【#創作大賞感想】大切なことは「ちくわの穴」から見つけろ!
令和の世の中は優しく気遣いが溢れています。傷ついた人に寄り添い、労わるのは当然な行動で、それが多くの場面で発揮されています。その最たるモデルは1000万人の住人を要するnote街ではないでしょうか。
私も日々noteの優しさに癒され励まされています。こうやって楽しく感想文を書けるのも全てnoteのおかげです😊
そのnoteで、優しい文章を紡ぐことで知られる青空ちくわさんの、TALESに発表された「母の家出とガールフレンドの憂鬱」について、感想を書かせていただきます。
TALES開始早々から連載をされていたこちらの物語、noteでも話題になっています。ちくわさんのお人柄と「母の家出」というワードが結びつかず、読む前は困惑しました。読んでしまえば、それは単なる思い違いで「優しい心打つお話」だとわかるのですが。
思い込みに捉われると良作を逃がす
青空ちくわさん、大切なことを教えてくださりありがとうございます。
「母の家出とガールフレンドの憂鬱」には、本当のことを言えなかったり、やりたくなくないことでも動いてしまう優しい人達が出てきます。相手を思うあまりに遠慮し、そっと見守る人達。そういった方々は心の痛みを上手に訴えられないのではないでしょうか。
爽やかに順風満帆に見えている人でも、チクチクとした痛みを薄っすらと感じつつ生活をしているものです。世間から陽の当たる場所にいると思われている人は、悩みなしという太鼓判を押され、心配される側からはじき出されがちになるのではないでしょうか?本人達も「大丈夫・辛くない・頑張れる」と思い込み、無理をしがちだと思います。やりすぎると、それが周囲との壁に繋がるかもしれないのに。心を見せてもらえないと疎外感を与えてしまうかもしれないのに。
人に頼ってはいけない
自分は大丈夫
大変な人はもっと他に
正しい言葉ではありますが、これらは生き辛さを生み出す原因となります。全部他人に押し付けるのが正解ではないのですが、少しは頼っていいし弱みを見せてもいいのです。それによって豊かな人間関係が育まれるのですから。この塩梅は、多くの時間をかけて自分だけの物差しで測らないとわからないので、本当に難しいです。
主人公は幸いにも母の「家出」とガールフレンドの「憂鬱」に向き合うことで、我慢しすぎない大切さを見つけられました。最終回の行間からちくわさんが導きだした真実を、私なりの解釈で発見できた時は嬉しかったです。
大切なことは「ちくわ」の穴から見つけろ!
爽やかに生きる人のモヤモヤに焦点を当てられたこのお話のおかげで、私も前を向き、自分だけの真実を見つけ続けようと思いました。
👆必ず読みにいきます!
