傾聴
【傾聴(けいちょう)】とは、
相手の話を注意深く聞き、相手の気持ちや考えを理解しようとするコミュニケーションの技術。
お話の合間に、「うんうん」「はい…はい…」という表現を用いるだろう?あれの事である。
相手のお話を引き出す潤滑剤の役割を果たす為、非常に重要な技術。
…簡単な事だと思わなかったか?
うんうんうんうんうん!!
はいはいはいはいはい!!
と言えばいいと思ってはいなかったか?
だとしたら…君は井の中の蛙だ。
いや、虫かごの中の蟻だ。
否、プレパラートでのたうつ微生物だ。
軽視しているならば…安直過ぎると思い、あえて三段構えで理解を求めた。
わかって頂きたい。
それほどまでに、凄い技術なのだ。
…そんな【傾聴の効果】をおさえていこう。
①相手との信頼関係を築くことができる
②相手の気持ちや考えを深いレベルで理解することができる
③意思疎通の効率化や相互理解を高めることにも影響する
ちゃんとした傾聴ができたならば、上記のメリットを享受することが可能となる。
怪しいセミナーに参加しなくても、
転生しチートスキルを手に入れなくても、
傾聴を突き詰めるだけでも、人間関係は深まるという事は容易に想像できるし…わかってもらえた事だろう。
…それでは、本日の肝である傾聴技術…その根幹へと迫ろう。
【傾聴のポイント】
①相手の立場に立って、相手の気持ちに共感する。
──自分が話すの視点ではなく、相手の立場に立ち、相手の状況や、心境や、感情や、行動など…。多角的に想像しながら心境を思考し、共感を示す。
②相手の話を善悪の評価、好き嫌いの評価を入れずに聴く。
──自分の好みや価値観を挟んでしまうと、傾聴とは呼べなくなってしまう。自分ではなく、相手の事で思考を満たす事が大事。
③相手の話を否定せず、なぜそのように考えるようになったのか、その背景に肯定的な関心を持って聴く
──相手の言葉に否定を交えるのではなく、何故その言葉の至ったのかの背景…過程…根っこ…の部分を関心を持って思考する。
④相手の表情や声のトーン、しぐさなど非言語的コミュニケーションにも意識を向ける。
──視覚を用いて、観察するように相手を見ることで非言語の情報を得る事ができる。大衆は普段、意外と他者を見ていないので、意識して相手を見よう
⑤「うなずき」「あいづち」「繰り返し」「言い換え」を意識する。
──相手の言葉にしっかり頷き、タイミングを見極め相槌を打ち、言葉の端を繰り返して、文章を要約してあげる。ここまでくれば、心・技・体、全てで傾聴を極めていると言えるだろう。
…色々言ったが、要するに【真剣に相手のお話を聞け!】である。
相手の方に身体を向け、真剣にお話を聞き、適切な相槌を打てば…傾聴はその技術効果を貴方へ贈るだろう。
自分のお話を熱意や反応を持って聞いてくれる人を嫌いになれるわけがない。
自分の気持ちや考えを深い所まで理解してくれる人を嫌いになれるわけがない。
意思疎通が取りやすく、自分の理解者となりえる人を嫌いになれるわけがない。
他者にとって…上記のような相手に貴方がなれば?
そう…嫌いになれるわけがない。
好かれないわけがないのだ。
