幼い子どもへの「ちょっと待って」、どう思う?
こんにちは。
東大卒ワーママはすみです。
さて、タイトルの問いかけについて、皆様どう思われますか?
親たる者、誰もが通る道だと思いますが、わが家でも息子が2歳になった頃から
「ママ、こっち来て〜」
「ママ、はやく〜」
「ママ、聞いて〜」
が日常茶飯事になりました。
忙しいとき、手が離せないときに、何度も話しかけられたりお願いされたりすると困ってしまう場面もあります。
そんなときに親が使いがちなワード、
「ちょっと待って」
「あとでね」
は、NGなのでしょうか?
① なるべく避けたい
何冊か育児書を読みましたが、どの方も「ちょっと待って」をなるべく封印しているようでした。
最近InstagramやXなどの子育て関係のアカウントの投稿やネット記事などでも、愛着形成のためにやめようという考え方が主流な気がします。
そもそも効果を期待できない
「ちょっと」の感覚は子どもには分かりません。
親にとっては「3分後」でも、子どもにとっては「3秒後」であることが多いのではないでしょうか。
子どもとしてはちょっと待ったつもりなのに全然聞いてもらえないという状況はフラストレーションになります。
このような積み重ねが癇癪などに繋がるとも考えられます。
親の思う「ちょっと待って」ができる子どもなんてなかなかいないものです。
親への不信感に繋がる
子どもに「ちょっと待って」と言ったまま長い時間放置してしまったことはないですか?
わが家は一人息子なので、自分の用が終わったあとすぐに話を聞いてあげられることが多いのですが、例えば赤ちゃんがいたり、お仕事が忙しかったりして、気づいたら1日が終わってしまうなんてことがあるのではないでしょうか。
また、子どもの聞いてほしい、見てほしいという気持ちがそんなに長い間続くとも限りませんので、親の都合がついた時には子どもはすっかり何を聞いてほしかったのか忘れてしまっていることもあります。
もちろん、親も常に子どもに100%向き合えるわけではありませんから、ご自身を責める必要はないと思います。
しかし、子どもは思ったよりも親の言葉を覚えているものです。
いくら待っても聞いてもらえなかった、ということが何度も積み重なると、知らず知らずのうちに幼少期の子どもの心に僅かですが不信感が生まれてしまいます。
こうした少しの不信感はすぐには目には見えないものですが、子どもが大人への成長する過程で歪みは大きくなっていくのです。
② ではどうすればよい?
できるだけすぐに子どもに向き合う
子どもの「聞いて」「見て」に対する理想的な対応は、やはりすぐに行動してあげることです。
一度手を止めて、子どものところへ行き、話をしっかり聞いてあげることが一番です。
家事などの多くは一度手を止めるのは容易いことです。
知育で有名な佐藤ママも必ず家事の手を止めていたと著書に記載がありました。
具体的な時間を伝える
一方で、赤ちゃんのお世話など、実際には100%手を止められないものです。
そんな時は具体的な時間や見通しが立つような言葉をかけてあげてください。
「時計の針が〇〇にきたらね。」
「ママが洗濯物を畳み終わったらね。〇〇君が手伝ってくれたら早く一緒に遊べるよ。」
「30まで数えて待っていてくれるかな。」
一度約束したら必ず守る
子どもを待たせるとき、言いっぱなしにならないように気をつけなければなりません。
これは待たせるときに限ったことではありませんが、どんなに小さなことでも子どもと約束したことは必ず守りましょう。
大人ができない(やらない)ことを子どもはやりません。
「あのときママも約束を破ったじゃない」とならないように、日頃から意識すべきです。
私は、子育てにおいて重要なことは、矛盾しないこと、親としての理念を貫くことだと思っています。
親がブレてはいけない、私の教育における信念です。
③ お受験界隈では少し違う?
一方で、幼稚園受験をされる方は戦略的に「ちょっと待って」を使っていく必要があります。
受験に限らず子どもが大きくなるにつれて待つことは当然にできるようにならなければいけません。
しかし、幼稚園受験においてはそれが一般よりも早く求められます。
少しの間待つことができない子どもは幼稚園受験において致命的です。
面接において、親への質疑中に子どもが構ってモードに入ってしまえば、合格は難しいでしょう。
ですから、普段から毅然とした態度で親は「ママが先生とお話をしている間は静かに待ちなさい」などと伝えてください。
とはいえ、待つことは活発な2,3歳児にとっては難しいと思います。
私はよく、お教室が始まる前に、「こういう時は少しの間待ってほしい」と繰り返し伝え、お約束し、本人に何度もお約束を思い出させ、できなかったときは「お約束は何だったっけ」と言い、待てるようにいわば訓練してきました。
その代わり、待つことができたときには大袈裟なくらい褒め、家にいる時や家族だけの時間のときには「ちょっと待って」は封印するようにしました。
わが家の場合、比較的ゆるめな受験ではありましが、例えば学習院幼稚園や初等科は「大人の話に首を突っ込まない」という暗黙のルールがありますから、少しの間待つことは徹底しなければなりません。
お受験の常識は一般的な常識や最新の育児法とは全く異なるものですから、その点はご家庭の考え方かと思います。
何か参考になれば幸いです。
はすみ
