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【『クラフトビールフォアザギークス』全文無料公開連載第16回】先駆者たち サー・ジェフ・パーマー

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気まぐれで完璧なカルチャークラブ

先駆者たち

サー・ジェフ・パーマー

活躍の地:スコットランド、エディンバラ
功績:ヘリオット-ワット大学で醸造科学を発展

1955年3月、ゴドフリー(ジェフ)・ヘンリー・オリバー・パーマーは、生まれ故郷のジャマイカから英国に向けて大西洋を横断した後、リバプールの波止場で船を降りた。彼はこのとき14歳11カ月。一人での渡航だった。当時、彼の母親はロンドンのカレドニアン・ロードに住んでおり、仕立屋として働き、息子を連れてくるために86ポンドを費やしていた。

「一人の男が家のドアの前に現れた」とジェフはロンドンに到着して間もなくのことを回想する。男はジェフの母親に「ジェフは15歳未満なので、学校に行かなければならない」と告げたという。「主な教育は、教会で受けました」。新しい環境がいかに異質なものであったかを示している。「私は正式な教育を受けておらず、いくつかの学校に断られたが、クリケットをしていたおかげで、ハイブリー・グラマースクールに入学することができました」。

「クリケットのおかげで奨学金を得られたということですか」とジェフに尋ねると、彼は笑った。なぜなら、彼はやがて博士号と教授職、六つの名誉博士号、OBE(大英帝国勲章)、そして2014年には人権、科学、慈善活動への貢献のために騎士の爵位を授けられたからだ。そうだ、彼の名にちなんだパブがあるのも忘れてはいけない。

「エディンバラのロジアン通りにあった『パーマーズ』というパブですね。スコティッシュ&ニューカッスル(※6)が所有していて、その前は『シェイクスピアズ』と呼ばれていました。しかし当時、私はチャンバース通りのヘリオット・ワット大学で教えていたので、彼らは私の名前を付けてくれました。1980年代のことです」

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