やっちゃえ地球一周🇵🇪🇦🇷エピローグ
〜″氣づき″の旅がはじまる〜
地球の裏側。
幼い頃、きっと誰しもが考える。自分のいるところの真裏の別世界を想像して、そこに何がありどんな人たちが暮らしているのか、と。
あの頃はブラジルがあることくらいしか知らなかったし、他に想像できる知識や経験がなかった。もちろん、まさか自分がそこに行くとは微塵も思ってはいなかった。
時代は移ろい、永野芽郁が二股と不倫の二刀流を成したり、ドバイでの海外出稼ぎの裏事情がTwitterを賑わし、ある女性がヤギとセックスして1億円を稼いだという噂が出回っている。あの頃は触れてこない情報が止めどなく流れは消えていく。
俺は大人になり、情報社会の中で生きており、リーマンリーマンリーマンとして海原をかけ、奇しくも平凡な毎日を送っている。そう、平凡なのだ。
きっと平凡なことは幸せなことなのだが、ないものねだりという言葉の通り、日々刺激を求めてしまっている。社会人も早6年目。正直飽きている。そんな平凡を破壊するための一つが海外旅行であり、コロナが明けてから独身という剣を振り回し、趣味と言えるほどには外の世界に足を運んでいる。beenという旅行先を登録できるアプリを見るとすでに20カ国行ったのこと。もちろん、乗り換えのみの国を含めるなんて甘いことはしてはいない。思い返せば、大学生の卒業旅行で一幕を下ろしていた海外旅行は2023年5月のジョージアを皮切りに、インド、メキシコ、キューバ、オーストラリア、ニュージーランド。世界を踏み荒らしている。
日常と非日常を繰り返して生きている俺。そして、今回は人生で必ず行くと決めている場所にダーツが打ち込まれたのだ。
と、前置きが長くなったが冒頭の入りからわかる通り今回地球の裏側、念願のペルー旅行が決まったというわけ。
会社ではまた海外行くの、という声をいただいたが、また行くんです。逆に俺からしてみれば、なぜ行かないでいられるのか分からない。今回のGWも同じ気持ちを持ついつものやつらが、みぞみぞと動き出す。
1/27に細井からヨーロッパ旅行のLINEで、GW南米あたりを攻めないかとのメッセージ。これを聞いてマチュピチュ行きがよぎる。ついにこの時が来たかと。
マチュは雨季と乾季があり、日本の暦通り休みリーマンで行けるとすればGWかお盆くらいしかないことは把握していた。生涯で必ず行くところリストに入れていたので。
行く場所会議は特になく、必然的にペルー旅行が決まる。ついでにイグアスの滝を見に行くためにアルゼンチンも。ついでにやることではないけど、近場の国に行くのは俺らの常套手段。かなりアツい。
募ったメンバーはいつもの如く島田、村野。そして久しぶりの細井。2月中頃から予定を組み始め、予約していく。ブレイン島田、美食家の大食漢レスラー細井、クソガキ村野。相変わらず環境保全委員最安値選択担当の社畜坂口は海の藻屑となっている。今回は2年ぶりの4人旅行。叡智が揃い盤石な体制のはずだが、最近島田が調子悪い。オーストラリアの返金対応はやらないし、今回マチュ予約が日本の回線からでは予約できず、現地VPN(仕組みはよく分からず)を購入し予約する必要があったのだが島田ができないとほざき倒すし、行きの飛行機性名逆に取るし。マチュ予約は俺がやってやり、かなり手間ではあったけど普通にできた。島田の称号は剥奪、3階級降格で村野の一つ上。こいつは用無しとなった。今まではブレイン頼りだったけど、前回脳なしガキと2人でウルルを落とせており、実績は解除されているので、自信がついている。まあ、脳みそ不在だとそれなりにやばいハプニングが起きるので必要なんだけどね。
宿はもちろん切り詰め。島田、村野との3人であれば最安値を選択するのは当然の如く。島田が衛生面を少し気にするので、説明が必要な時もあるけど2対1なので大体勝てる。細井もやば宿は避ける傾向があるけど、宿決めの時に2対1の構図だったのでなんとか最安値の芯を貫けた。
お金を使わずに旅をする美学。といえばそれなりにかっこいいけど、実際は貧民学生時代の名残があるのと、旅行は交通費がアホほどかかるので他をなるべくカットすることで精神的な負い目を軽減させているってのがある。気がする。
諸々予約が固まった2/27、仕事中Windowsの壁紙でマチュピチュが出てくる。さすがににやけた。世界中の数多な絶景が表示される中、ここでくるということは運命(さだめ)ということ。

まあ、こんな感じでだいぶ激アツなんだけど、少し気掛かりがあるとすれば、最近海外に行きすぎているかなってことと休めるかってこと。
前述の通りコロナ明けから暴れに暴れている。お金ももちろん飛んでいくわけで、そこが気にはなっている。まあ止められないんだが。結局物事はタイミングだとも思っているし、さらっと南米旅行が決まったということは導かれたということ。いくら使っているかは大体計算できるけど、やるわけないよね。怖いもん。
休めるかってのはそいつの信念とパワー次第。今回は有給を5日使った10連休。さすがの俺でもかなりのフォースを使った。目上のカスに嫌味を言われたけど、知らん。誰が何を言おうと、決めてしまった俺を止めることはできない。
そして、インドあたりから事前にその国のことを調べている。これをやることでその国への理解が深まる。今回は日々のworkがhardであまり時間はなかったので軽く叩き込んだ。
■ペルー
【インカ帝国】
・スペイン人が接触した当初世界最大の帝国
文字を持たずキープという結縄で数を表していたそう。
・インカ帝国が栄えており、太陽を祀っていた。
・とうもろこしとじゃがいもが主食。ただ、とうもろこしはお供えのためのお酒であるチチャの原料ということで作られており、実際はじゃがを食べているそう。じゃがの方が寒さに強く、高地であるペルーで栽培しやすいとのこと。
・リャマとアルパカ。リャマは運搬、アルパカは毛皮として牧畜されていたそう。遊牧ではなく移牧という育て方をしていたらしい。知恵がすごい。
・段々畑(アンデネス):農耕に不向き山岳地形を活かし、4層からなる畑によって効率化。土が流れず、雨水を蓄えながら水捌けもいい。土が流れず、見栄えもいいことから、お供えに使われるもろこし栽培に使われていたそう。
・インカ道:支配する土地に総延距離3万キロの道路網。世界遺産。
・巨石建造物:車輪や滑車がない中で巨石建造物が多数あり謎の一つ。有力なのは人海戦術。100トンもある巨石からなるサクサイワマンは毎日2万人を投じて、70年かけてつくったと言われている。
信仰:インカ帝国ではコンドルは神からの使者、ビューマは力と知恵の象徴、ヘビは永遠の象徴で死後の世界へ導く存在とされていた。ピューマは地上を守る動物でもあり、インカ帝国の都クスコの守護神でもあった。クスコの街そのものがピューマの形を象るように造られ、中心のアルマス広場が心臓、サクサイワマンが頭部だといわれる
・日系移民がいること。スペイン植民地時代の労働力確保で当初は中国人が送られていたが、日本に座礁したことがきっかけとなり、賃金が出るからということで送られた人たちがいるそう。環境は悪く、肥料となる鳥の糞を集めたりさせられたらしい。契約の立場になるので、所有される奴隷よりも低い身分だったそう。
【マチュピチュ】
・軍事的な防御面、太陽崇拝という宗教的側面、気候や水源確保などの地理的側面、さらに建設のための建材の確保という土木面などさまざまな側面を考慮したうえで、選ばれた場所だと考えられている。
・500~1000人ぐらいの人が住んでいたとされているが、人々がいつ、なぜマチュピチュを去ったのかは不明。一説によると500人が自給自足するにはマチュピチュの農地の規模は小さく、近くの都市や食糧庫からある程度の食料が運ばれてきたという。16世紀のスペイン人の進攻により都市からの食糧の供給が途絶え、人々はマチュピチュを去らざるをえなくなったのではないかといわれている。
■アルゼンチン
「ブエノス(よい)・アイレス(空気)=順風」
・ブエノスアイレス市民のことをポルテーニョというらしい。
・タンゴ:ボカが発祥地。もともとスペインやイタリアからの移民が、この地区の酒場で踊ったことがきっかけで生まれたという説がある。さまざまな人種が共存しながら過ごすことへのストレスのはけ口として、男たちが酒場で荒々しく踊ったのがタンゴの始まり。そのうち婦を相手に踊るようになり、男女で踊るスタイルが作り上げられていった。夢や希望や新天地への不安。いろんな人の感情の清濁をぐぐっと飲み込み続けてきた懐深い場所が発祥地、ボカ。
と、これくらい。宗教や大昔の話は興味が持てず調べず。今の暮らしの成り立ちなどは叩き込めたかな。インカ、マチュピチュの成り立ちなど本で調べたりしたけど、″ちがいない″、″気がする″といった文末が多くみられていた。未解明なのだろう。ただ宗教の強さを感じる。古代帝国や文明があるところには強い信仰がありがちで、それが街に現れていることが多い。これは旅行をしていての氣づき。解明されていないことって、わくわくする。
そして、旅行が始まれば執筆活動が始まるということ。年末年始の旅行から仕事プライベートが割とハードだったので、一つ前のオーストラリア・ニュージーランド旅行の整理がほとんどできておらず、出発1週間前からはその動画の整理、旅行記録の作成に追われて若干旅鬱になりかけていた。今回の旅行も大型になるので、また始まるのかと慄いている面もあるにはある。執筆は楽しいからやってるけどまあ時間取られるし大変。いつか本にするのが最終地点としている。みんな買えよ。
今回のタイトルは「やっちゃえ地球一周」。
なんと飛行機が行き帰りともに右回りで地球一周するのだ。
南米という新たなステージ。そこにいくには地球一周分の移動がミニマムで必要ということはバカでなきゃわかる。
そして、クスコは街が富士山くらいの標高があり、今回レインボーマウンテンという5000m峰の山にも行く。事前調べで高山病になる人がいるらしく、症状としては最悪死ぬと書いてあって笑った。流石にチキって高山の順応を早める薬を皆んな処方してもらうことに。名はダイアモックス。以後お見知り置きを。
最近俺は気づかされることが多い。
永野芽郁のような清純派女優でも不倫二股するということ、
海外旅行で世界の文化に触れることでその広さや多様さに、
もし行きたい場所に全て行ってしまったら俺は虚無になってしまうのではないか、と。
過去一遠い国に向かう今回の旅行。今回も、大きな″氣づき″を得られることは確定している。
どれだけ行くのに大変でも、お金がかかっても、そこに行けば必ず何かを感じられる。狭い世界で悩みもがいている人へ、画面の中で決めつけるなと声を大にして言いたい。
未知なる国を、大人になった僕が想像する。
だけど、行ったことないから分からない。
だから、行くんだ。
最後に、ペルーをとり巻く3つの自然環境、コスタ(海岸地帯)、シエラ(山岳地帯)、モンターニャ(熱帯雨林地帯)が歌われているペルー国民が愛唱する「ミ・ペルー」(わがペルー)という歌の一節を添えて、今回のエピローグとする。
〜豊かなモンターニャ、美しいシエラ心地よい海辺、これぞわがペルー〜
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やっちゃえ地球一周🇵🇪🇦🇷
今世でぜったいに行くと決めていたペルーにアルゼンチンを添えた9DAYs。 幾多のトラブルを経て、気づけば地球一周しちゃってたって話。
私のモチベのギアを上げてみませんか?
