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野菜を虫に食べられて困っている人へ。

虫に食べられたら、まず窒素過剰を疑うのじゃ

虫の被害を減らしたいなら、
肥料を入れず
堆肥だけで野菜を
育ててみるのじゃ。

立派な野菜を育てたいと思い
元肥をしっかり
入れたくなると思う。

じゃが、そこで肥料を
たっぷり入れると
虫を呼ぶことになるぞ!

窒素が多い野菜は
虫が大すき!

窒素は、野菜を大きく
育てるための栄養じゃ。

人間でいえば、ごはんの
ようなものじゃな。

しかし、ごはんも食べすぎれば
動けなくなる。
野菜も窒素をもらいすぎると
葉や茎が急に大きくなり
やわらかく育つ。

やわらかい葉は
虫にとって食べやすい。

しかも、窒素を多くもらった
野菜には、
虫が好む成分が増える。

つまり、立派な野菜を育てる
つもりで肥料を入れたのに
知らないうちに
虫を呼んでしまっているわけじゃ。

厄介なことに虫だけじゃなく
病気にもかかりやすくなるぞ。


仙人でも、大きな野菜を
見るとうれしくなる。

「もっと肥料を入れれば
もっと大きくなるぞ」

そんな欲も出る。

じゃが、その肥料が虫まで
元気にしていたら
笑うに笑えんのう。


虫が寄りにくい野菜を育てるには?

1.肥料を入れず、堆肥を入れる

化学肥料だけではないぞ。

油かすや鶏ふんなどの有機肥料も
いったん休ませるのじゃ。

土づくりには、よく熟した
堆肥を使う。


オススメはバーク堆肥じゃ。

仙人は10aに100トン以上の
バーク堆肥を
入れている畑もあるぞ。

…しかしこれは入れすぎじゃ。

バーク堆肥を入れすぎると
コガネムシの幼虫がふえて
大変なことになるから要注意!

袋に書かれた量を確認し、
小さな畝から試すのじゃ。

まずは秋冬野菜からやってみる

初心者は、秋冬の葉物野菜から始めるとよい。

秋冬は夏より虫の動きが少なく
栽培期間も短い。

だから、肥料を入れない
育て方を試しやすいのじゃ。

追肥をせず、野菜を観察する

野菜の育ちが少し遅いと
肥料を足したくなる。

じゃが、すぐに追肥してはいかん。

まずは葉を見るのじゃ。

葉が濃い緑色でやわらかく
大きくなりすぎているなら
栄養が足りないどころか
多すぎる可能性もある。

反対に、

  • 葉の色が明らかに薄い

  • 生育が止まっている

  • ほかの畝より極端に小さい

という場合は、堆肥の量や
土の状態を見直す。

それでも育たないときだけ
少量の肥料を考えればよい。

最初からドサッと入れず
少しずつじゃ。

虫が増えたら、翌年は堆肥を減らす

虫が増えたら、まず
「窒素が多すぎたサイン」と考える。

前年より堆肥を減らす。
追肥をやめる。

こうして、自分の畑に合う量を
探していくのじゃ。

ただし、堆肥を減らしても
虫が多いなら
別の原因も見る必要がある。

虫の種類、季節、防虫ネット、
風通し、周りの雑草などじゃ。


収穫量と虫の少なさ、どちらを選ぶ?

肥料を入れれば
野菜は大きく育ちやすい。

その代わり、虫の被害も増える
ことになる。

肥料を控えれば
野菜は少し小さくなるかもしれん。
じゃが、虫にボコボコにされる
被害を減らせる可能性がある。

大きな野菜をたくさん
採りたいのか。
少し小さくても
農薬を使わずに育てたいのか。

どちらが正しい
という話ではない。

野菜づくりは自分が納得できる
ところを探す遊びでもあるのじゃ。


虫や病気が増えたら、
最初に窒素過剰を疑う。


これが畑仙人の基本じゃ。

いきなり畑全部を変えなくてよい。

まずは一畝だけ。

葉の色と虫の数を
記録してみるのじゃ。

野菜の栽培は、
ちょうどよい量を
見つけるゲームなのじゃ。

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