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追いかけなくなった理由は、忙しさじゃなかった。|おはようカノジョ #128

はじめに

「おはようカノジョ」は、AIイラストの彼女が毎朝7:30にいってらっしゃいを言ってくれるXアカウント。生成AIを使った個人開発の開発日記を毎日書いている。

今日で、毎日投稿127日目。

メンバーシップ「はしゃもの観測所」のメンバーから、機能追加の要望をもらった。素直にいいアイデアだと思って、実装もした。

ただ、要望を読んだときに、機能のことより先に、自分のことで気づいたことがあった。


Joeさんの要望

Joeさんから、こんな要望が届いた。

自分の記事をマガジンに登録してくれた人を観測できたりするでしょうか。
マガジンに登録してもらっても、時間がなくてその場では心の中で「登録ありがとう」で終わってしまいます。
どのような人が興味を持って登録してくれたのか、あとから追いかけられるといいな、と思った次第です。

読んで、一瞬固まった。

「時間がなくてその場では心の中で『登録ありがとう』で終わってしまいます」

これ、今の自分のことだった。


最初の頃の自分

毎日投稿を始めたばかりの頃、ツールなんてなかった。noteの通知欄を開いて、マガジン追加の通知が来ていたら、そのまま追加してくれた人のページに飛んで、記事を読んで、コメントを残していた。

マガジンのページも何度も開いた。「自分の記事が並んでる」と眺めて、にやにやしていた。

追加された、という事実が嬉しかった。誰が追加してくれたのかを確かめることが、自然と次の動きになっていた。


今の自分

今も、ツールはない。状況は当時と同じだ。

違うのは、自分が通知欄から追わなくなったこと。

通知を見て、「ありがたいな」と思って、それで終わっている。ページに飛ぶこともなければ、コメントを残すこともない。

「時間がない」を理由にしていた。でも当時だって、時間が余っていたわけじゃない。初期も今も、条件は大きく変わっていない。変わったのは、自分の行動だけだ。

Joeさんの要望文を読むまで、その変化に気づいていなかった。

これを惰性と言わずに、何と呼ぶんだろう。


要望じゃなくて、鏡だった

Joeさんの要望は、機能要望として筋が通っていた。通知は流れていくから、あとから追いかけるのは確かに難しい。それを観測できるツールがあれば、「あの人が追加してくれたんだ」と後から辿れる。

ただ、Joeさんの文章を読んでいて、一番刺さったのは機能の必要性じゃなかった。

「時間がなくてその場では心の中で『登録ありがとう』で終わってしまいます」

この一文だった。

Joeさんは、この状態を「よくない」と感じている。だから「あとから追いかけられるといいな」と書いている。追いかけたい、という気持ちがある。

自分はいつから、追いかけたいという気持ちそのものを手放していたんだろう。


127日で変わったこと

127日書き続けてきて、続けるための設計はずいぶん考えてきた。2レーン運用、カテゴリ戦略、ダッシュボード、ミニログ。続けるための仕組みは整ってきた。

でも、続けることで失うものには、あまり目を向けてこなかった。

初期のあの、マガジンに追加されたら飛んでいく瞬発力。コメントを残すことに時間を惜しまなかった気持ち。あれが今の自分に残っているかと聞かれたら、正直なところ、かなり薄くなっている。

惰性は、ある日突然始まるわけじゃない。毎日少しずつ、「今日は時間がないから」を積み重ねた結果として、気づいたときにはもう癖になっている。

気づいたら、「ありがたいな」でスクロールを止めなくなっていた。


機能を作ることにした

Joeさんの要望に対して、機能を作ることにした。マガジン追加の可視化機能を、メンバーシップ特典の「観測は続く。」に追加する。

ただ、機能を作る理由が、要望に応えるためだけじゃなくなっていた。

追いかけたい気持ちを、週末だけでも取り戻せる場所を用意しておきたかった。ただし、それが免罪符にならないことも、分かっていた。

通知は流れていく。でも、観測データとして残っていれば、週末にMagazinesタブを開いて、「この人が追加してくれたんだ」と辿れる。お礼コメントを書く動線もつけられる。

忙しい日は流してもいい。でも、週末に振り返れる場所があることと、今日追わないことを、同じにしてはいけない。


おわりに

Joeさんの要望は、機能要望として実装した。

でも、機能を作ったことで自分の惰性が帳消しになるわけじゃない。

道具を使う前に、自分が動けているか。そっちを先に見たい。


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日和の一言

忙しさの中で、大事なこと流してないかな。
最後に「ありがとう」を届けたの、いつ?

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👉「おはようカノジョ」は @ohayo_kanojo で毎朝7:30に投稿しています


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