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【#シロクマ文芸部 6月②】お題:水を飲む(#怪異LABO)

シロクマ文芸部の1カ月の全お題を使って一つの物語を作っています。レギュラー部員は月初めにお題を全部教えてもらえるので思いつきました。今年で3年目の挑戦となります。

1回目は20字小説、2回目以降は文字数制限のないお話というスタイルで毎月挑戦中です。

第1話はこちら👇

水を飲む姿の可憐な様子に私は思わず見惚れました。

「おいしいねえ」

少女はコップを口から離し、私に笑顔を向けます。

「そんなに美味しかった?ジュースもあるよ」
「ううん。水がいい。おかわり」

真直ぐに腕を伸ばしコップを差し出す少女。これくらいの年ならば甘い飲み物を欲しがるだろうに。キュッと胸が締め付けられる思いを隠しつつ、私は中庭にある井戸へ水を汲みにいきました。

キュウキュウキュウ。

ハンドル部分はきしんだ音を立てますが、出てくるのは澄み切った清水です。深い水脈から得られる井戸水はひんやりしています。少女に渡すコップから井戸水の冷たさが私の手のひらにも伝わってきました。

こくんこくん。

「ああ、美味しい」

幸せそうな少女の姿に相棒と私は思わず笑みがこぼれます。フロフはにゃああんと鳴いてしっぽをパタンパタンと振ると、片手で顔を撫で始めました。

(つづく)

ワールドカップ中のため、シロクマ文芸部の活動も遅れがちに💦なんとか今週も活動できましたが、内心冷や冷やでした。

日本が勝つと涙目に贔屓のアルゼンチンが勝つと大笑いしております。今月いっぱい楽しいがいっぱいでウキウキです。

小牧幸助部長、今週もありがとうございました。

🐌🐌🐌

創作大賞中なので連載中の「だんな様はタニシ様」を最後に貼らせていただきます。恋愛小説部門応募作ですが、笑いをふんだんに取り込んでおります。番外編が始まってからは骨皮筋衛門味が出て来たようです。

ちょっと悪ふざけが過ぎる気がしており、審査員から総スカンを食いそうな予感が。でも、一応、本編で謎だった部分を補完するようになっているんですよ。本編を読むと「なるほど」となり、番外編だけを読んでも「面白い」と思える内容となっております。

この小説、書くことが楽しくて仕方ないのです。作者が楽しみ過ぎて読者を置いてきぼりにしないよう自重しなくてはと思いつつ、執筆を楽しんでおります。

本日投稿したものはこちら👇

恋愛小説なのにニンニク臭をプンプンさせたりしていますが、真面目に書いています。タニシが真面目に愛を語りますが真面目に書いてます。