節約より先に「これ」をやめたら、お金が残るようになった|発達グレーママの家計立て直し
節約レシピより先にやめるべきことがあった。家計を立て直したきっかけの話
「毎月ちゃんと節約してるのに、なぜかお金が残らない」
そう感じたこと、ありませんか。
私も長い間そうでした。食費を削って、外食を減らして、特売品をチェックして…
それなりに頑張っているつもりなのに、月末になるといつも「あれ、どこに消えた?」という状態。
発達グレーの子どもたちを育てながら、療育費・習い事代・学用品…と想定外の出費が次々と重なる日々。「もうちょっと節約しなきゃ」と思うたびに、すでに削れるものは削り切っている気がして、焦りだけが募っていました。
でも、家計が少しずつ変わり始めたのは、「もっと節約する」をやめてからでした。
節約より先にやめるべきことがあった。今日はそのことを書きます。
① 「なんとなく支出」が家計を静かに溶かしていた
まず気づいたのは、我が家の家計の問題が「節約量が足りない」ことじゃなかったということです。
問題は、「なんとなく使っているお金」の多さでした。
たとえばこんなもの。
使っていないサブスク(月額980円×3つ=2,940円)
コンビニでのついで買い(毎回200〜300円)
子どもに頼まれて「まあいいか」と買うお菓子や小物
Amazon「ちょっといいかも」ポチ
1つひとつは大した金額じゃない。でも合計すると、月に1〜2万円になっていることがあります。年間で12〜24万円。これ、かなり大きくないですか?
「節約してるつもりなのに残らない」の正体は、この「なんとなく支出」が多いことが多いんです。意識的に節約している部分を、無意識の支出がじわじわと相殺してしまっている。
家計を立て直す最初のステップは、節約の強化より「見えていないお金の流れを見える化すること」でした。
② やめたのは「家計簿をつけるのをやめること」
……と言いたいところですが(笑)、実は私は家計簿が続かないタイプです。
発達凸凹ママあるあるかもしれませんが、毎日細かくつけるのが本当に苦手で。1週間くらいは続くんですが、だんだん面倒になってくる。そして「まあいっか」となってやめてしまう。
そんな私が試して効果があったのは、「家計簿をやめて、ざっくり記録に変えること」でした。
具体的には、月に1回だけ通帳とクレジット明細を見て、「今月のカテゴリ別の使途」をざっくり確認する。食費・光熱費・子ども関係・その他…というくらいの大まかな分類で十分。
細かくつけなくても、眺めるだけで「あ、今月子ども関係の支出が多かったな」「サブスク、また3つも引き落とされてる」とわかる。これだけで十分な気づきが得られます。
家計管理を「毎日の作業」から「月1回の振り返り」に変えたら、続くようになりました。
③ 本当にやめてよかった「3つのこと」
実際に家計が変わったのは、以下の3つをやめてからです。
やめたこと①:「安いから買う」
セールや特売品に弱い私は、「安かったから」という理由で不要なものを買いがちでした。でも「安い×使わない」は節約ではなく浪費。
今は「必要だから買う」だけにしました。特売のお菓子を衝動買いするのをやめただけで、毎月数百円〜千円単位で変わってきます。
やめたこと②:「使っていないサブスクをそのまま放置する」
以前は動画サービス1つ・音楽サービス1つ・アプリ課金1つを「まあいっか」と放置していました。全部合わせると月3,500円以上。年間で4万円超えです。
3ヶ月以上使っていないものは即解約するルールにしたら、月2,000円以上が浮きました。
やめたこと③:「子どもに言われるままに買う」
これが一番難しかった。「買って〜」と言われると、発達っ子の場合は断ったときの癇癪が怖くて、つい「まあ、これくらいなら……」と買ってしまっていました。
対策として取り入れたのが「お小遣い制」です。月500円のお小遣いを渡して、「欲しいものはこれで買う」ルールにしました。最初は大変でしたが、2ヶ月くらいで「自分で貯めてから買う」ができるようになってきました。娘の方が私より自制心があるかも(笑)。
④ 発達グレーママが家計管理で詰まりやすいポイント
発達の特性がある子どもを育てていると、家計管理で詰まりやすいパターンがいくつかあります。
パターン①:緊急支出が多い
療育費、通院費、子どもの気分転換のための外出費など、「急に必要になるお金」が多いのが発達凸凹子育ての特徴です。毎月の固定費と別に、「緊急予備費として月5,000〜10,000円は別に確保する」という考え方を取り入れてから、急な出費に慌てることが減りました。
パターン②:「疲れているときの出費」が多い
ワンオペで疲れているとき、判断力が落ちていて「もうデリバリーでいいや」「これ買っちゃえ」となりやすい。これは意志力の問題じゃなくて、疲弊している状態の自然な反応です。
対策は「疲れているときに決断しない」こと。買い物は体力があるときに。疲れているときはあらかじめ決めたメニュー・ストックを使う。これだけで、衝動的な出費がかなり減ります。
パターン③:「子ども関係費」が見えにくい
療育費(うちは月4,600円)に加えて、習い事もやりたがるのがうちの子どもたち。「療育と習い事、両方はキツい」と感じながらも、子どもがやりたいと言うと削れない…
この部分は「子ども予算」として月に使える上限を決めて、その中でやりくりするようにしました。上限を決めると、「どれを優先するか」を子どもと一緒に考えられるようになります。
⑤ 私が月5,000円のNISAを続けられている理由
「お金が全然ないのに投資なんて」と以前は思っていました。
でも、発達グレーの子どもたちの将来を考えると、「今の節約より未来への備え」が必要だと感じて、思い切って始めた積み立てNISA。月5,000円からのスタートです。
続けられている理由は、「引き落とし日に自動で抜かれる仕組みにしたから」に尽きます。意志力で貯めようとすると、ついつい使ってしまう。でも「最初からないもの」として扱えば、不思議と生活が回るんです。
5,000円なんて大した額じゃないと思っていましたが、1年で60,000円。運用益が多少乗れば、それ以上になります。「療育費1ヶ月分以上が、気づいたら積み上がっていた」という感覚は、思っていたより励みになります。
家計立て直しは、大きく節約することより「小さく仕組みを変えること」が大事だと、実感しています。
おわりに
「節約より先にやめること」を整理すると、こんな感じです。
「なんとなく使っているお金の流れを見える化する」「使っていないサブスクを解約する」「疲れているときに決断しない」「子ども予算に上限を設ける」。
節約は確かに大事。でも、削る前に「どこに無意識に流れているか」を知ることの方が、家計改善の近道だと私は感じています。
発達特性のある子ども達を育てながらの家計管理は、想定外の出費が多くて本当に難しい。でも、少しずつ「仕組み」を変えていくことで、月末に「なぜか残ってる」という状態に近づいていける気がしています。
私もまだ試行錯誤中ですが、一緒にぼちぼち頑張りましょう!
今すぐできる1ステップ: 今月の引き落とし明細を見て、3ヶ月以上使っていないサブスクを1つ解約してみる。
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補足:家計管理に役立ったツール・考え方
最後に、私が実際に使っていて「これはよかった」と思えるものをいくつか紹介します。
家計管理アプリ「マネーフォワードME」
銀行口座とクレジットカードを連携するだけで、自動で支出を分類してくれます。自分で家計簿をつけなくていいので、続けられています。無料プランでも基本機能は十分使えます。「月1回眺めるだけ」の運用にはぴったりのツールです。
「先取り貯金」の考え方
給料日・収入が入ったその日に、まず貯金・投資分を別口座に移してしまう。残った分で生活する、という発想です。意志力に頼らずに貯められる仕組みで、私のようについ使ってしまう人間には特に効果的でした。NISAの積み立ても、この考え方の延長です。
「月1回の家計チェックデー」を決める
毎月同じ日(私は25日)に、通帳・クレカ明細を確認する日を決めました。「今月は療育費の引き落としが重なったな」「食費はいつもより少なかった」と確認するだけで、自分の家計の癖が見えてきます。記録しなくてもいい。眺めるだけでいい。
子どもと「お金の話」をする
「うちはお金が潤沢にあるわけじゃないけど、必要なものは買えるよ」というスタンスで、子どもと話すようにしました。発達の子に伝えるのは難しい部分もありますが、小さい頃から「お金は有限」という感覚を育てておくのは、将来的に大事なことだと感じています。
発達っ子育ての家計は、本当に個別性が高くて「これが正解」とは言いにくい。でも「なんとなく使っているお金を見える化する」「疲れているときに大きな決断をしない」「仕組みで貯める」という基本は、どんな家庭にも通じると思っています。
一歩ずつ、一緒にやっていきましょう。
節約を頑張っているのにお金が残らないと感じているなら、まずは「なんとなく使っているもの」を1つだけ見直してみてください。それだけで、家計の見え方が少し変わるはずです。
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