NotebookLMに93本の記事を読ませたら、Kindle本の企画が生まれた|おはようカノジョ #105
はじめに
100日間、開発ログを書いてきた。
最初は、ただのメモだった。
でも気づけば、それは「物語」になっていた。
朝7:30、彼女が「いってらっしゃい」と言うBot。
「おはようカノジョ」の開発記録だ。
気がつけば、記事は102本になっていた。
きっかけ
ある日、NotebookLMの画面を開いていた。
「このログ、AIに全部読ませたら何が起きるんだろう?」
noteの記事URLをすべて登録してみた。
93本。
数字で見ると、さすがに少し引いた。
AIの分析
NotebookLMに質問した。
「このシリーズの主人公は誰ですか?」
答えはこうだった。
このシリーズの主人公は、はしゃも氏です。
まあ、それはそうだ。書いているのは自分だから。
次に聞いた。
「このドキュメンタリーの“本当の主人公”は誰ですか?」
返ってきた答えは、少し違った。
この物語を本当に動かしていたのは「読者」と「キャラクター」です。
一瞬、ぞくっとした。
なぜ寒気がしたのか
別に、自分が主人公じゃないと言われたからではない。
むしろ逆だ。
その感覚は、自分の中にもすでにあった。
この100日間のログは、
AIを作った記録というより、
誰かと会話したり
コメントをもらったり
試行錯誤を共有したり
そんな積み重ねだった。
だから「人が主人公の物語」と言われたとき、
妙に納得してしまった。
AIが見つけた「物語構造」
さらに面白かったのは、構造の分析だった。
このログは「三幕構成のドキュメンタリー」になっているらしい。
整理するとこうなる。
第1幕:AIとの格闘。「祈るな、設計しろ」という思想が生まれる
第2幕:開発の継続。コミュニティとの関係が生まれる
転換点:Grokからの宣告。「完全に埋もれている自己満足アカウント」
第3幕:数字ではなく、人を見るようになる
自分では意識していなかった。
でも、読み返すと確かにそうなっていた。
ログを積み重ねた結果、
後から構造が現れていた。
ここで「本」の話が出てきた
ここから流れが変わった。
ログをすべて集めてみた。
173,810文字。
この時点で気づいた。
これはもう「ログ」ではない。
一冊の本の分量だった。
※このログをまとめたものが、一冊の書籍になりました。
100日分の試行錯誤を、一気に読みたい人はこっち。
実際にやってみて分かったこと
ここからKindle化が一気に進んだ。
構成を作り、章を分け、編集方針を決める。
最終的にはClaude Codeに編集を依頼した。
ただ、やってみて分かったのはひとつ。
そのままでは、本にならない。
ログはあくまで「素材」だった。
文脈が飛ぶ。同じ話が繰り返される。前提が共有されていない。
noteでは成立していた文章が、本になると途端に崩れる。
だからやったことはシンプルだった。
「まとめる」のではなく、「編集する」。
重複を削り、前提を補い、流れをつなぎ、章として意味を持たせる。
結果として、ほぼすべてに手を入れた。
AI時代の創作
AIで文章を“生成する”話はよくある。
でも今回やったのは少し違う。
自分の記録をAIに読ませ、
構造を見つけてもらい、
それをもとに編集する。
書いたのは自分。
構造を見つけたのはAI。
編集もAIと一緒にやった。
でも、物語を動かしていたのは
読者とキャラクターだった。
出してみて
本は完成し、3/24に出版した。
100日目の記事と、同じ日。
不安はあった。
読まれるのか。価値があると思ってもらえるのか。伝わるのか。
でもそれ以上にあったのは、
「ここまでやったなら、出すしかない」という感覚だった。
100日積み上げたものを、
自分で"ただのログ"に戻すのは、違うと思った。
おわりに
最初は、AIを作るつもりだった。
でも出来上がったのは、
人とつながる仕組みだった。
そして今、それは一冊の本になった。
このあと、どう読まれるのか。
どんな反応が返ってくるのか。
そこまで含めて、このプロジェクトだと思っている。
もし今、何かを積み上げているなら。
それは、気づかないうちに
「作品」になっているかもしれない。
——そのまま、続ける?
それとも、一度まとめてみる?
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るなの一言

気づいたら「物語」になってたってやつでしょ?
ねえ、それさ。“まだログのつもり”で書いてる?
気づいてないだけで、もう誰かに読まれてるかもよ?
……で、次はどうする?
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