母の日に思う|発達グレー児ママだからこそ伝えたいこと
お花をもらっても、手放しで喜べなかった私へ
母の日。SNSには、子どもからの手紙やカーネーションの写真が並びます。
でも、我が家はちょっと違いました。
「ママありがとう」と素直に言えない娘。
「描いたよ」と差し出された絵には、なぜか“ママ”ではなく“恐竜”。
ちょっと切なくなったけれど、ふと思ったんです。
——“この子がこの子らしく、今日まで元気でいてくれたこと”それだけで、十分すぎるじゃないか、と。
この記事では、「母の日」に感じたモヤモヤと、発達グレー児を育てるからこそ気づいた大切な視点を、ママたちと分かち合いたいと思います。
この記事を読むと:
発達グレー児ママの“あるある”に共感できる
モヤモヤの背景にある心理をひもとける
自分を責めないための視点が得られる
【1】「母の日」がしんどくなる瞬間って?
「お手紙をもらえなかった」 「“ありがとう”が言えない子ども」 「母の日という“正解”から外れてる気がして苦しい」
これ、発達グレー児ママにはよくあることです。
言葉の遅れや、感情表現の不器用さ。 行事の意味がわからない、予定通りに動けない。
普通の子なら当たり前のようにこなす“イベント”が、うちではうまくいかない。
でも、それって本当に“ダメな母子関係”なんでしょうか?
【2】表現のかたちは一つじゃない。「ありがとう」が“見えない”だけかもしれない
発達グレーの子どもは、「ありがとう」や「大好き」を言葉にするのが苦手なことがあります。
でも、じっとそばにいてくれたり、お気に入りのおもちゃを見せてくれたり——
それって、実は立派な「愛情表現」かもしれません。
私の娘は、たまに私のコーヒーを淹れてくれます。 夜、私がソファーで「はぁー」とため息をついて寝転んでると、息子はよしよしと頭を撫でてくれます。
言葉じゃなくても、「ママが好き」「ありがとう」と思ってくれてるのだと思います。(多分w)
私たち大人が、“伝わりやすいカタチ”にとらわれすぎていたのかもしれません。
【3】「いい母」じゃなくて、「うちの子の母」であればいい
母の日になると、「こんな母でいいのか」と自己評価が下がる人が多いようです。
でも、発達グレー児ママにとって大事なのは、 “世間的にいい母”ではなく、“その子にとって必要な母”であること。
たとえば:
「できたね!」と毎日抱きしめる
泣き叫ぶ子を、ただ抱えて安全な場所まで運ぶ
「みんなと同じ」じゃなくて「その子のペース」を守る
——それだけで、十分すぎるくらいの“母”です。
【4】母の日は、ママ自身に「お疲れさま」を贈る日でもいい
誰かに「ありがとう」と言ってもらえなくても、 自分自身が、自分に「ありがとう」と言える日にしてもいいんです。
「今日も頑張った、私」
「ひとりで泣いてたけど、ちゃんと朝を迎えたね」
「誰にも気づかれなくても、あなたは偉い」
SNSで“キラキラ母の日投稿”を見るのがつらいなら、いったん閉じてもOK。
お気に入りのコーヒーを飲んで、「私は私のペースでやってる」と思えたら、それが何よりの贈り物です。
【5】発達グレー児ママが母の日に伝えたいこと
最後に、これを読んでくれているあなたへ。
母の日に言葉をもらえなかったとしても、 プレゼントがもらえなかったとしても、 「お母さん、ありがとう」の代わりに癇癪だったとしても、
あなたは十分、がんばってます。
そして、あなたの子どもも、きっとがんばってます。
それぞれのペースで、親子は少しずつ“わかり合える”ようになっていく。
「伝わってない」と思っていた気持ちは、実はちゃんと伝わっていた。
母の日は、そんな“気づきの記念日”でもあるのかもしれません。
母の日に「完璧な母」である必要はない
母の日というイベントに、私たちはつい“ちゃんと感謝される日”を期待してしまいます。
でも、発達グレーの子どもたちは、その子なりの方法で「ありがとう」を届けてくれている。
"誰からも感謝されない私"ではない!
そのことに気づけたとき、胸がチクッとする気持ちは少しだけ軽くなるはずです。
今年の母の日も、どうか「がんばってる自分」にいつもおつかれさま!と言ってあげてください。
あなたと、あなたのお子さんに、あたたかな一日が訪れますように。
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