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「食べれなきゃ、生きていけないんだ・野菜を作る、運ぶ、売る買う、食べる~新規就農への記録その60」

昨日は、
妙高市の隣の市の上越市にある、
直売所に生産者登録するにあたり、
JAの准組合員になってきた、
という話を書きました。
これで直売所を2つ
確保できたことになります。

これまで決まっていた販売ルートは、
①妙高市の直売所「ひだなん」
②自分のホームページ上のネットショップ「BASE」
この二つに合わせて、
自分の畑などでの直売を組み合わせていこうと。
ただ、「はたけのいす」の固定客ができるまでは、
②のネットショップは現実的ではなく、
かといって、
今後野菜ができたとしても、
たくさんできた場合、
販路が一つというのも心もとない。
というか、最初から、
直売所でたくさん売れるとは限らない。
複数売る場所を確保するのは、
最初は大事な気がしてきたので。

ただ、上越市は少し距離があるので、
軽トラのガソリン代がかかるかなあ…
とは思うのですが、
とりあえずチャレンジしてみたい。
そう思ったわけです。

この直売所は「あるるん村」といって、
この地域ではかなり大きい直売所です。
そして、
JAが運営しているということもあり、
生産者さんも700人弱いるそうで。
…埋もれないかな、自分(笑)。
ただ、やってみなければ始まらない。
まずは行動あるのみ!
「はたけのいす」という名前の野菜を手に取って、
「なんだ、はたけのいすって?」と思ってもらえたら、第一段階突破(笑)。
そして、なんとか
ホームページかnoteに来てもらう。
これが第二段階ですね。
そして、メールとかで連絡もらえたら、
第3段階突破、ということで。
先が長いですが、
じっくり取り組んでいきたいと思っています。

まずは、実績を作ること。
それはまさしく、「野菜作り」!
1反の面積でできることを
この1年で見極めたい。
今、作付け計画を立てているのですが、
収穫量から売り上げを予想すると、
なかなか厳しい。
まずは、少ない面積で、
売り上げを産み出す仕組みを考えねば。

いわゆる大根とか、キャベツとか、
「収穫したら終わり」という野菜から、
いわゆる、ミニトマトとかインゲンとか、オクラとか、「繰り返し収穫できる」野菜に軸足を移していくことが、
面積の小さな農家の一つの作戦かなと。
少量多品目栽培の中でも、
どの野菜を主力に育てるか。
その辺りが大事になってくるのかな、
と感じています。

あとは、価格設定。
野菜ひとつ、なんでも100円的な時代は
終わりつつあるように思います。
キャベツ1個1000円とは言いませんが、
1個200円くらいの値段で推移してくれたら。
もちろん、もう少し高めに
設定できれば助かりますが、
こればかりは、周りの生産者さんたちの値付けを参考に、
いろいろ学んでいこうと思います。

とりあえず言えることは、
直売所での販売で、
「農薬や化学肥料使ってません」は、
あまり意味がなく、
「安さ」の土俵で勝負することが多くなること。
無農薬という価値よりも、
「安い」「美味しい」という価値。
そもそもですが、大都市圏と違って、
新潟県の、さらに上越地域という
人口が少ない商圏では、
有機的な野菜を求めている人は少ないと思われます。
まあ、そもそも
自分で自分の野菜を作っている人の割合が大きいわけで。
買う必要があまりない、
とも言えますね。

じゃあ、
宅配で必要としている人に届ける?
とはいえ、送料的に
二の足を踏むお客さんが多いはず。
野菜より送料の方が高い。
野菜の値段が安すぎるのかもしれないですけど、
現実は、送料の方が高い。
そこまでして、
買おうと思える商品を作れるのか。

これからは、これ以上、
流通に負荷をかけられない時代になっていくでしょう。
もちろんスーパーに並んでいる野菜も、
産地の収穫する時期を見極めながら、
今の時期は○○地域のキャベツ、
数か月は△△地域のキャベツと、
ずらして流通させていて、
すごく遠い場所から野菜を仕入れているおかげで、
いつも切れ目なく、
いつもの野菜が並んでいたりする。
そこにももちろん、
「送料」はかかっている。
目には見えないけれど。

地産地消。
最後はそこに行きつくのかな。
ただ、そうすると、
大都市の「食」をどう支えるのか。
悩ましい…。
ただ、フードロス、
廃棄しなければならない「食」の割合も、
大都市は大きいと思うので、
一緒に抱き合わせで
考えていく問題なのかもしれない…

ごめんなさい。
なんだか、書きながら
まとまりがなくなってきました💦
最後、ちゃんと着地できるかな?
せっかくなので、もう少しだけ…

私の場合
一番初めに教わった畑の師匠が、
有機農業に取り組んでいた方でした。
無農薬、無化学肥料。
自分にはそのテーマの、
どれだけのことが吸収できたのかわからないのですが、
慣行農法との違いを含め、
学ばせていただきました。
でも、決定的に有機農業が難しいのは、
「大量生産ができない」
これに尽きるのかな、と。

ただ、考え方によっては、
農業に関わらない人口が多いから、
大量生産しなければならないわけで、
農業に関わる人が増えれば、
大量生産の必要性も減らせるはず。
あくまでも有機農業は、
それぞれ個人個人が、
生きていくための「食料」を、
可能な限り無理のない範囲で自分で作り出す。
そのための「小回りの利く」方法なのだと思っています。
だから、小規模であっても
問題はないはず。

「家庭菜園」という仕組みは、
考えようによっては、
もっと普及してもいい。
それを、地方の年配の方は、
生活の一つとして組み込んで
その土地で生きてきている。
そして、足りないものを、店で買う。
このサイクル、
学べることが、多い気がしています。

私的には、
師匠から教わったことプラス、
「まとまったお金がなくても、新規就農できる方法」を追求した結果の、
農薬や化学肥料、大きな機械を使わない農業だったりします。
「農業に関わりたい」という人たちが、
できるだけお金のことで「二の足」を踏まなくて済むようになれば、
日本の「食」を担うには力不足でも、
もう少し担い手のすそ野は
広がっていくんじゃないか。
そして、家庭菜園の
少し大きくなった規模でもいい。
農業に関心をもって、
実際に取り組む人が増えていったら、
その地域の、
地産地消の一翼は担えるんじゃないか。
そんなことを思ったりするわけです。
結局、仕事も、レジャーも、
食べれなきゃ、
何もできないんですよね。
そのことを、
もう少し考えなきゃいけない時代に
なってきていると思うのです。

もちろん、すべての人が
農業に関われるわけではないことは理解しています。
そのための慣行農法であるし、
私も、そのお米を
毎日大切にいただいています。
その農法の中には、
今までの農業に関わってきた方々の、
知恵と技術が凝縮されていると思うのです。
農薬にしても化学肥料にしても、
幾多の自然災害、飢饉などの
あらゆる困難を乗り越えるための
「発明」だったといえるでしょう。
それを、きちんと次の世代に
受け継いでいかなければ、と思います。

今は、どの業界も人手不足。
人口が減っているのですから、
当然の流れと言えるのでしょう。
それを受けての、
時代は農地の集約、
効率的な大規模経営。
国もそれを推し進めています。
それに対して
自分がやろうとしていることは、
全く逆行しているスタイル。
既存の農家さんからどう見られるのか。
ちょっと不安もあるのも事実で…。

今まで4年間、
労働時間は平日朝夕1時間、
週末土日、5時間ごと。
3aまではそれが可能だという手応えがありました。
それを専業として10a取り組む。
その中でどんなことが、
どこまでできるか。
なんというか、
実験的な意味合いもありますが、
自分なりにできるかどうか、
試してみたいと思っています。

兼ね合いも見定めながら、
農薬も、化学肥料も、
必要とあれば、
視野に入れる必要も出てくるでしょう。
1反すべての青虫たちを
つまんで捕殺することができるか。
すべての野菜に防虫ネットを張るのは、
効果的とは思いつつ、
資材費、設置の手間など、
別の悩みも出てくるし。
そもそも、
アブラ虫とかだったら取り切れない!
うどんこ病とかの「カビ」になると
手では取れないし、
大量のカメムシに来られたら…。

今年まず重点的に取り組むこと。
まずは、
風通しを良くすることを心掛ける。
株間も、
一般的な間隔より広めにとり、
千鳥植えも交えながら、
工夫してみたい。
そして、防虫ネットの範囲の拡大。
そしてそして、マメな草刈り。
日々の圃場巡回。
基本に忠実に、できることをやっていくつもりです。

まあ、美味しい野菜を作れば、
最終的に買ってもらえるとは思うのですけど、
まだまだ技術的に未熟なので、
勉強しないといけないですね。

ただ、
「ああ、畑って、楽しい!」とか、
「気持ちいい!」という気持ちは、
いつも忘れずに
作業をしていきたいと思ってます!

いつもそうですが、
あっちいったり、
こっちいったりの文章。
今日もお読みいただき、
ありがとうございました。




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