愛聴盤Vol. 61💿リスト/交響詩集
ショルティ/ロンドンフィル&パリ管による演奏。リストの交響詩集よりチョイス。リストはピアノ作品で有名ですが、私は彼の管弦楽作品が大好きです。マクミラン振付のバレエ「マイヤリング」を観て知りました!
交響詩 「祭典の響き」No.7
メフィスト・ワルツ第1番
交響詩 「タッソー、悲劇と勝利」No.2
「祭典の響き」はリストが旅先のキエフで恋に落ちたカロリーヌさんとの結婚式を夢見て作った曲とのこと。冒頭のティンパニは怪しげに響きますが、とってもクラクラします。ワイマールまでリストを追いかけて行ったカロリーヌさんもさぞかしクラクラしていたでしょうね(笑) 華やかでパワーのある金管に打楽器のドンドコ。その間で弦のメロディが美しくしなやかに歌います。
メフィスト・ワルツ第1番も踊り出したくなる曲です。原題は「村の居酒屋の踊り」ですから当然の事かも知れません。狂気乱舞の世界が妖しげに繰り広げられている様を想像しながら聴くとなかなか面白いでしょう。バレエ「マイヤリング」にて、めちゃカッコいい4人のハンガリー高官が高級娼婦であるミッチー・カスパー相手に踊る場面で使用されていました。
「タッソー、悲劇と勝利」は前半に16世紀の詩人タッソーの悲劇が描かれおり中間に民謡調の舟歌があるのが特徴です。ヴェネツィアでタッソーの詩による歌を舟乗りが歌っているのを聞き、それに基づいて最初ピアノ曲として作曲されたとの事。後半は高らかに勝利を歌いあげます。何とエネルギッシュなのでしょうか、ショルティの躍動感溢れるリズム、重厚な音楽に脱帽です。
