続けられることは分かった。じゃあ、どこへ向かうかが決まっていなかった|おはようカノジョ #245
はじめに
「おはようカノジョ」は、AIイラストの彼女が毎朝7:30にいってらっしゃいを言ってくれるXアカウント。生成AIを使った個人開発の開発日記を毎日書いている。
noteの毎日投稿が239日になった。個人開発も、相変わらず続けている。今日は、続けてきた先で出てきた疑問と、今どう向き合っているかを書く。
続けること自体は、目標だった
noteを始めた頃は、分かりやすかった。
最初の目標は、毎日投稿100日。100日を達成したら、次は200日。200日も、そのまま続けて達成した。
その間に、メンバーシップも始めた。有料記事も少し書いた。個人開発のツールも増えた。「おはようカノジョ」という7人のキャラクターも、毎日動き続けている。
やっていることは、始めた頃より明らかに増えた。
でも、200日を越えたあたりから、少しずつ変わってきた。
毎日投稿すること自体は、もう目標ではなくなっていた。続けられることは分かった。じゃあ、その続ける力をどこへ向けるのか。そこが、僕の中で曖昧なままだった。
「意志」ではなく「仕組み」で続けている
ここまで続けられたのは、意志が強いからではないと思っている。むしろ、なるべく意志に頼らなくて済むようにしてきた。
今の僕の活動には、かなりAIが入っている。
ChatGPTのジュリで考える
アイデアを整理したり、記事をレビューしたり、設計の甘いところを刺してもらったりする。「なんとなくこうしたい」を、そのまま実装へ持っていかない。
何を作るのか。誰のためなのか。どこが弱いのか。
一度、言葉にする。
Claude Codeの澪で実装する
設計が固まったら、実装はClaude Codeの澪と進める。コードを書くだけではなく、調査、修正、テスト、既存仕様との確認まで含めて進める。最近では、かなりの部分をClaude Code上で進めるようになった。
AI同士は、ファイルでつなぐ
ジュリと澪は、直接つながっていない。だから、設計やレビュー結果をファイルとして残し、受け渡す。
誰が何を決めたのか。どこまで実装したのか。何を直す必要があるのか。
チャットの流れだけに依存しない。AIに「覚えておいて」と期待するのではなく、覚えていなくても回る形にする。
これも、僕が続けるために作ってきた仕組みの一つ。
面倒になったところは、自分で道具にしてきた
個人開発では、自分が面倒だと思ったところを、そのまま道具にすることが多い。
画像生成のプロンプトを毎回組み立てる面倒からSixFlowを作った。note運用の記録が散らばる面倒から、daily-driverを試している。記事を読む面倒、返信の面倒。気になったところから、同じように道具を作ってきた。
最初から「サービスを作ろう」と思って始めることは、あまりない。
自分が使っていて、「ここ、もう少し楽にならないかな」と思ったところから始まる。作って、使って、直す。その過程がそのままnoteの記事になる。
だから僕にとって、開発と発信は完全に別の作業ではない。
仕組みは作れた。でも、目的までは作ってくれない
ここまで仕組みにしてきた結果、かなり止まりにくくなった。
記事を書く。開発する。AIと相談する。実装する。公開する。この流れは回る。
でも、最近になって気づいた。
回る仕組みを作っても、どこへ向かうかまでは決まらない。100日、200日の頃は分かりやすかった。数字を超えればよかった。
でも今は、
noteの毎日投稿、個人開発、メンバーシップ、おはようカノジョ、ツール公開、AI活用、交流。
いろいろな活動が同時に走っている。どれも嫌いではない。むしろ楽しい。だからこそ、気づけば全部続いていた。
でも最近、「これって、何につながっているんだろう」と思うことが増えた。
今は、活動そのものを棚卸ししている
そこで今、自分が持っているものを一度並べ始めた。
新しいものを作るためではない。今あるものが、何の役割を持っているのかを見るためだ。
商品になるもの。人に知ってもらうためのもの。信頼につながるもの。自分の活動を支える基盤。ただ楽しいから続けるもの。
全部を収益化する必要はないと思っている。「おはようカノジョ」が直接お金を生まなくてもいい。無料で公開しているツールが、商品にならなくてもいい。
ただ、これは何のために続けているのか。そこだけは、自分で分かっていたい。
今は、その整理をしているところだ。
だから、今週は新しいものを増やさない
僕は新しいものを思いつくと、すぐ作りたくなる。これはたぶん、今後も変わらない。
ただ、この一週間は新規開発を増やさないことにした。
すでに進んでいる開発は続ける。今使ってくれている人から届いている要望についても考える。でも、それ以外は一度止める。
新しいアイデアが出ても、とりあえず残すだけ。作る前に、「これは今やることなのか」を見る。
たぶん今の僕には、アクセルよりハンドルが必要なんだと思う。
AIに任せたいのは、考えることではなく「止まりにくくすること」
僕は、AIに全部決めてもらいたいわけではない。むしろ逆で、人が決めることと、AIに任せることを分けたい。
何を目指すかは、人が決める。
でも、情報を整理する、設計を残す、実装する、レビューする、繰り返し作業を減らす。こういう部分は、AIと仕組みに任せられる。
そうすれば、人は毎回ゼロから頑張らなくていい。
僕が個人開発やnote運用でやっていることは、たぶんずっとこれだ。続かない原因を、意志の弱さだけで片付けない。続けられる構造を作る。そして今度は、その構造をどこへ向けるのかを考える。
曖昧なアイデアを整理して、AIに渡せる形へ落とし、実装とレビューが回る仕組みにする。ツールを作ることそのものより、人とAIが無理なく続けられる運用を設計することの方が、今の僕がやっていることに近いのかもしれない。
239日走ってきて、今はそんなところにいる。
これからも、面白いものは作ると思う。ただ、作ること自体をゴールにはしない。自分が作った仕組みや経験を、誰かの役に立つ形にも変えていきたい。
今は、その次の形を考えている。
おわりに
続けられるかどうかは、もう証明できた。次に見るべきは、その先に何を置くかだと思う。
AI活用や個人開発、運用設計まわりで相談したいことがあれば、気軽に声をかけてほしい。
月子の一言

239日。十分な数字ね。次は、何日続けたかじゃなくて、どこに向かったかを見ればいい。
おまけ

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Webツール開発、AI活用、コンテンツ設計など、これまで作ってきたものと相談できる内容をポートフォリオにまとめています。
「何を作ればいいか、まだ固まっていない」という段階からでも大丈夫です。
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