得られます。

まとめ:模試の回数は「復習できる限界量」で決めよう
模試を受ける回数の正解は、一律の数字ではなく「あなたが本気で復習し、テキストに戻って弱点を補強できる限界の回数」です。

もしあなたが仕事をしながら勉強していて、まとまった時間が取れないのであれば、無理に5回受ける必要はありません。
「質の高い3回」を完璧に復習するほうが、バラバラに7回受けるよりも遥かに合格率が上がります。

スケジュール帳を開いて、次の模試までに「2週間以上の復習期間」が空いているか確認し、自分に最適なマイルストーンを置いてみてくださいね。

【2026年度スケジュール】行政書士の模試日程一覧!直前期の必勝カレンダーと申し込みの注意点

行政書士試験の合格を大きく左右する、夏〜秋の「模試ラッシュ」。

「気づいたら大手の模試の申込期日が過ぎていた…」
「スケジュールを詰め込みすぎて、復習する時間が足りない!」

そんな失敗を防ぐために、今回は2026年度の主要予備校(LEC・伊藤塾・TAC)の模試日程をタイムライン形式でまとめました。

どの時期にどの模試を入れるべきか、あなただけの「直前期必勝カレンダー」を作る参考にしてください!

1. 2026年度 行政書士模試「時期別」日程一覧
主要予備校の実施スケジュールを時系列で並べました。
※会場受験(通学)の一般的な日程を基準にしています。

🗓 7月:実力チェック・初期の陣
本格的な模試シーズンの幕開けです。
まずは現時点での「基礎の穴」をあぶり出します。

  • LEC:到達度確認模試(第1回)

    • 7月31日(金)〜8月2日(日)

  • 伊藤塾:頻出Aランクチェック模試

    • 7月26日(日)など

🗓 8月:お盆〜夏の総仕上げ期
インプットを終え、いよいよ本試験レベルの形式に慣れていく時期です。

  • LEC:到達度確認模試(第2回)

    • 8月14日(金)〜8月16日(日)

  • TAC:全国実力チェック模試

    • 8月22日(土)〜8月24日(月)

  • 伊藤塾:頻出Aランクチェック模試

    • 8月23日(日)など

  • LEC:全日本行政書士公開模試(第1回)

    • 8月28日(金)〜8月30日(日)

🗓 9月:実戦シミュレーション・中期の陣
時間配分や解く順番を固定し、本番のペースを完全に掴みに行く月です。

  • 伊藤塾:公開模擬試験(第1回)

    • 9月11日(木)、9月13日(土)〜9月14日(日)など

  • LEC:全日本行政書士公開模試(第2回)

    • 9月11日(金)〜9月13日(日)

  • TAC:全国公開模試(第1回)

    • 9月19日(金)〜9月21日(日)

  • LEC:ファイナル模試

    • 9月25日(金)〜9月27日(日)

🗓 10月:最終調整・直前ラストスパート
本番直前、メンタルを整えつつ最後のヤマ当てを行う最終盤です。

  • LEC:全日本行政書士公開模試(第3回)

    • 10月9日(金)〜10月11日(日)

  • 伊藤塾:公開模擬試験(第2回)

    • 10月9日(木)、10月11日(土)〜10月12日(日)など

  • TAC:全国公開模試(第2回)

    • 10月10日(金)〜10月12日(日)

  • LEC:厳選!直前ヤマ当て模試

    • 10月16日(金)〜10月18日(日)

2. 合格者が実践する「模試スケジュール」の組み方
日程を詰め込みすぎると、「受けただけで満足し、復習が終わらないまま次の模試を迎える」という最悪のループに陥ります。

スケジュールを組むときは、以下の3つのルールを意識してください。

❶ 模試の間隔は「最低2週間」あける
模試の復習と、そこで見つかった弱点の補強には最低でも1〜2週間かかります。
例えば、「9月11日〜13日(LEC/伊藤塾)」の週に受けたら、次の模試は「9月25日(LECファイナル)」にするなど、復習期間をカレンダーにあらかじめ確保しておきましょう。

❷ 10月後半は「新しい模試」を入れない
10月20日以降は、模試を新しく受けるよりも、これまで受けた模試の解き直しや、過去問・テキストの総復習に時間をあてるのが鉄則です。
10月頭までの模試で全てのデータを出し切りましょう。

3. 会場受験(通学)を狙うなら「申込時期」に要注意!
「よし、9月のTACと伊藤塾を会場で受けよう!」と思って直前に申し込もうとすると、すでに満席で自宅受験しか選べないというケースが多発します。

特に都市部(東京・大阪など)の主要会場や、本試験会場に近い大学などを借りて実施されるリアル模試は、夏前(6月〜7月)には枠が埋まり始めます。

⚠️ ここがポイント! 各予備校の模試パックや単発の申込受付は、すでに開始されています。「会場受験で緊張感を味わいたい」と考えている方は、日程を決めたら今すぐ席を確保することを強くおすすめします。

まとめ:あなたの「直前カレンダー」を今すぐ作ろう
11月の本試験から逆算すると、私たちが模試を活用できるチャンスは限られています。

まずはカレンダーや手帳を開いて、

  • 7月・8月に基礎チェックとして1〜2回

  • 9月に実戦シミュレーションとして2回

  • 10月上旬に最終調整として1回 といったように、自分の進捗に合わせた予定を書き込んでみてください。

計画的なスケジュール管理こそ、直前期のバタバタを制し、合格を引き寄せる第一歩です!

【3時間の使い方】行政書士模試で試すべき「解く順番」3つのパターンと、記述式に30分残すためのタイムマネジメント

行政書士の本試験は、3時間(180分)で60問の択一式+3問の記述式を解く、想像以上に過酷なタイムレースです。

「いつも最後の一般知識(基礎知識)を解くころには時間が足りなくて適当にマークしてしまう」
「記述式をじっくり考える時間がなくて、殴り書きのまま終わってしまった」

そんな苦い経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。
実は、行政書士試験には「問題用紙の1問目から順番に解いてはいけない」という鉄則があります。

今回は、模試だからこそ実験できる「解く順番」の3つの王道パターンと、配点の高い記述式にしっかり30分を残すためのタイムマネジメント術を解説します!

1. 理想のタイムマネジメント:180分の「黄金配分」
まずは、合格者が意識している3時間の時間配分の目安を知っておきましょう。
目指すべきゴールは「150分でマークシートをすべて終え、最後の30分を記述式と見直しにあてる」という配分です。

  • 基礎法学・憲法(7問): 約20分

  • 行政法(19問): 約50分(※最重要!)

  • 民法(9問): 約30分

  • 商法・会社法(5問): 約10分(※深追いしない)

  • 一般知識・基礎知識(14問): 約30分

  • 記述式(3問): 【30分】

  • 最終見直し・マークミスチェック: 約10分

このペースを維持するために、次の模試であなたに合った「解く順番」を試してみてください。

2. 模試で実験すべき「解く順番」3つの王道パターン
受験生のタイプや得意科目によって、最適な順番は異なります。
次の3つから「自分に合いそうだ」と思うものを模試で実験してみましょう。

パターン①:【王道・効率重視】配点の高い主要科目から攻める

  • 順番: 行政法 ⇒ 民法 ⇒ 記述式 ⇒ 憲法・基礎法学 ⇒ 商法・会社法 ⇒ 一般知識

  • メリット: 脳の体力が一番残っている前半に、配点が最も高い「行政法」と「民法」を片付けるパターンです。主要科目でしっかり思考力を使えるため、得点が安定しやすくなります。

  • こんな人向け: 模試の後半になると集中力が切れて、凡ミスが増えてしまう人。

パターン②:【メンタル安定重視】ウォーミングアップから始める

  • 順番: 一般知識(文章理解以外) ⇒ 行政法 ⇒ 民法 ⇒ 記述式 ⇒ 憲法・基礎法学 ⇒ 商法・会社法 ⇒ 文章理解

  • メリット: 知識があれば1問1分前後でサクサク解ける一般知識(時事や諸法令)を最初に終わらせ、リズムを作るパターンです。先に「足切り回避の安心感」を得てから、どっしりと法令科目に挑めます。

  • こんな人向け: 試験開始直後の緊張が強く、最初の憲法の難問でパニックになりやすい人。

パターン③:【逃げ切り重視】思考力を使う「文章理解・記述」を先に出す

  • 順番: 文章理解(3問) ⇒ 記述式(3問) ⇒ 行政法 ⇒ 民法 ⇒ 憲法 ⇒ 商法 ⇒ 残りの一般知識

  • メリット: 時間がなくなると最も焦る「文章理解の並び替え・空欄補充」と「記述式」を、まだ時間がたっぷりある最初の40分間で確実に仕留めるパターンです。

  • こんな人向け: 読解力はあるけれど、時間が迫ってくると焦って文章が頭に入らなくなる人。

3. 記述式に30分を残すための「即効テクニック」
解く順番を決めても、1つの問題に執着してしまうと時間は一瞬で溶けます。
模試の最中に次の2つのルールを徹底してください。

❶ 「2分」考えても分からない択一式は、△をつけて飛ばす
行政書士試験の択一式は、1問あたり平均2.5分で解く必要があります。
「問題文の意味が分からない」「2択まで絞ったけれど確信が持てない」という問題に出会ったら、2分経った時点で適当にどちらかにマークし、問題用紙に大きく「△」をつけて次の問題へ進んでください。
最後まで解き終わったあとに、残った時間でゆっくり△の問題に戻ってくればいいのです。

❷ 商法・会社法は「タイムキーパー」にする
商法・会社法(5問)は、努力の割に難易度が高く、泥沼にハマりやすい科目です。
もし行政法や民法で時間が押してしまったら、商法・会社法は「問題文を斜め読みして、1問30秒で直感でマークする」と割り切ってください。
ここで削った5〜10分が、記述式の貴重な時間へと生まれ変わります。

まとめ:模試は「失敗していい実験場」である
どの順番が正しいという正解はありません。
大切なのは、「自分にとって最も焦らず、実力を発揮できるルーティン」を本番までに確立しておくことです。

次回の模試では、ただ問題を解くだけでなく、 「今回はパターン③の『記述先攻型』を試してみよう」 「問題冊子の表紙に、各科目を解き終える目標時刻をメモしておこう」 といったように、戦略を持って挑んでみてください。

3時間のタイムマネジメントを制する者は、行政書士試験を制します。
模試という最高の実験場で、あなただけの必勝ルートを見つけ出してくださいね!

「行政書士の模試が難しすぎる…」と絶望しているあなたへ。予備校模試の裏事情と本当に見るべき3つのポイント

夏〜秋にかけて各予備校の模試が本格化すると、SNSやnoteで毎年のようにこんな悲鳴が聞こえてきます。

「過去問はある程度解けるようになったのに、模試を受けたら120点しか取れなかった…」
「ひっかけ問題が複雑すぎて、心が折れそう」

結論から言います。
行政書士の予備校模試は、本試験よりも難しく(あるいは複雑に)作られています。

だから、今の段階で点数が悪くても、合格を諦める必要は1ミリもありません。
今回は、なぜ模試がそんなに難しいのかという「裏事情」と、難問に振り回されないための正しい向き合い方を解説します。

1. なぜ?行政書士の模試が本試験より難しい「3つの理由」
予備校がわざと難易度を高めに設定しているのには、明確な理由があります。

① 予備校の「本試験の的中実績」を作りたいから
予備校にとって、模試は最大のマーケティングの場でもあります。
「今年の記述式をズバリ的中!」という実績を作るため、模試では最新の判例や、まだ過去問に出ていないマイナーな論点(応用・新傾向問題)を積極的に盛り込みます。
そのため、過去問ベースで勉強してきた受験生にとっては「見たこともない難問」に映るのです。

② 本試験の「難化」に備えて負荷をかけているから
本試験で急に難しい問題が出たとき、パニックにならないための「高負荷トレーニング」です。
練習で難しい問題に慣れておけば、本番で初見の問題が出ても「あ、これは模試の時みたいに後回しにすればいいんだな」と冷静に対処できるようになります。

③ 受験生を引き締め、直前期の爆伸びを狙うため
夏〜秋の段階で「合格安全圏」の点数が出てしまうと、多くの受験生は油断して失速します。
あえて厳しい現実(D判定やE判定)を突きつけることで、「もっと勉強しなければ」という危機感を持たせ、直前期のラストスパートへ向かわせる狙いもあります。

2. 難しい模試で「絶対にやってはいけない」勘違い
模試が難しいからこそ、陥りがちな間違った対策が2つあります。

  • ✕ 模試の「難問」を完璧に復習しようとする 模試で出たマイナーな条文や、ひねりすぎた引っ掛け問題をノートにまとめて覚える必要はありません。本試験で大切なのは「みんなが解ける基礎問題を確実に仕留めること」です。重箱の隅をつつくような難問に時間を奪われないでください。

  • ✕ 一般知識(基礎知識)の難しさに絶望する 模試の一般知識・基礎知識は、予備校独自の予想問題が多く、本試験よりも難易度が上振れしやすい傾向にあります。本試験の一般知識は、意外と現場の常識思考で解ける問題も多いため、模試の足切りラインだけで過度に怯える必要はありません。

3. 難しさに負けない!成績表をもらった後の正しい視点
点数や判定は一度忘れて、成績表の「正答率」だけを見てください。

模試がどれだけ難しくても、合格者が正解している「正答率が高い基本問題」は必ず混ざっています。
あなたが復習すべきは、その「基本の取りこぼし」だけです。

まとめ:合格者もみんな「模試の難しさ」に泣いてきた
過去の合格者たちの体験談を見ても、「模試では一度も180点を超えなかったけれど、本試験で合格した」という人は数え切れないほどいます。

模試は実力を自慢するための場所ではなく、「本番前に自分の弱点をあぶり出すための装置」です。

「難しすぎてラッキー!本番前に弱点が見つかったぞ」とニヤリと笑えるくらいのメンタルで、淡々と間違えた基本問題をテキストで確認していきましょう。
本番で180点を取れば、あなたの勝ちです!

行政書士の模試で「点数が伸びない」と悩む人が見落としている、3つの盲点と直前ブレイクスルーの処方箋

「毎日こんなに勉強しているのに、模試の点数がまったく伸びない…」 「150点付近の壁がどうしても超えられない」

直前期に入り、模試を何回か受けても点数が右肩上がりに伸びないと、自分の勉強法が間違っているのではないかと不安になりますよね。

実は、行政書士試験の勉強には「ある日突然、一気に点数が跳ね上がるタイミング(ブレイクスルー)」があります。
それまでは、水面下で実力が蓄えられていても、点数という目に見える形には現れにくいのです。

今回は、模試の点数が伸び悩んでいる人が見落としがちな「3つの盲点」と、ここから一気に合格圏内へ突き抜けるための具体的な処方箋をお伝えします。

1. 模試の点数が伸びない人が陥っている「3つの盲点」
勉強時間は足りているのに点数が伸びない場合、努力の方向性が少しだけズレている可能性があります。

盲点①:「科目ごとの配分」が間違っている
行政書士試験は、全300点中「行政法(112点)」と「民法(76点)」の2科目だけで全体の約6割を占めます。
点数が伸びない人の多くは、憲法の難問に時間を取られていたり、一般知識の対策にのめり込んでいたりして、最重要2科目の基礎固めがおろそかになっています。
極端な話、憲法や商法がボロボロでも、行政法と民法が仕上がっていれば合格できます。

盲点②:過去問の「答え」を丸暗記している
過去問を何周もしているのに模試が解けない人は、問題を見た瞬間に「あ、これ答えは◯番だ」と、結論だけを記憶して満足しているパターンが多いです。
模試は過去問の「焼き直し」ではなく、角度を変えて出題されます。
「なぜその選択肢がマル(バツ)なのか」を、理由や条文ベースで説明できるレベルまで落とし込めていないと、模試の初見の問題には太刀打ちできません。

盲点③:記述式の配点(60点)を計算に入れていない
模試の成績表に書かれている点数を見て「あと30点足りない…」と絶望していませんか?
記述式は採点基準が厳しめに設定されていたり、部分点が入っていなかったりするため、択一式の点数だけで判断しがちです。
しかし、本試験では記述式の部分点だけで20〜30点拾って滑り込み合格する人が大勢います。
現時点の合計点数だけに囚われすぎです。

2. ここから一気に突き抜ける!直前ブレイクスルー処方箋
点数の伸び悩みを解消し、合格ラインの180点を超えるための即効性のあるアクションプランです。

処方箋A:とにかく「行政法」の1択に絞って1週間詰め込む
点数を一番手っ取り早く、かつ確実に伸ばせるのは「行政法」です。
行政法は暗記の要素が強く、努力がそのまま点数に直結するコスパ最強の科目だからです。
もし模試の行政法で7割(19問中13問正解)を取れていないなら、他の勉強をすべてストップしてでも、1週間行政法の過去問と条文(行政手続法・行政不服審査法・行政事件訴訟法)を徹底的にループしてください。
これだけで模試の点数が20点近く跳ね上がります。

処方箋B:「なんとなく選んで当たった問題」を徹底的に潰す
模試の復習の際、合否の判定よりも大切なのが「2択まで絞れたけれど、迷って運良く正解した問題」のケアです。
これは「間違えた問題」と同じくらい、あなたの知識がグラついている証拠。
ここを放置すると、次の模試や本試験で確実に落とします。
正解の丸に惑わされず、理由があやふやだった選択肢の解説をテキストにフィードバックしましょう。

3. 行政書士の成績は「直前の1ヶ月」で爆伸びする
最後に、メンタル面で一番知っておいてほしい事実をお伝えします。

行政書士試験の合格スコアは、綺麗な右肩上がりの直線では伸びません。
階段のように、「いくらやっても伸びない時期」が長く続いた後、直前の10月〜11月にかけて、バラバラだった知識の点が線で繋がり、一気にガツンと伸びる曲線(指数関数的な伸び)を描きます。

いま点数が伸びないのは、ブレイクスルーの手前で、エネルギーをギュッと溜めている状態です。
ここで「自分には才能がないんだ」と諦めてペンを置いてしまうのが、一番もったいない選択です。

まとめ:あなたの努力は裏切らない。ただ、時差があるだけ。
模試で140点や150点台をウロウロしている時期は本当に苦しいです。
しかし、そこまで点数が取れているなら、基礎の土台はすでに完成しています。

あとは、最重要科目の精度をほんの少し上げるだけ。

出た結果に一喜一憂せず、目の前の一問、一条文と淡々に向き合っていきましょう。
本番直前のあなたの爆伸びを、心から信じています!

【行政書士模試】一般知識で「足切り」を喰らっても絶望しなくていい理由と、本番直前のセーフティネット構築法

行政書士の模試を受けた後、多くの受験生を恐怖のどん底に突き落とすのが「一般知識(基礎知識)の足切り」です。

「法令科目は160点も取れたのに、一般知識が5問しか正解できなくて足切りになった…」
「いくら勉強しても、模試の一般知識が運ゲーに思えて対策がわからない」

法令科目がどれだけ高得点でも、一般知識で14問中6問(24点)以上を取れなければ、その時点で一発不合格。これが行政書士試験の怖いところですよね。

しかし、結論から言います。模試の一般知識で足切りを喰らっても、今の段階なら1ミリも絶望する必要はありません。

今回は、なぜ模試の一般知識が取れなくても焦らなくていいのかという「理由」と、本番で確実に足切りを回避するための「セーフティネット構築法」を徹底解説します。

1. 模試の一般知識で足切りになっても焦らなくていい「2つの理由」
なぜ模試の結果に一喜一憂しなくていいのか。
そこには模試特有の事情と、近年の試験制度改正が関係しています。

理由①:模試の一般知識は「難易度が上振れ」しやすいから
予備校の模試で作られる政治・経済・社会の問題は、本試験の傾向に合わせようとするあまり、かなりマイナーな時事ニュースや複雑な知識を問うものが多くなりがちです。
本試験では「ニュースをなんとなく見ていれば、現場の常識思考で2択まで絞れる」という問題も多いのですが、模試は知識の有無をガチガチに聞いてくるため、点数がガクッと下がりやすいのです。

理由②:2024年度の改正で「努力が報われる科目」が増えたから
これが一番大きな理由です。
近年の試験制度改正により、一般知識のなかに「行政書士法」「戸籍法」「住民基本台帳法」などの諸法令が明確に組み込まれました。
かつての「政治・経済・社会」のような対策しづらい闇雲なジャンルとは違い、これらの諸法令は
「勉強すればした分だけ確実に点数が取れる暗記科目」です。
つまり、運の要素を実力でカバーできる時代になっています。

2. 本番で絶対に足切りを回避する「セーフティネット構築法」
本試験で確実に6問(24点)をもぎ取るための、戦略的な得点シミュレーションです。

一般知識の14問は、大きく以下の3つのブロックに分かれます。
このうち、どこで点数を稼ぐかの「防衛ライン」を決めましょう。

🛠️ 今すぐできるセーフティネットの作り方

  • ステップ1:行政書士法・戸籍法・住基法を1冊のテキストで固める 模試で足切りにかかる人の多くは、この「諸法令」の暗記を後回しにしています。条文数も少ないため、直前期に集中して詰め込むだけで、本番の貴重な2〜3問を確実に確保できます。

  • ステップ2:個人情報保護法の「目的条文」と「定義」を押さえる 個人情報保護法は毎年鉄板の出題分野です。細かい罰則などを覚えるより、「個人情報とは何か」「匿名加工情報とは何か」といった基本定義を完璧にしましょう。これだけで1問拾えます。

  • ステップ3:時事対策は予備校の「ワンコイン講座」などをバラ売りで活用する 政治・経済・社会の広い範囲を自分で対策するのは不可能です。各予備校が直前期に出す「時事対策講座」や、市販模試の巻頭付録のまとめページだけを信じて、そこに出ているキーワードだけを頭に叩き込みましょう。

まとめ:一般知識は「深追いせず、足切り回避」が最高の戦略
模試の一般知識で高得点を取っても、自慢にはなりますが合格が近づくわけではありません。
大切なのは、満点を目指すのではなく「いかに手堅く6問を死守するか」です。

一般知識の不安を解消する一番の特効薬は、実は「行政法と民法を圧倒的に得意にすること」です。

主要科目の基盤がしっかりしていれば、本番の試験中に「一般知識は最悪6問でいいや」と心に余裕が生まれ、リラックスして現場思考型の問題を解くことができます。

模試の足切り判定に怯えて勉強のペースを乱されるのが一番もったいないです。
戦略的にセーフティネットを張ったら、あとはドシッと構えて、明日からの法令科目のブラッシュアップに励んでいきましょう!

行政書士模試の「記述式」は部分点狙いでOK!部分点を1点でも多くもぎ取るための「キーワード採点」の裏側

行政書士の模試が返ってきたとき、多くの受験生がため息をつくのが「記述式」のページです。

「解答例と自分の書いた文章が全然違って、0点にされてしまった…」
「40字に綺麗にまとまらなくて、結局白紙で出してしまった」

結論から言います。
行政書士の記述式は、完璧な満点(20点)を狙う必要は一切ありません。

目指すべきは、「大怪我をせず、1問あたり4点〜8点、3問合計で20点〜30点前後の部分点を確実に拾うこと」です。

今回は、ブラックボックスと言われる記述式採点の「裏側」を明かしつつ、模試や本試験で1点でも多く部分点をもぎ取るための実戦テクニックを解説します。

1. 模試の解説から学ぶ「キーワード採点」の裏側
行政書士試験の記述式採点は、減点方式ではなく「加点(キーワード)方式」だと言われています。

文字の美しさや文章の流暢さではなく、「問題が求めている法律上の重要キーワードが、40字の中に含まれているか」だけで点数が決まります。

💡 模試の採点基準の例
例えば、「誰を被告として、どのような訴訟を提起すべきか」という問題があった場合、予備校の採点基準(配点20点)は以下のようになっています。

  • 「◯◯(行政主体)を被告として」⇒ 【8点】

  • 「◯◯訴訟を」⇒ 【6点】

  • 「提起すべき」⇒ 【6点】

もし文章の後半がグダグダになってしまっても、冒頭に「◯◯を被告として」と正しく書けていれば、それだけで8点が確定します。

予備校の模試の採点は、本試験よりも厳格(少しでもキーワードがズレていたら一発で0点にする等)に設定されていることが多いですが、本試験では「意味が通じていれば部分点をくれる」ケースが多々あります。
模試の0点判定に怯える必要はありません。

2. 記述式で部分点をもぎ取るための3つの実戦テクニック
模試や本試験の現場で、1点でも多くの部分点を「泥臭く拾い上げる」ための具体的な方法です。

テクニック①:問題文の「問い」に直接答える枠組みを作る
記述式で一番やってはいけないのが「何を聞かれているか噛み合っていない文章」を書くことです。
問題文の最後が「〜か?」で終わっていたら、まずは原稿用紙の最後に「〜から。」「〜が必要となる。」など、文末の着地点を先に決めてしまいましょう。
これだけで文章がブレず、採点官に「問いに答えている」と判断されやすくなります。

テクニック②:完璧な日本語にならなくても「キーワード」を詰め込む
「綺麗な40字の文章にまとまらないから書けない」と諦めて白紙で出すのだけは絶対にやめてください。
多少日本語の繋がりが不自然(てにをは、が少しおかしい)であっても、要求されている判例のフレーズや条文の単語(例:『無効等確認の訴え』『即時強制』など)を無理やりネジ込んでください。
単語さえ入っていれば、部分点をもらえる可能性が跳ね上がります。
白紙は一瞬で0点確定です。

テクニック③:模試の解説冊子は「配点表」だけを凝視する
模試の復習の際、模試の「解答例(模範解答)」を丸暗記しようとする人がいますが、それは効率が悪いです。
見るべきは解答例ではなく、その下にある「配点基準(どの単語に何点ついているか)」です。
「あ、今回の問題は主語(被告)を特定するだけで8点ももらえたんだな」という感覚を養うことが、直前期の記述対策において最も重要です。

3. 「択一式で150点、記述式で30点」が最も再現性の高い合格ルート
行政書士試験は、記述式だけで一発逆転を狙う試験ではありません。
最も合格しやすい黄金比率は、「択一式(マークシート)で150点〜160点を手堅く稼ぎ、記述式の部分点で20点〜30点をもぎ取って180点を超える」というルートです。

記述式は、1問でもヤマが外れると一気に点数が吹き飛ぶリスクがあります。
だからこそ、日頃の勉強では法令択一の基礎(行政法・民法)の精度を上げつつ、記述式は「部分点さえ拾えれば御の字」という気楽なスタンスで挑むのが、メンタル的にも本番で実力を発揮するコツです。

まとめ:白紙はNG!部分点の積み重ねが合格の扉を開く
模試の記述式で思うような点数がもらえなくても、全く問題ありません。 「予備校の採点官から、キーワードのズレを指摘してもらった。本番じゃなくて良かった!」と捉えましょう。

本試験の原稿用紙を前にしたときは、

「1文字も無駄にしない。部分点を1点でも多くむしり取って帰る!」

という泥臭い執念を持った人が合格していきます。
次の模試では、どんなに分からなくても絶対に白紙で出さず、知っているキーワードを絞り出してマス目を埋めてみてくださいね!

まとめ:模試は最高の「踏み台」である

行政書士試験の勉強は、後半になればなるほど知識が繋がり、直前の1ヶ月でグッと点数が伸びる(直前期の爆伸び)ケースが非常に多いです。

模試の結果は、あくまで「現時点での健康診断」のようなもの。
一喜一憂して足を止めるのではなく、出た結果を淡々と分析して、明日からの勉強計画に落とし込んでいきましょう。

あなたの努力が、11月の本試験で最高の形で実を結ぶことを応援しています!

「今年こそ行政書士の資格を取りたいけれど、どの通信講座が良いか迷っている……」そんな方は必見です!人気5社の特徴や合格実績、費用を徹底比較しました。あなたにぴったりの講座が必ず見つかります。


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