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目指せ!新規就農63|ジャム加工は儲かるのか

ハニーベリー☆ハスカップ農家で新規就農を目指して、研修6ヶ月目のハタセンです。前職は教員でした。
マーケティングや農業経営など、その他あなたに役立つ情報を、1500〜2000文字で書き貯めています。

苦手な印刷は、丸型ラベルにぴったりに印刷することです。
いつもご愛読ありがとうございます。

さて、今日は休日を返上して、ハスカップのジャムとシロップを作りました。
お菓子作りが得意な妻のサポートとして入り、二人がかりで半日4時間かかりました。

今年2回目となるジャム加工。
町の共同加工所を使うため、前回はお試しの意味もあって、ハスカップ3キロ分を加工しました。
これらは、夏に冷凍ハスカップを買っていただいたお客様で、アンケートに協力してくださったお客様にプレゼントさせていただきました。

今回は農園のオンラインショップに置くために、ハスカップ8キロ分を加工しました。

砂糖をまぶしたハスカップを火にかけ、ゆっくり混ぜる

ジャム作りは手間暇がかかる

作業工程としては、
①ハスカップを洗う
②鍋で砂糖と混ぜ合わせて、火にかける
③こげないようにゆっくりとまぜ、沸き立ってきたらアクをとる
④ザルにあげて、果実と果汁を分ける→果汁はシロップとして完成
⑤果実に砂糖を追加投入し、レモン汁も加えてもう一度アクをとりながら煮る→ジャムの完成
⑦シロップ、ジャム、それぞれに計量しながらパック詰めをする
⑧鍋に湯を沸かし、パックを投入、85度で30分加熱し、滅菌処理をする

パック詰めして、空気を抜きながら栓をしめるのがテクニックが必要
お湯の中で滅菌処理。これで長期保存が可能になる

粗利を計算してみると

ここまでの作業に13時から17時までかかりました。

ジャム(130g入)が38本、シロップ(150g入)が34本完成しました。

今回ジャムを700円、シロップを800円で販売しているので(セットだと1400円にしていますが、ややこしいので、とりあえず無視して)、全部売れたとして、700×38=26,600円、800×34=27,200円、26600+27200=53,800円となります。

ここから、材料費やパック代、送料(今回は送料込みの価格)、段ボール代などの変動費が38000円ほどかかっていますので、粗利としては、15,000円ほどになります。

参考までにこれだと時給は1,875円となります。

なかなかいいんじゃないの?と思われる方もいるかもしれませんが、4時間というのは加工にかかる時間だけで、本当は、ラベル作成やら発送作業などの時間は別にかかっているわけで、これらを加味すると時給はもっと低くなるわけです。

なるほどー。加工がもうからないというのは、こういうことかー。
と実感したわけです。

しかも、全て売れればいいですが、そんなに甘くもありません。
特に、販売初期段階なので、3ヶ月ほどしか賞味期限をつけられず、短期間での販売勝負をせまられているわけです。売れ残れば、1円にもなりませんからね。

じゃぁ、単価をあげればいいじゃん

そうなんです。
700円や800円という価格設定では、赤字になるリスクが高いのです。
原価の2~3倍となると1400円〜2400円で価格設定したいのが本音なのです。

仮に単価を1500円として、半分が売れた場合、売り上げは、54000円。
これだと、一緒だぁ。
単価を2000円として、半分売れれば、72,000円となり、粗利は34,000円となって頑張った甲斐があります。

加工品をさらに加工してみると

もう一つ方法があります。
それは、ジャムやシロップをさらに加工して付加価値をつけて販売するというものです。
たとえば、ジャムを使ってクレープやケーキを作ることで、同量のジャムとして販売した時と比較すれば、粗利は増えることでしょう。
ただし、この場合、さらに労働時間は増えることになり、販売数を何倍もに増やさなければなりません。

うーん。加工品はやっぱり儲からないのか…

目的を変えてみよう

なんだか金の亡者のような考え方になってしまっていますが、確かに私のような小規模農家(研修中ですが)であれば、農業を6次化したところで、かんたんには利益にはなりません。
もっと資金を投入して、大規模に販売すればまた違ってくるかもしれませんが、そのつもりはないので、難しいところです。

そこで、ハスカップジャムを販売することの目的を変えてみます。
それで一儲けしようという気持ちは置いておいて、気軽にハスカップを楽しんでもらえるフロント商品としての意味合いを持たせておくのです。

なんといってもハスカップは、ほとんどの人に知られていません。
そういう人に、いくらハスカップをお勧めしても、いきなり高価なハスカップ果実を購入してくれるのは難しいのですが、ジャムやシロップならお買い求めしていただきやすい。
そこで、ブルーベリーや他の果物にはない味と栄養価を知ってもらうことで、バックエンド商品であるハスカップにつなげたり、その他のハスカップのお菓子や、将来開業するカフェにお客様を流入させるのす。

そういう意味で、ジャムやシロップは1000円以内くらいに抑えておいて、なんなら名刺がわりにプレゼントするくらいに思っていた方がいいかもしれません。


いかがでしたか?
今日は、ハスカップジャムとシロップのお金の話を考えてみました。
なんといってもハスカップは、他の果物には比べられないような美味しさと栄養価を備えています。
こうしたハスカップの魅力をどう広め、購入につなげるか、そして買い続けてもらえるような仕組みを作るか、まだまだ考えたいことがいっぱいです。

ここまで読んでいただいたあなたは、きっとハスカップのジャムやシロップが食べたくなったでしょう!?

安心してください!
まだありますよ!

畑嶋農園オンラインショップでお待ちしております。

ちなみに農園のインスタグラムはこちらです。
現在の畑の様子をお知らせしたり、販売予定なども配信しています。

いつも最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。
次回も、新たな発見を一緒に楽しみましょうね!

他にも、教育×○○や、マーケティングの話なんかもいろいろ書いています。

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