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電車で遭遇したあざとイクメンが許せない!

キャップにTシャツで短パンのイケメン風のパパ。

幼い息子2人と電車に乗って来た。

僕の両隣の席が1つずつ空いていて、片方にパパが座り「はい座ってー」と息子らを誘う。

僕は席を1つずれてスペースを空けるとパパは「あっすいませーん」と軽くお礼。

何か当然みたいな顔されたのが微妙に引っかかる。

まあまあまあ。

けど、おそらく席を譲らなかった場合、あえて僕の両隣に息子らを座らせ、僕を挟みながらの会話などを展開し、気まずさという間接的な攻撃を仕掛けてくるだろうな。 

そう思わせる何かが彼にはあった。

子供達には優しく気さくに話しかける様子が好感を持たれそうで、察するに幼稚園の保育士からは「◯◯君パパかっこ良い」とか言われてそうだし、本人もそれを見越した態度を取ってるだろうなと俺は決めつけた。

そして、子供が靴を履いたまま座席の上に乗って窓の外を見始めた時、早くも最終ジャッジが下る。

彼は注意しなかった。

答えは出た。

こいつ、俺の高校にもいたような嫌な奴と同類だ。

仲間内や女子からは一定の人気や信頼を得つつも、自分のテリトリー外の人間を品定めして敵意や対抗意識を向けるか存外に扱うタイプの輩だ。

息子の持ってる子供用の小さい傘の先端が僕の足に当たった時、彼は息子に優しく注意するだけでこちらには謝らなかったので、自分の見解は正しさを増していった。

彼を嫌う人間はきっと少ないだろう。

こういうタイプは、自分に対してポジティブな態度の人間しか視界に入れない。
嫌ってくる相手は自動的に離れる。無意識下に働くその作用のせいで、自分の落ち度を省みない。

期せずして子供を介して刹那の交流をせざるを得なくなった自分は、彼が持つ嫌な部分とわずかに触れ合ってしまった。

相手の持つ100項目のうち、あまり顔を出さない負の1項目に出くわす事がたまにある。

他の人は良好な数十項目と関わり、汚点も帳消しされたりするのだろうが、自分だけマイナスの部分に当てられてしまうパターン。

だから共感を得られたりせず、味方も出来ずに不満やストレスを抱えて余計な恨みを持つ。

こういう経験をたまにする。

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