宮崎出身の鬼束ちひろさんは、清少納言の再来である
私が、宮崎西高校1年生のときに、
宮崎南高校2年生が
歌手としてデビューしました。
下成佐登子さんという方です。
歌の名前は「秋の一日」です。
自分で作詞作曲をして、
ピアノで弾き語りをしました。
名もなき詩人の詩集をめくる衝撃的な歌詞でした。メロディも秀逸!
今でも、
ラジオから流れてきた夜のことを
覚えております。
同じ宮崎市に住んでいる高校生が
こんな詩を作っているのか!
と驚いたものです。

宮崎県出身では、
小坂恭子さんという歌手もいます。
「思い出まくら」という曲は大ヒットしました。
小坂さんには椎葉をうたった曲もあり、
そのご縁で椎葉村に来られたときは、
私の実家の旅館に泊まっています。
そのとき小坂さんからいただいた
サインが実家に残っていました。

さらに、宮崎県出身の歌手として、
鬼束ちひろさんがいます。
「陽炎」という曲の歌詞はすごい。
貴方をさらってしまいたい
春の息吹 夏の風
冷たい水面に言葉を浮かべて 涙がひとつ
貴方をさらってしまいたい
秋の鈴鳴り 冬の吐息
微かな祈りを両手ですくって 涙がひとつ

春はあけぼの 夏は夜
秋はゆうぐれ 冬はつとめて
「清少納言」の再来だと感じました。
春の息吹 夏の風
秋の鈴鳴り 冬の吐息
千年もの時を超えて、
枕草子が見事に置き換えられています。
この宮崎の女流三詩人の曲を聴けば、
心の洗濯ができます。
メンタルヘルスにも
十分に役立つこと間違いなしです。
以上、ひとりの産業医からのアドバイスでした。

塩野義製薬の手代木功社長に会ったときに、
スポンサーとなっている音楽番組
「ミュージック・フェアー」
を続けている理由を聞いたことがあります。
「薬は人を癒すものですが、
音楽もまた人を癒すからです」
という答えが返ってきました。
「わが社の名前には、歌があります」
なぬ?
ローマ字で書いてみると、確かに
「SHIONOGI」の中に「SONG」がある!
「SONG For You」
を会社の宣伝に使っているとのこと。
なるほど!
歌は薬です。
いや、歌は公衆の衛生だった!
