日本で売上1,000億円。韓国ノースフェイス古着に販売機会はあるか

THE NORTH FACEの日本売上が、1,000億円を超えました。

韓国ノースフェイス古着に興味がある方にとって、この数字は単なるブランドニュースではありません。

日本でブランド需要がどこまで広がっているのか。韓国で展開される商品に、日本人の関心はあるのか。そして、その関心を古着販売につなげられるのか。

今回は、公開されている市場データと企業の決算資料から、韓国流通のTHE NORTH FACEを日本で扱う可能性を考えます。

先に結論を言うと、販売機会はあります。

ただし、「韓国の商品だから」「ノースフェイスだから」という理由だけでは足りません。

古着市場は、全体より衣料分野が速く伸びている

まず、土台となる日本の古着市場を見てみます。

環境省の調査資料に掲載された業界推計によると、衣料・服飾品のリユース市場は、2018年の3,379億円から2023年には5,913億円へ拡大しました。

年リユース市場全体衣料・服飾品2018年2兆1,880億円3,379億円2021年2兆6,988億円4,587億円2022年2兆8,976億円5,119億円2023年3兆1,227億円5,913億円

5年間で、市場全体は42.7%増。衣料・服飾品は75.0%増です。

つまり、古着はリユース市場の中でも、比較的速いペースで取引金額を伸ばしてきたカテゴリーです。

この伸びから見えるのは、「古着なら誰でも同じように販売できる」という未来ではありません。

むしろ、商品数が増えるほど、購入者は次の情報を必要とします。

  • ブランドや商品の背景

  • 新品との違い

  • サイズと実寸

  • 使用感や傷の状態

  • その価格で買う理由

古着を見つける力だけでなく、選び、説明する力に価値が生まれる市場になっています。

参考:環境省「令和6年度リユース市場規模調査報告書」

日本のTHE NORTH FACEは10年間で約5倍

次に、THE NORTH FACEそのものの需要を見てみます。

Goldwinの中期経営計画によると、日本のTHE NORTH FACE売上は、2024年3月期までの10年間で約5倍に成長し、975億円に達しました。

2025年3月期には1,015億円となり、日本での輸入販売開始以来、初めて1,000億円を超えています。

地域確認できた販売規模・動き世界2026年3月期は40.058億ドル、前年比8%増日本2025年3月期は1,015億円、10年間で約5倍韓国運営会社売上は過去最高。WHITE LABELは若年層から強い支持

世界でも、VF Corporationが開示した2026年3月期のTHE NORTH FACE売上は40.058億ドル。前年比8%増でした。APACも7%増えています。

日本だけの一時的な流行ではなく、世界規模のブランド需要があります。

一方、日本での成長を支えているのは登山用品だけではありません。

Goldwinは、アウトドアで培った機能を日常着へ広げる「CORE & MORE」を成長戦略にしています。街着、バッグ、シューズ、キッズなど、購入される場面そのものが広がっています。

ここが、古着販売を考えるうえで重要です。

すでに日本で知られているブランドだからこそ、購入者にゼロから価値を説明する必要がありません。

参考:Goldwin中期経営計画Goldwin Integrated Report 2025VF Corporation 2026年決算

韓国企画に、日本人の関心はあるのか

では、日本で知られたTHE NORTH FACEと、韓国で展開される商品はどうつながるのでしょうか。

韓国では、アウトドアだけでなく日常着として展開するWHITE LABELが、Z世代を中心に支持されています。

Goldwinの2023年のIR資料には、韓国の明洞旗艦店で、日本人女性によるWHITE LABEL商品の購入が目立つという記載があります。

さらに2025年度には、韓国で人気のWHITE LABELの一部商品を、日本のGoldwin公式ECで再び販売し始めました。

これは、少なくとも次の2点を示しています。

  1. 日本人が韓国企画の商品に関心を持っている

  2. 日本の公式運営側も、国内で販売する価値を検討している

韓国企画には、日本で馴染みのあるブランドでありながら、日本企画とは違うデザインやシルエットを提案できる可能性があります。

言い換えると、「知っているブランドなのに、見慣れない商品」です。

この距離感は、無名ブランドにはない販売上の強みになります。

参考:Goldwin 2023年11月IRGoldwin 2025年11月IR

公式販売が始まった今、古着に価値は残るのか

ここで、一つ疑問が出ます。

「WHITE LABELを日本の公式ECで買えるなら、韓国古着を扱う意味はなくなるのでは?」

これは、取扱前に考えるべき重要な質問です。

結論として、価値がなくなるわけではありません。ただし、価値の作り方は変わります。

「日本未発売だから希少」と一括りにするのではなく、次の違いを見る必要があります。

  • 現在の公式販売にはない過去年式

  • 日本企画と異なるデザインや配色

  • 新品では選べない価格帯

  • 使用感を含めて雰囲気が出る商品

  • 現在の日本市場で説明しやすいサイズとカテゴリー

一方で、公式新品や並行輸入品が値下げされていれば、中古価格の上限は下がります。

つまり、「韓国ノースフェイスなら何でも価値がある」のではありません。

日本で販売する年代・品番・状態・価格を選ぶこと自体が、販売価値になります。

韓国ノースフェイス古着に販売価値が生まれる4条件

市場とブランドのデータから考えると、次の4条件が重なる商品に販売機会があります。

1.ブランド需要がすでにある

日本で1,000億円を超えるTHE NORTH FACEの需要基盤があります。知られていないブランドを一から説明する販売とは、スタート地点が違います。

2.日本企画との違いを見せられる

デザイン、シルエット、配色、用途など、購入者が写真を見て違いを感じられる必要があります。「韓国の商品です」だけでは販売理由になりません。

3.公式新品と競合しない

過去年式、状態、価格、デザインのどこかに、新品を選ぶ場合とは異なる理由が必要です。

4.商品を根拠付きで説明できる

品番、タグ、実寸、素材、状態、流通経路を確認できなければ、見慣れない商品であることが、そのまま購入者の不安になります。

この4条件のうち一つでも欠けると、「韓国流通」という特徴だけでは売れにくくなります。

弊社が「ノースKORIA」と呼んでいるもの

本メディアでは、弊社が取り扱う韓国流通のTHE NORTH FACE古着カテゴリーを「ノースKORIA」と呼んでいます。

THE NORTH FACEの公式商品名や公式ライン名ではありません。

ノースKORIAで目指しているのは、韓国の商品を無条件に集めることではなく、日本で販売する前提で商品を見ることです。

  • 日本の購入者へ違いを説明できるか

  • 状態とサイズを確認できるか

  • 公式新品を含む現在の相場と競合しないか

  • 仕入れ後に販売者が扱いきれるか

具体的にどの年代・カテゴリーを扱うか、どのような商品を除外するかは、入荷状況と販売者の経験によって変わります。

そのため、記事上で固定の商品リストや一律の利益額は掲載していません。

自分の販売方法に合うか知りたい方へ

ここまで読んで、次のどれかが気になった方は、ノースKORIAを検討する段階に入っています。

  • 現在、どのような商品を扱えるのか

  • メルカリ販売と店舗販売では、選ぶ商品が違うのか

  • 初心者と経験者で、最初の商品構成はどう変わるのか

  • 日本企画のTHE NORTH FACEと一緒に販売できるのか

  • 商品の品番や状態は、どこまで確認されているのか

  • 公式新品と競合しにくい商品はあるのか

問い合わせの段階で、入会を決める必要はありません。

「現在の商品例を見たい」 <br>「品番や検品について質問したい」 <br>「自分の販売方法に合うか相談したい」

この中から、知りたい内容を一つだけご連絡ください。現在案内できる範囲から回答します。

まとめ

衣料・服飾品リユース市場は、2018年から2023年までに75.0%拡大しました。

日本のTHE NORTH FACEは10年間で約5倍に成長し、売上1,000億円を超えています。世界でも40億ドル規模で、韓国企画には日本人の関心も確認できます。

この3つが、韓国ノースフェイス古着を日本で販売する可能性の土台です。

ただし、価値を決めるのは「韓国」という言葉ではありません。

日本で知られたブランド需要に対して、公式新品では拾えない年代・デザイン・状態を選び、根拠を持って説明できるか。

そこに、ノースKORIAの販売価値があります。

FAQ

韓国のTHE NORTH FACEは、すべてWHITE LABELですか?

いいえ。韓国流通の商品とWHITE LABELは同義ではありません。商品ごとに品番や公式情報を確認する必要があります。

WHITE LABELは日本未発売ですか?

一律には言えません。Goldwinは2025年度に、一部商品の日本公式EC販売を再開しています。年代や品番ごとに確認が必要です。

韓国ノースフェイス古着は、日本で人気がありますか?

日本人による韓国現地での購入や、日本公式ECでの販売開始から関心は確認できます。ただし、古着の品番別販売率や平均販売日数は公開統計がないため、個別商品の実績を見る必要があります。

副業初心者でも取り扱えますか?

販売経験がなくても検討できますが、撮影、採寸、状態説明、発送、購入者対応は必要です。経験と作業時間に合う商品構成を確認してから始める方が安全です。

問い合わせると、入会が必要ですか?

質問や商品確認の段階で入会を決める必要はありません。現在の商品例、販売方法との適合、取扱開始までの流れを確認してから判断できます。


最終更新: 2026年8月2日

広告・利害関係の表示:この記事は、弊社が取り扱う「ノースKORIA」への理解と取扱相談を目的として作成しています。利益や販売結果を保証するものではありません。「ノースKORIA」は弊社内の呼称であり、THE NORTH FACEの公式名称ではありません。THE NORTH FACEおよび関連する名称・商標は各権利者に帰属します。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事は noteマネー にピックアップされました

noteマネーのバナー